ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 議会グループ > 平成22年9月 第4日

本文

平成22年9月 第4日

平成22年9月定例会 本会議 第4日

平成22年9月高浜市議会定例会会議録(第4号)

  • 日時 平成22年9月9日午前10時
  • 場所 高浜市議事堂

議事日程

日程第1

  • 議案第34号 市道路線の認定について
  • 議案第35号 高浜市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
  • 議案第36号 高浜市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について
  • 議案第37号 高浜市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について

日程第2

  • 議案第38号 平成22年度高浜市一般会計補正予算(第2回)
  • 議案第39号 平成22年度高浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1回)
  • 議案第40号 平成22年度高浜市老人保健特別会計補正予算(第1回)
  • 議案第41号 平成22年度高浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1回)
  • 議案第42号 平成22年度高浜市介護保険特別会計補正予算(第1回)
  • 議案第43号 平成22年度高浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)
  • 議案第44号 平成22年度高浜市水道事業会計補正予算(第1回)

日程第3

認定第1号 平成21年度高浜市一般会計歳入歳出決算認定について

日程第4

  • 認定第2号 平成21年度高浜市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
  • 認定第3号 平成21年度高浜市土地取得費特別会計歳入歳出決算認定について
  • 認定第4号 平成21年度高浜市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
  • 認定第5号 平成21年度高浜市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
  • 認定第6号 平成21年度高浜市公共駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について
  • 認定第7号 平成21年度高浜市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
  • 認定第8号 平成21年度高浜市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について

日程第5

認定第9号 平成21年度高浜市水道事業会計決算認定について

日程第6

決算特別委員会の設置

本日の会議に付した案件

議事日程のとおり

出席議員

  • 1番 幸前 信雄
  • 2番 杉浦 辰夫
  • 3番 杉浦 敏和
  • 4番 北川 広人
  • 5番 鈴木 勝彦
  • 6番 磯貝 正隆
  • 8番 内藤 皓嗣
  • 9番 神谷 ルミ
  • 10番 寺田 正人
  • 12番 水野 金光
  • 13番 内藤 とし子
  • 14番 井端 清則
  • 15番 岡本 邦彦
  • 16番 神谷 宏
  • 17番 小嶋 克文
  • 18番 小野田 由紀子

欠席議員

なし

説明のため出席した者

  • 市長 吉岡 初浩
  • 副市長 杉浦 幸七
  • 副市長 後藤 泰正
  • 教育長 岸本 和行
  • 経営戦略グループリーダー 深谷 直弘
  • 危機管理グループリーダー 尾崎 常次郎
  • 地域協働部長 岸上 善徳
  • 地域政策グループリーダー 神谷 美百合
  • 地域政策グループ主幹 岡島 正明
  • 財務評価グループリーダー 竹内 正夫
  • 市民総合窓口センター長 加 藤 元 久
  • 市民窓口グループリーダー 木村 忠好
  • 市民生活グループリーダー 芝田 啓二
  • 税務グループリーダー 森野 隆
  • 収納グループリーダー 中谷 展明
  • 福祉部長 新美 龍二
  • 地域福祉グループリーダー 長谷川 宜史
  • 介護保険グループリーダー 篠田 彰
  • 保健福祉グループリーダー 加藤 一志
  • こども未来部長 神谷 坂敏
  • こども育成グループリーダー 大岡 英城
  • 文化スポーツグループリーダー 山本 時雄
  • 都市政策部長 小笠原 修
  • 都市整備グループリーダー 平山 昌秋
  • 上下水道グループリーダー 竹内 定
  • 地域産業グループリーダー 神谷 晴之
  • 行政管理部長 大竹 利彰
  • 人事グループリーダー 鈴木 信之
  • 行政契約グループリーダー 内田 徹
  • 情報管理グループリーダー 時津 祐介
  • 会計管理者 川角 満乗
  • 学校経営グループリーダー 中村 孝徳
  • 学校経営グループ主 梅田 稔
  • 監査委員事務局長 鵜殿 巌
  • 代表監査委員 加藤 仁康

