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本文

19.12.13 建設病院委員会

平成19年12月13日 建設病院委員会

会議名 建設病院委員会
開閉日時 平成19年12月13日(木曜日)午前10時00分~午前10時30分
会場 委員会室

1.出席者

  • 3番 杉浦敏和
  • 9番 吉岡初浩
  • 11番 森 英男
  • 12番 水野金光
  • 15番 岡本邦彦
  • 18番 小野田由紀子
  • オブザーバー 副議長

2.欠席者

なし

3.傍聴者

  • 1番 幸前信雄
  • 2番 杉浦辰夫
  • 4番 北川広人
  • 5番 鈴木勝彦
  • 6番 磯貝正隆
  • 7番 佐野勝已
  • 10番 寺田正人
  • 13番 内藤とし子
  • 16番 神谷宏
  • 17番 小嶋克文

4.説明のため出席した者

  • 市長
  • 杉浦副市長
  • 後藤副市長
  • 都市政策部長
  • 計画管理Gl
  • 都市整備Gl
  • 上下水道Gl
  • 地域産業Gl
  • 政策推進Gl
  • 病院事務部長

5.職務のため出席した者

  • 議会事務局長
  • 書記2名

6.付議事項

  1. 議案第56号 高浜市道路占用料条例の一部改正について
  2. 議案第57号 衣浦東部農業共済事務組合規約の変更について
  3. 議案第58号 衣浦東部農業共済事務組合の解散について
  4. 議案第59号 衣浦東部農業共済事務組合の解散に伴う財産処分について
  5. 議案第60号 平成19年度高浜市一般会計補正予算(第4回)
  6. 議案第63号 平成19年度高浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1回)
  7. 議案第65号 平成19年度高浜市水道事業会計補正予算(第2回)
  8. 議案第66号 平成19年度高浜市病院事業会計補正予算(第1回)
  9. 陳情第9号 深刻な医師不足打開のための法制定を求める陳情
  10. 陳情第10号 看護職員確保法の改正を求める陳情
  11. 陳情第11号 行政と地域商工業者と商工会の一体的支援体制の確立についての陳情
  12. 陳情第12号 地域経済活性化のための中小企業支援についての陳情

 委員長挨拶
 市長挨拶

質疑

(1)議案第56号 高浜市道路占用料条例の一部改正について

 質疑なし

(2)議案第57号 衣浦東部農業共済事務組合規約の変更について

 質疑なし

(3)議案第58号 衣浦東部農業共済事務組合の解散について

 質疑なし

(4)議案第59号 衣浦東部農業共済事務組合の解散に伴う財産処分について

 質疑なし

(5)議案第60号 平成19年度高浜市一般会計補正予算(第4回)

 質疑なし

(6)議案第63号 平成19年度高浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1回)

 質疑なし

(7)議案第65号 平成19年度高浜市水道事業会計補正予算(第2回)

 質疑なし

(8)議案第66号 平成19年度高浜市病院事業会計補正予算(第1回)

