本文
衣浦定住自立圏構想
定住自立圏構想について
定住自立圏構想とは
少子高齢化、人口減少、経済活動の低迷などの社会経済状況や、住民意識や行動の変化、市町村財政の疲弊などから、すべての市町村がフルセットの生活機能を確保することは困難になっています。定住自立圏構想は、そのような状況の中、「中心市」と「周辺市町村」が役割分担し、生活に必要な都市機能を確保するとともに、生活利便性や地域の魅力の向上を図ることを目的に始まった新しい広域連携の施策です。
- 定住自立圏は、中心市と周辺市町村が1対1の協定を締結することを積み重ねる結果として形成される圏域です。
- 協定に定めた分野や事業などに共同で取り組むことにより、相互のメリットを創出していきます。
- 定住自立圏構想は、協定により連携や協力を図るもので、市町村合併や広域連合とは異なる新たな地域づくりです。
「中心市」と「周辺市町村」とは
- 中心市 以下の3つの条件を満たす市
- 人口5万人以上
- 昼夜間人口割合が1以上
- 三大都市圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県)内にあっては、特別区または政令指定都市(愛知県の場合は名古屋市)への通勤通学割合が市全体の通勤通学者の1割未満
- 周辺市町村 中心市と近接し、経済、社会、文化または住民生活等において密接な関係を有する市町村
中心市宣言とは
中心市の要件を満たす市が、周辺にある市町村と連携・協力して、生活に必要な都市機能の確保、生活利便性の向上や地域の魅力づくりを進めるために中心的な役割を担う意思を有することを明らかにするものです。
「高浜市」と近接する「刈谷市」が平成22年4月1日に中心市宣言を行いました。
刈谷市中心市宣言書[PDFファイル/219KB]
定住自立圏形成協定とは
定住自立圏形成協定とは、定住に必要な生活機能を整備し、地域の活性化を図るために、「生活機能の強化」、「結びつきやネットワークの強化」、「圏域マネジメント能力の強化」の観点から連携する取組やその取組ごとの中心市と構成市町村との役割分担を明示するために、中心市と構成市町村が1対1で締結する協定です。
刈谷市と知立市、高浜市、東浦町は、平成23年3月30日に定住自立圏形成協定調印式を行い、協定の締結を行いました。
日 付 | 内 容 |
---|---|
平成23年3月30日 | 刈谷市と知立市、高浜市、東浦町それぞれと定住自立圏形成協定を締結 |
令和3年4月1日 | 刈谷市と知立市、高浜市、東浦町それぞれと定住自立圏形成協定を再 |
定住自立圏の形成に関する協定書(刈谷市・高浜市) [PDFファイル/230KB]
平成23年3月30日定住自立圏形成協定調印式
衣浦定住自立圏共生ビジョン
刈谷市、知立市、高浜市及び東浦町が、密接に連携、協力し、圏域全体の安心感や利便性の向上を図ることなどを目的に、圏域の将来像や連携して推進する具体的取組について定めたものです。
日 付 | 内 容 |
---|---|
平成24年3月 | 衣浦定住自立圏共生ビジョンを策定 |
平成29年3月 | 衣浦定住自立圏共生ビジョン(改訂版)を策定 |
令和3年10月 | 第2次衣浦定住自立圏共生ビジョン(前期ビジョン)策定 |
第2次衣浦定住自立圏共生ビジョン(前期ビジョン) [PDFファイル/4.42MB]
定住自立圏における主な取組
地域医療連携ネットワーク
刈谷豊田総合病院と定住自立圏域内の診療所等との間をオンラインで結ぶことにより、紹介時の診療予約、検査予約の効率化や診療情報の共有化など、刈谷豊田総合病院を中核とした地域医療連携ネットワークを推進しています。
地域医療連携ネットワーク(刈谷豊田総合病院HP)<外部リンク>
定住自立圏におけるその他の取組
衣浦定住自立圏共生ビジョンに基づき推進する主な取組を紹介します。
◎かりや衣浦つながるねット(ボランティア活動情報サイト)<外部リンク>
リンク
定住自立圏構想(総務省ホームページ)<外部リンク>