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2050ゼロカーボンシティを表明しました
2050ゼロカーボンシティを表明しました
高浜市は、令和6年3月22日全員協議会において、2050年までに二酸化炭素実質排出ゼロを目指すため、高浜市「2050ゼロカーボンシティ」を宣言しました。
高浜市「2050ゼロカーボンシティ宣言書」
近年、気候変動が一因と考えられる異常気象が世界各地で発生しています。
我が国においても、激甚な豪雨・台風災害や猛暑が頻発しており、大きな影響を受けています。今後、地球温暖化の進行に伴い、豪雨や猛暑のリスクがさらに高まることが予測され、人々や生態系にとって深刻で広範囲にわたる不可逆的な影響を生じる可能性が高まるといわれています。
2018年にIPCCが公表した「1.5℃特別報告書」では、温暖化によるリスクを大幅に減らすことができる、工業化以前からの世界全体の平均気温の上昇を1.5℃の水準に抑えるためには、二酸化炭素排出量を2050年頃に正味ゼロとすることが必要である、とされています。
このような中、国においては、2020年10月に2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、「2050年カーボンニュートラル」宣言を行い、脱炭素社会の実現を目指すこととされました。また、2021年4月には、2050年カーボンニュートラルと整合的で野心的な目標として、2030年度に温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指すことが表明され、脱炭素に向けた動きが加速しております。
このたび、本市におきましても、「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づく「地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を含む、「環境基本計画」を策定し、目指す環境増を『 しあわせを未来へつなぐ 人と自然が調和する 地球にやさしいまち たかはま・・一人ひとりの小さなことのつみ重ね・・』と設定しました。
これらを踏まえ、本市においても、次の世代へ快適な生活環境をつないでいくことを決意し、2050年までの二酸化炭素実質排出ゼロを目指して、ここに、「2050ゼロカーボンシティ」を宣言します。
「2050ゼロカーボンシティ」の実現に向けては、市民や事業者の皆さまの地球温暖化問題への理解が進み、その防止に向けた取組が市全体で広がるよう進めていくことが重要であります。
今後ともなお一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
2050ゼロカーボンシティ宣言書 [PDFファイル/468KB]
脱炭素に向けた主な取組・施策
・省エネルギー化の推進(事業者への省エネ診断・省エネ設備の更新支援、住宅のスマートハウス・蓄電池など省エネ設備導入支援、公共施設照明のLED化推進等)
・再生可能エネルギーの普及・導入の推進(設置可能市有建築物への2030年度までに50%、2040年度までに100%導入、住宅への太陽光発電設備導入支援等)
・ゼロカーボンに向けた取組推進(AIオンデマンドバス導入による低炭素な移動促進、公用車の次世代自動車への切替、行政事務のICT化及び市民向け周知の各種アプリ最大限活用等による紙削減、緑化活動支援、リデュース・リユース・リサイクルの推進)
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