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母子-不育症
不育症をご存知ですか
妊娠はするけれど流産、死産や新生児死亡などを繰り返してしまう状態のことを「不育症」と言います。
不育症についての認知度はまだ低く、悩みを他の人に話したりできずに、一人で悩みを抱えている方がいらっしゃるかもしれません。
不育症の原因は様々ですが、適切な検査と治療を行うことにより、多くの方が出産できると言われています。
また、正確な情報を得ることが、不安の軽減に役立つ場合もあります。
不育症のリスク因子
妊娠初期の流産の原因の大部分は、胎児の偶発的な染色体異常とされていますが、流産を繰り返す場合には、その他に流産のリスクが高まる「リスク因子」を有することがあります。リスク因子の主なものは次のとおりです。
- 夫婦染色体異常
流産を繰り返す場合は、夫婦どちらかに染色体構造異常がある可能性が高くなります。 - 子宮形態異常
着床の障害になったり、胎児や胎盤を圧迫して、流産や早産になることがあると考えられています。 - 内分泌異常
甲状腺機能亢進・低下症、糖尿病などでは流産のリスクが高くなります。 - 凝固異常
抗リン脂質抗体症候群などの一部では、血栓症などにより、胎児の発育異常や胎盤の異常をきたすことがあります。
不育症検査費助成事業について
愛知県では、不育症検査に対する助成を行っています。
詳細は、下記の愛知県ホームページをご覧ください。
愛知県健康対策課ホームページ(不育症検査費助成事業について)<外部リンク>
不育症に関する情報
こども家庭庁ホームページでは、国の取組みを紹介しています。
こども家庭庁ホームページ(不育症に関する取組み)<外部リンク>
厚生労働省研究班による、不育症のホームページが公開されています。
不育症に関する詳しい情報やQ&Aを掲載しています。
Fuiku-Labo(フイク-ラボ)<外部リンク>
相談窓口・支援団体について
健康推進グループでは、保健師や助産師が相談をおうかがいします。
より専門的な相談をご希望の場合は、下記の窓口をご利用ください。
愛知県不妊・不育専門相談センター<外部リンク>
愛知県では、名古屋大学医学部付属病院へ委託して、不妊・不育専門相談を実施しています。
専門の医師やカウンセラーなどによる、電話や面接、メールによる相談窓口を設けています。
公益社団法人愛知県助産師会「不妊症・不育症ピアサポート活動事業」<外部リンク>
愛知県では、公益社団法人愛知県助産師会に委託して、愛知県在住の妊活中・不妊治療中の方、流産・死産・生まれて間もないお子様を亡くされたなどの経験をされたご家族に対して、当事者同士が互いに語り合うことによる支え合いや、寄り添いの場を提供しています。