職務のため出席した議会事務局職員

  • 議会事務局長 松井 敏行
  • 主査 杉浦 俊彦

議事の経過

議長(小野田由紀子) 皆さん、おはようございます。
 本日も円滑なる議事の進行に御協力のほど、お願い申し上げます。


午前10時00分開議
議長(小野田由紀子) ただいまの出席議員は全員であります。よって、これより会議を開きます。
 お諮りいたします。
 本日の議事日程は、お手元に配付してあります日程表のとおり決定して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程は、お手元に配付してあります日程表のとおり決定いたしました。
 これより本日の日程に入ります。
 なお、審議の途中において執行部のグループリーダー等が席を移動することがありますので、あらかじめ御了承をお願いします。


議長(小野田由紀子) 日程第1 議案第34号から議案第37号までを会議規則第34条の規定により一括議題とし、総括質疑を行います。
 なお、質疑に当たりましては、第何号議案であるかをお示しいただくようお願いいたします。
 17番、小嶋克文議員。
17番(小嶋克文) 議案第34号をお願いいたします。
 宅地の造成によって新しい道路ができますと、結構、それが抜け道として利用される場合があります。こういった抜け道が多く利用されますと、結構、事故の原因といいますか危険性を伴う場合があります。
 そういったことで、こういった場合、交通安全上、そういった危険に対してどのような安全対策をとっているのかをちょっとお伺いいたします。
議長(小野田由紀子) 都市整備グループ。
都市整備G(平山昌秋) 開発の道路認定をもらったところだと、カーブミラーを設置していただくということで、今回、開発の担当者会というのがありまして、その中でカーブミラーを設置してほしいとか、そういった要望で開発業者の方に設置をしていただいた状況になっております。
 以上でございます。
議長(小野田由紀子) 17番、小嶋克文議員。
17番(小嶋克文) 特にやはり、住んでおられる住民といいますか、町内会のほうからの要望というのを聞くことはないんでしょうか。
議長(小野田由紀子) 都市整備グループ。
都市整備G(平山昌秋) 開発の条件となりまして、付近の方の説明も開発の業者に、付近に回っております。その中の要望を開発の担当、許可の中に取り入らせております。
 また、町内会長のほうにもお話をさせていただいておりますので、よろしくお願いします。
議長(小野田由紀子) 17番、小嶋克文議員。
17番(小嶋克文) 最近も、実はこれはちょっと市道になっているのかわからないですけれども、やはり、宅地の造成によりまして新しく道ができまして、そこを結構、抜け道と利用されておると、そういったことで非常にやはり危険性を伴っているのだけれども、カーブミラーを設置するには道路幅がないということで、これは却下されたんですね。
 そういったことで、十分に、こういった道路をつくるときには、そういったことに注意してもらいたいと、これは要望ですけれども、お願いいたします。
議長(小野田由紀子) ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 質疑もないようですので、これにて議案第34号から議案第37号までの質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第34号から議案第37号までについては、会議規則第36条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、各常任委員会に付託いたします。