問(18) 今回、職員の減による減額補正がされているわけですが、職員数が80人から67人に減っていますが、この13人減ということですが、この13人の方の職種についてお伺いします。
答(病院部) 当初、医師が7名に対して、現在は、2名ですが、この関係ですと3名という形で計上している部分がありますが、現況は2名です。それから、看護師については54名が45名で9名の減。技師については、当初14名で現在も14名です。それから事務職についても5名が現在も5名で、当初、80名に対して現在66名という数字で出させていただいています。マイナスの14ということです。
問(18) その中で、退職された方は。
答(病院部) すべてが退職です。大学の医師の関係ですと大学の医師の引き上げ、及び退職。それから、看護師については退職です。
問(18) わかりました。今後の職員体制についてはどのようなお考えでしょうか。
答(病院部) 私どもとしては、診療体制を充実したいということは、常々お話をさせていただいています。私どもとしては、医師を、正規が現在2名しかみえませんので、少しでもふやしたいということで、本会議でも答弁させていただいていますが、常勤の医師を少しでも採用したいということで、一人でも二人でもふやしていきたいと考えています。
問(9) 単年度の純損失が当初よりもかなり膨らんでいる。倍近くになっているというか、倍ぐらいになっているんですが、今後、非常に医師の確保が難しくなっている中でどういうふうにお考えですか。
答(病院部) たぶん補正予算書の13ページの平成19年度高浜市病院事業損益計算書からの数値を言ってみえると思いますが、このページを見ていただきますと、一番下の方を見ていただきますと、当年度純損失が6億5,726万5,000円。それで、前年度の繰越欠損金が11億3,102万9,546円。当年度未処理欠損金が17億8,829万4,546円という数値を想定させていただいています。私どもとしては、常勤医師を採用することが非常に困難な状況の中で、努力をさせていただいていますが、常勤医師を1名、2名とか数名採用できたとしても、今までのような13名体制にすることは非常に困難であると考えています。今後も、医師の確保が困難であれば、単年度純損失が膨らんできますので、他会計からの繰り入れ等も検討をしなければならないんですが、資金計画が今の状況からいきますと、資金計画が平成20年度ですと組めないような状況も考えられます。そういうことから、職員の皆さんにも、医療に安心して従事していただける職場環境を整えることも必要であると考えていることから、まず、患者さんに満足が得られる、安全な医療を継続して提供するためには、一刻も早い、医療法人との交渉を進めて、病院の方向性を出していただいて、患者さんとか職員に一番良い方法を考えていきたいと思っています。
問(9) 今、お話にあったように職員も数が減るし、医師も減ってきたということで、臨職のお医者さんを入れてやってみえるので、医療関係の、昨今よく言われる医療ミスだとかそういった問題に、細かい部分に配慮が必要だと思うんですが、その辺についてはどうですか。
答(病院部) 現在、職員体制については、先ほどもお話させていただいたように常勤医師は2名です。非常勤については、13名ほどの先生方に対応していただいています。看護師についても、常勤が45名、非常勤が19名ほどで対応しており、入院患者数でいくと一般病床、療養病床含めて30数名の入院患者さんがおみえになり、病棟についてはきちんとした職員配置をさせていただいていますし、先生方についても、外来については週2日、3日をやっていただき、午後から病棟管理ということで、きちんとやっていただいていますので、医療ミス等については現況のところでは発生しにくいとは思っていますが、
患者が少ないことによって、ちょっとした怠慢な部分が出る可能性もありますので、十分そこらは幹部会議等でもお願いをしていますので、そういうことがないように、アクシデントとかインシデントが起きないように、常にお願いをしている状況です。

(9)陳情第9号 深刻な医師不足打開のための法制定を求める陳情

意(9) 結論から申し上げますと、趣旨採択でいいんではないかなと思っています。一番重要な医師不足に対する対応策ということは理解させていただきますが、例えば、4番の医療事故での警察介入といった不適当な部分もありますので、趣旨採択がいいかなと思います。法整備についても、今、自公で実際の法整備に向けて動いているということもありますし、この問題、医師不足の問題については、医師数をふやすことも一つのことなんですが、医師の偏在という部分もありますので、一概にこの陳情を賛成として意見書をあげるところまでは行かないんじゃないかなと思いますので、趣旨採択を取り入れていただきたいなと思います。
意(18) この陳情で4点の項目について掲げられていますが、これは、本年の5月31日に公表された政府与党の緊急医師確保対策に既に位置付けられているわけです。国においては同対策の具体化に向けた施策を概算要求に盛り込むとか、積極的な検討を進めているところです。特に、(1)の医師養成数の増については、医療費の将来的な大幅な増加を伴う恐れがあることから、その財源を含めた慎重な検討が必要だと思います。それと(2)、(3)、(4)の項目についても、既に実現に向けて具体的な検討が開始されているということと、環境整備などは、財政措置よりも診療報酬上の誘導が主なことから、法制定を待たずに実現可能ではないかなというふうな捉え方をしています。したがいまして、現時点において、新たな法律の制定を求めるということは困難と考えていますが、趣旨は十分に理解できます。現実には難しいということで、趣旨採択をお願いしたいと思います。
意(15) 私も趣旨採択でいいと思います。深刻な医師不足というのは高浜市の市立病院もそうなんですが、問題は、この辺で医療費抑制政策の問題が根本にあるわけです。したがって医師の絶対数は不足していないと厚労省は言ってるんですが、この辺がこんどき偏在という問題がありますので、それから、今回は緊急で愛知県は入っていませんが、そんなような対策もやっているということですので、それから、この中で一つ私が気になっているのが、後半に書いてある医療事故への警察介入をやめと書いてありますが、時と場合によっては医療事故の場合警察が介入することもやむを得ないということもありますので、これは趣旨採択でいいと考えています。

