本文
聞こえのチカラとフレイル
聞こえのチカラとフレイルの関係
聴力の低下は、自覚は乏しいですが40代で始まると言われています。難聴が進むと、生活に必要な音が拾えなかったり、人とのコミュニケーションに困ったりし、強いストレスを感じるようになります。
これらストレスは、精神的負担が強く、社会的に孤立しやすいため、抑うつ、不眠、閉じこもり、食欲低下、認知症などのリスクが高まり、『フレイル』になりやすいと言われています。
耳の健康チェック
これらの項目が当てはまると一度受診してみた方が良いかも!?
簡単にチェックしてみましょう。
□ | 話し声がはっきりと聞き取れず、聞き間違えたり聞き返したりすることがある |
□ | 相手の言ったことを推測で判断することがある |
□ | 話し声が大きいと言われる |
□ | 家族からテレビやラジオの音量が大きいと指摘される |
□ | 集会や会場など数人での会話がうまく聞き取れない |
□ | 後ろから呼びかけられると気がつかないことがある |
□ | 車の接近に全く気が付かないことがある |
□ | 電子レンジの音やドアのチャイムの音が聞こえにくい |
□ | 時計のアラームなど、高い音が聞き取りにくいと感じる |
□ | 音の方向感がわかりにくくなる |
□ | 耳が詰まったような感覚が抜けない |
□ | 「ワーン」「キーン」などの音が耳で鳴っている状態が一日以上続く |
□ | 音が割れたようにカシャカシャ聞こえる |
『出典:厚生労働省ホームページhttps://www.mhlw.go.jp/nanntyou/index.html<外部リンク>』
難聴とフレイルを予防しよう
● 聴こえにくさを感じたら、早めに耳鼻咽喉科を受診する
● 認知症などの予防のために補聴器の早期装用を検討する
● 色々な食品をよく噛んで食べ、バランスよく栄養を取り込む(フレイル予防『栄養』について)
● 適度な運動や休養を心がけ、禁煙を意識する(フレイル予防『運動』について)
難聴に関するウェブサイト
厚生労働省ホームページ『https://www.mhlw.go.jp/<外部リンク>』
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)