議長(小野田由紀子) 日程第2 議案第38号から議案第44号までを会議規則第34条の規定により一括議題とし、総括質疑を行います。
 なお、質疑に当たりましては、第何号議案であるかと、ページ数及び款・項・目・節をお示しいただくようお願いいたします。
 13番、内藤とし子議員。
13番(内藤とし子) 38号についてお願いします。
 63ページのがんばる商店街推進事業費補助金ですが、主要・新規事業等の概要を見ますと人形小路の会や高浜まちづくり協議会の関係で大山緑地の桜のライトアップ事業等となっていますが、もうちょっと詳しく説明をしていただきたいというのと、67ページのいきいき広場の拡張工事費の関係ですが、4,376万4,000円計上されておりますが、この関係で、ちょっと説明も一応受けましたが、こども発達センターの中に、発達支援のための器具などを入れるのか、訓練室というのがあるので、そちらになるのか、ちょっとそのあたりがよくわかりませんので、もう少し細かい説明もお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
議長(小野田由紀子) 地域政策グループ。
地域政策G(神谷美百合) がんばる商店街の補助金の405万円の中身につきましては、人形小路の会が実施いたします、人形小路の本気でまちづくり事業、みんなでまち育て事業に200万円、それから高浜まちづくり協議会が実施されます地域でがんばるまちづくり事業に205万円という内訳になっております。
 内容につきましては、人形小路の本気でまちづくり事業のほうが、吉浜地区の伝統文化であります吉浜細工人形を活用した商店街整備や菊まつりといった従来の季節のイベントに加えまして、ことしは、今まで以上に住民力を生かした商店街のにぎわいを出していくということで、具体的には空き店舗ですとか空きスペースを使ったショップ、これはイベント時にあわせてですが、そういうものを実施していこう、それから案内表示、サインを新しくつくったりして、新しい、訪れて楽しい商店街を目指していくという取り組みでございます。
 それから、高浜まちづくり協議会のほうの地域でがんばるまちづくり事業につきましては、大山緑地の千本桜のライトアップ、これ、ちょうちんが大変古くなってきたということで、この千本桜のちょうちんの更新と、それから、電気設備の費用ということになっております。
 以上でございます。
議長(小野田由紀子) 地域福祉グループ。
地域福祉G(長谷川宜史) こども発達センターの使い方の部分、それから、器具の関係ということですが。
 発達障がいの関係というのは、発達の部分を見るのに集団遊びを通して観察をしたり、それを見ながら、また専門職、作業療法士等が個々に訓練をしていくといういろいろな形態があるものですから、この発達支援センターの中に訓練室、訓練室という名称が入っておりますが、その辺の具体的な使い方というのは、今後、訓練等指導に携わっていく専門職と検討しながら、中に置く器具等を決めていく予定でおります。
 13番、内藤とし子議員。
13番(内藤とし子) 人形小路の会の空き店舗というのは、何軒ぐらいを予定してみえるのか、お願いをします。
 それから、いきいき広場の再編整備計画ですと、大きな器具についてはまだはっきりしていないようですが、何ていいますか、言語訓練士とかいろんな訓練士の方たちがいつごろ見えるのかちょっとわかりませんが、そういう方たちと相談をしていくということかと思うんですが、その点をもう一度説明をお願いしたいというのと、それから、こちら、まちづくりのこの表の上のほうにあります会議室、研修室といろいろあるのですが、これは貸し部屋というか貸し館というか、そういう形でやっていこうとしてみえるのかどうか。
 すべて貸し館としてやっていこうとしてみえるのかとも思うんですが、そうすると、どれぐらいの費用になるのかということも関係してきますし、それともう一つは、こども発達センターが始まると、毎日訓練に通えるのかどうか。そういう点と、みどり学園なんかで今訓練をしてみえるんですが、そういう関係はどういうふうになるのか、お示しください。
議長(小野田由紀子) 地域政策グループ。
地域政策G(神谷美百合) 空き店舗、何店ぐらいが対象になるのかということでございますが、今、具体的に何軒かということはまだ決まっておらなくて、地域のほうで当たっておみえになるということでお聞きしております。
 以上です。
議長(小野田由紀子) 地域福祉グループ。
地域福祉G(長谷川宜史) まず、専門職のほうですが、これは来年の当初予算のほうに計上させていただいて、その後に詰めていくという予定でおります。