(10)陳情第10号 看護職員確保法の改正を求める陳情

意(9) これも結論から言いますと、趣旨採択でいいのではないかなと思います。例えば、強制力を持たせる改正をということが書いてあるんですが、それが、即、この問題の解決になるとはちょっと思えないんですね。だから、本来で言うと反対というところなんですが、内容で言っている部分は、既にここに書いてあるとおり、基本指針の中にうたってあることなんですね。中身は全部。それに強制力を持たせるかどうかというような部分の改正を求めているわけですが、その看護師不足への対応としては、こういった指針を守っていただくというか、皆さんそうやって守っていただいてると思うんですよね。そういった意味からすると中身については何ら異を唱えるものではありませんので、即、法改正ということはどうかなと思いますが、この指針にうたってあることには、何ら問題がないと思いますので、趣旨採択をお願いしたいなと思います。
意(18) これも、医師不足の対策と同様に、喫緊の問題であるなというふうに認識しています。しかしながら、この案文の中にも書かれていますように、大幅な増員ということになりますと、財源の確保が厳しいという実情もあることから、この陳情には趣旨採択とさせていただきたいと思います。
意(15) 私も趣旨採択でお願いしたいと思います。その理由は、確かにここに書いてあるように、安全で行き届いた看護を実現するというところは賛成なんですが、実際には、これは片方だけの見方であって、片方には医療費抑制という問題だとか、いろんな問題が出ています。それから、もう一つは国の制度の中で、今度、入院患者に対する3分類が4分類に7人をということで、ある部分では、行き届いたところになるんですが、ある部分では、財政的な負担がかかってくるということで病院経営も難しいということも聞いていますので、これは趣旨採択でいいかと考えています。