 それから、上の会議室、研修室等ですが、これは、3階で行う事業のいろんな講座ですとか、教室関係を主体的に行っていく、あと、地域住民の方がまちづくりに関する活動等をこちらで行っていただくような形を考えております。
 あと、貸し館が目的ではないですが、当然、活動に使っていただいているように利用していただくことも考えております。
 それから、あと、発達支援センターの利用の頻度ということですが、こちらについては専門職のほうと、また今後詰めて、現状を踏まえながら内容のほうを詰めていきたいというふうに考えております。
 あと、みどり学園のほうとの関係ですが、そちらにつきましても、当然のことながら連携を図りながら、役割を分担するような形で利用をしていくように考えております。
 以上であります。
議長(小野田由紀子) 13番、内藤とし子議員。
13番(内藤とし子) 67ページの、次の地域包括ケア推進事業の中で、地域包括支援ネットワーク強化推進委託料406万というのがありますが、ちょっとこれの内容についてお示しをいただきたいと思います。
議長(小野田由紀子) 介護保険グループ。
介護保険G(篠田 彰) 事業内容は事業概要にございますように、高浜市地域包括支援センターに地域コーディネーターを配置いたしまして、介護保険のサービスや、あとインフォーマルのサービス等の詳細な情報を、生活を送っていく上に必要な情報の収集や発信を行うものでございます。
 また、まちづくり協議会さんとのネットワークを構築いたしまして、要援護者を地域で支え合うという地域包括ケアに関する勉強会や各種事業を開催することによりまして、地域包括ケアの理解と生活支援の土壌を図るというものでございます。これにおきましては、国のモデル事業で、全国で50の市町村が、平成22、23年度にかけて行うものでございます。
議長(小野田由紀子) 13番、内藤とし子議員。
13番(内藤とし子) 国の事業だというお話ですが、22年、23年にかけて行うというお話の中で、高浜は22年の途中からということは、何かわけがあるのでしょうか。
議長(小野田由紀子) 介護保険グループ。
介護保険G(篠田 彰) これは、今年度国が新たに立ち上げました国のモデル事業でございまして、この事業に参加をさせていただくものでございます。
議長(小野田由紀子) ほかに。
 16番、神谷 宏議員。
16番(神谷 宏) 新規事業のナンバー1の中で、人形小路と大山緑地の桜のライトアップの2つがありますけれども、その中の大山緑地の桜のライトアップ事業についてお尋ねいたします。
 先ほど、205万円の予算計上されていて、ちょうちん等の更新に使うというようなお話ですけれども、従来から大山緑地の桜のライトアップはしているわけですけれども、今回特に、町内会から高浜まちづくり協議会に主催者が変わったような感じがしておりますけれども、特に今までやってきたことから変わった理由等があったらお示しをお願いします。
議長(小野田由紀子) 地域政策グループ。
地域政策G(神谷美百合) 桜のライトアップにつきましては、高浜まちづくり協議会のほうでやられるということで、まず、町内会がやっていただいたわけなんですけれども、まちづくり協議会でやられることになりまして、まちづくり協議会の大山緑地魅力アップ事業の中の一環として取り組んでおられるということで、まちづくり協議会のほうでは大山緑地全体のイベントということで、例えば、タヌキを洗ったりですとか千本桜の数を数えてみたりということで、自分たちの地域で大山緑地を盛り立てていこうという雰囲気の中で数々のイベントが生まれてまいりました。
 ですので、町内会さんでやっていただいたときよりも、より事業が幅が広くなりましたし、今回のちょうちんのライトアップにつきましても、まだまだ、更新という部分もあるんですけれども、数もふやして、そしてそのちょうちんについてはいろいろな人たちから、事業者の方たちから名前も入れていただいて、市全体でまた協力を得てやっていこうという雰囲気で盛り上がっておりますので、よろしくお願いします。
 以上です。
議長(小野田由紀子) 16番、神谷 宏議員。
16番(神谷 宏) 春日町がやる前に、観光協会が主催してやっておりました。そのときは、ライトアップを西側のほうもやっておって、ちょうちん等もかなり多かったんですね。それを観光協会から春日町に移管したときに、西側のライトアップを減らして、当然のことながらちょうちん等も減らしたと、そのときに商工会加盟のちょうちんを出していた人たちから大分おしかりを受けた記憶がございますけれども、今回はその辺の反省点等々ありますか。
議長(小野田由紀子) 地域政策グループ。
地域政策G(神谷美百合) 以前はそういういろいろな御事情もあったのですが、今回のこの地域の人たちの小学校区まちづくり協議会で、桜のライトアップをしていこう、大山緑地を盛り上げていこうというのは地域の御意志でございますので、そのように支援させていただきたいと思います。
 以上です。
議長(小野田由紀子) 16番、神谷 宏議員。
16番(神谷 宏) 当時、観光協会から春日町に移るときに、騒音だとかごみだとかいろんなことがあって、観光協会が撤退したというふうに記憶しておるんですけれども、その辺のいきさつはどうなっておりますか。
議長(小野田由紀子) 地域協働部長。
地域協働部長(岸上善徳) 今、いろいろいきさつということですが、正直言って、私どもは、そこら辺になりますと的確な把握はしていない状況にあります。とは申せ、先ほどグループリーダーが申し上げましたが、大山緑地については春日町のみならず、言ってみれば高浜全体のこれは資産というようなことで、地区全体を、ある意味では議員がおっしゃられたようなところも反省をしながら、もっともっとライトアップ等をしていこうという意欲のあらわれというふうに思っておりますので、今言われたようなところも一度確認をさせていただきますけれども、前向きに進めていきたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。
議長(小野田由紀子) ほかに。
 14番、井端清則議員。
14番(井端清則) 議案第38号、一般会計の67ページのいきいき広場拡張工事の件でお聞きをしたいと思います。
 一つは、この3階のフロアを利用する方の対象者と、その利用見込みというんですか、どういうふうに考えておるのか、この点を最初にお聞かせいただきたいと思います。
議長(小野田由紀子) 地域福祉グループ。
地域福祉G(長谷川宜文) まず、発達支援センターのほうの関係というのは、就学前のお子さんを対象としておりますので、各健診、それから、保健センターで行います4カ月ですとか1歳6カ月、2歳、2歳6カ月、それから3歳、新しくございます5歳児健診、こういったものを含めましても、年間で二、三千人というのが見込まれると思います。
 あと、まちづくり広場、こちらのほうにつきましても、まだ具体的にどれだけとは見込んでおりませんけれども、現在、いきいき広場の2階のほうが年間で約3万から4万人ぐらいの御利用者さんがありますので、そういった相談ですとかいろんな御利用を考えますと、それぐらいの利用が見込まれるのかなというふうに考えております。
 以上です。
議長(小野田由紀子) 14番、井端清則議員。
14番(井端清則) 発達支援センターについては年間二、三千人ですね。まちづくり広場、これは幾つかの会議室がありますけれども、ここを利用する方というのが年間3万から4万人と、そういうことでいいんですか。
 いや、私は対象者、それぞれ子育て支援をサポートする広場に関係するような対象者が、潜在的に把握したものがあればどれくらいおって、その方がこの施設を立ち上げることによってこれくらい利用することが見込めるんじゃないのかなというところをしっかりと押さえていかないと、このそれぞれのセクションごとに間仕切りをしておるスペースそのものの面積にも絡まって、その根拠となるものが失われていくわけですね。だから、既存の、事前に議会のほうに示されている図面どおりの面積でいって、果たして需要にしっかりとマッチングした面積の振り分けになっているのかどうかというのが、やはり一定の根拠をもって示していかないと、私は、せっかく多額のお金を投じてやっていく施設だけに、いかがなものかなということも考えないといかんわけですから、その点をまず最初にお聞きしたんですけれども、対象者、それから、見込める人数、もう一度明らかにしていただきたいと思います。
議長(小野田由紀子) 福祉部長。
福祉部長(新美龍二) まず、対象者でございますが、基本的に、まちづくり広場につきましては一般市民が対象になってまいります。
 ただ、この事業の中で個々、いろいろ今詳細を詰めておりますが、まだ具体的に、例えば、講演会だとか研修だとか講座とかいろいろやってまいりますので、そのテーマ内容によっても見込み者の数というのが変わってまいりますので、ここら辺はもう少し事業が詰めてきたときに数字的なものは出せるのかなというふうに思っております。
 それから、こどもサポート広場と健康ひろばにつきましては、大半が乳幼児というんですか、母子関係の対象者となってまいります。既存で申し上げるならば、先ほどグループリーダーが申し上げましたように、乳幼児健診等の関係、そして、ある一方では高齢者の老人、成人の絡みの一部の事業もここで対象となってまいりますので、細かい数字的なものというのは、その事業の内容によって把握をしていきたいというふうに思っております。
 ただ、本当に具体的な詳細はまだちょっと詰めに入っておりませんので、それを確定してからある程度の数字が出ると思います。