(11)陳情第11号 行政と地域商工業者と商工会の一体的支援体制の確立についての陳情

意(3) この内容については、趣旨は十分理解できます。地域の再生・活性化について、地域の中小企業への支援体制が確立されるよう要望する趣旨は理解できますが、公的事業の発注に商工会員を優先し選定の要望は、商工会員でない方々もおみえになるわけですから、この辺がどうも賛成しかねます。よって、採択においては趣旨採択を取り入れていただきたいと思います。
意(15) 私も、これは趣旨採択でお願いしたいと思います。現在この入札云々については、電子入札という方法もあって、できるだけ公平で、説明できるような形になりつつありますので、この陳情については、ちょっとその辺が問題があるかなと。それから、地域全体の商業者による地域貢献、これはわかるわけですが、実際、現実問題として、大型店は商工会になかなか入らないということも思います。これは、そもそもが大店法からの規制が甘かったというところもあります。それから、その地域と消費者との関係で、消費者基準で考えれば消費者がどうしてもそのように動いているというようなこともあります。それから、6番では、商工会員を優先というものについては、例えば、土木工事だったら機材の関係もあるので、地元業者はジョイント、ベンチャー組むというような方法も考えられると思いますが、商工会員だけを優先するというようなのは、ちょっとこれは不公平になるという批判がくると思います。
意(18) 今、るるお話が出ていましたが、この内容を見ますと九つの要望事項が上げられていますが、九つすべて賛同というわけにはいきませんで、難しい内容のものもありますので、私どもも趣旨採択とさせていただきたい。
(12)陳情第12号 地域経済活性化のための中小企業支援についての陳情
委員長 次に、陳情第12号地域経済活性化のための中小企業支援についての陳情についての意見を求めるにあたり、私、一委員として発言したいので、副委員長に議事進行を交代させていただきます。
副委員長 それでは、委員長の職務を行いますので、よろしくお願いします。
意(12) この陳情は、従来からも出てきた内容で、地域の中小企業の業種や、規模によって格差が広がる厳しい状況が続いているというような中で、中小企業の支援を求める陳情で、地場産業の瓦、窯業関連産業が、特に厳しい環境の元では、非常に重要な内容ではないかということで、陳情項目としても地場産業の活性化、障害者の就労支援、外国人との共生など、ほとんどの項目で共感できますが、今回初めて加わった4項目の高浜市企業誘致条例等に関する条例の推進という項目が加わってますが、この条例が対象としているところは、主として大企業が対象になっており、中小企業についても工場建設の場合の面積要件や投下資本、これらが例えば資本では5,000万円以上ということで、零細企業がこの条例適応の対象外になるような問題点もありますので、この点も含んでいることから、この陳情については、採決に当たって趣旨採択を加えてくださるようお願いをして、私の方は趣旨採択でいいんではないかと考えていますので、よろしく取り計らいお願いします。
意(3) 私は、賛成します。地場産業の活性化と高浜の事情に特化をした内容で、障害者の就労支援だとか、外国人との共生についての活動などへの支援を訴えるものでもあり、賛成をします。
意(18) 中小企業の支援ということで陳情書が出されたわけですが、高浜市におかれましても、9月議会で高浜市企業誘致等に関する条例、これも制定されましたし、今後も地域経済の活性化のためにしっかりバックアップしていくことが大切かなと思いますので、この陳情には賛成とさせていただきたいと思います。
副委員長 それでは、委員長を交代します。

採決

  1. 議案第56号 高浜市道路占用料条例の一部改正について
    挙手全員により原案可決
  2. 議案第57号 衣浦東部農業共済事務組合規約の変更について
    挙手全員により原案可決
  3. 議案第58号 衣浦東部農業共済事務組合の解散について
    挙手全員により原案可決
  4. 議案第59号 衣浦東部農業共済事務組合の解散に伴う財産処分について
    挙手全員により原案可決
  5. 議案第60号 平成19年度高浜市一般会計補正予算(第4回)
    挙手全員により原案可決
  6. 議案第63号 平成19年度高浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1回)
    挙手全員により原案可決
  7. 議案第65号 平成19年度高浜市水道事業会計補正予算(第2回)
    挙手全員により原案可決
  8. 議案第66号 平成19年度高浜市病院事業会計補正予算(第1回)
    挙手全員により原案可決
  9. 陳情第9号 深刻な医師不足打開のための法制定を求める陳情
    挙手全員により趣旨採択
  10. 陳情第10号 看護職員確保法の改正を求める陳情
    挙手全員により趣旨採択
  11. 陳情第11号 行政と地域商工業者と商工会の一体的支援体制の確立についての陳情
    挙手全員により趣旨採択
  12. 陳情第12号 地域経済活性化のための中小企業支援についての陳情
    挙手全員により採択

委員長 なお、先ほど陳情12号の採決に当たり、趣旨採択を入れて採決をしていくこととしましたが、採決の結果、挙手全員により採択と決定しましたので、趣旨採択とすることに賛成の諸君の挙手は求めないこととします。
委員長 審査結果の報告の案文は、正副委員長にご一任願ってよろしいか。

 異議なし

 市長挨拶
 委員長挨拶

閉会 午前10時30分