議長(小野田由紀子) 14番、井端清則議員。
14番(井端清則) 先ほども言いましたように、このレイアウトをつくる際にもとになるものは、やはり利用者がどれくらい見込まれるのかなというところを押さえていかないと、せっかくつくったものの、いやこれは広過ぎたと、あるいは広過ぎはカットしても、狭過ぎちゃったと、もっと拡張せんといかんよとなったときに、新たな投資というのも発生をするわけですよね。そういったことのないようにということもあって、しっかりした根拠をもって、こういうレイアウトというのはつくるべきだというふうに思うんですね。
 特に研修がらみや会議がらみというのは、これはもういろんな事業を計画すればどんどん利用者がふえるというのは、それははっきりしているところですけれども。しかしながら、言ってみれば、こどもサポート広場にかかわるようなこの施設というのは、これは例えば、予測される発達障がいを抱えるのは児童の5%くらい、潜在的にもそれ以上になりますけれども、潜在的にはそういう方々がおるよという一定の実績というんですか、国のほうからもそういう考え方が示されている部分がありますけれども、そういったことで考えますと、ある程度の対象者あるいは見込みというのは、これは考えられるわけですので、そういったことも、今の話を聞いていると、ばくっとしてその根拠となるのが極めて希薄ということに私は聞いていて感じたんですけれども、ぜひ、これはより綿密な中身になるようなことを要望しておきたいというふうに、根拠をしっかりと決めて、この面積でいいのかというのを再度、私は検討すべきではないのかなというふうに思います。
 それから、2つ目はドクターです、これ、小児科医が当たるんですか。よくわかりませんけれども、ドクターの関係と、それから、言語聴覚士などの専門職の配置ですけれども、この人たちは常勤という対応をするのか、あるいは非常勤嘱託という形をとるのか、この点いかがですか。
議長(小野田由紀子) 福祉部長。
福祉部長(新美龍二) 井端議員も資料としてお持ちだと思うんですが、A3の資料2枚のうち1つ、もう一つのほうの資料があると思いますが、私どもとしましては、3階部分のエリアを考えると同時に、この3階で実施する主要となる事業等、これは基本ベースとなってまいりますが、こういった中でこのエリアというのをまた考えておりますので、細かい数字的なものというのは、さらに細かい事業を積んでいきますので、その数字というのはまた、お示しをさせていただきたいと思っております。
 それから、専門職の関係でございますが、言語聴覚士あるいは理学療法士、作業療法士、こういった方々の勤務条件につきましては、常勤は考えてございません、非常勤の対応ということを考えております。
議長(小野田由紀子) 14番、井端清則議員。
14番(井端清則) これは医師も含めて非常勤と、言語聴覚士、あるいは理学療法士等々、いわゆる訓練養育にかかわる方々というは非常勤と。それで、せっかくの施設がそういう非常勤の対応で、このさまざま展開される事業内容にきちんと所期の目的を果たしていくことができるかという点が、せっかくつくる施設ですので、より充実した施設になるようにということを考えますと、私は非常勤というのはいかがなものかなという気がしないでもないですけれども、この点は、今は非常勤であっても、今後は常勤という、そういうことにもなっていく、そういうことが考えの中にあるのかないのか、このことを含めて確認をしておきたいというふうに思います。
議長(小野田由紀子) 福祉部長。
福祉部長(新美龍二) このスタッフの関係でございますが、私ども、このこども発達センター構築をするに当たりまして、長野県の駒ヶ根市、結構取り組みが積極的だということで視察をさせていただきまして、勉強をさせていただいております。
 そこだけじゃなくて、愛知県内で5歳児健診を実施されている市町も視察をし、そしてまた、最近では、福祉文教委員会のほうが三田市、野洲市のこども発達支援センターのほうに行かれた資料も見させていただいて、私どもの考えておる、このこども発達センターの基本的な考え方は間違いないなというふうにとらえております。
 前回の杉浦敏和議員の一般質問のところでもありましたように、やはりこういった施設は、すぐに構築できるものではないと、やはり長年かけて少しずつ成長し育てていくものだというふうに思っておりますので、当分はこの非常勤の形でやっていかざるを得ないなというふうに思っております。
議長(小野田由紀子) 14番、井端清則議員。
14番(井端清則) わかりました。
 方向的には、私どももいつの機会だったかちょっと記憶がはっきりしていないですけれども、この発達支援センターそのものをしっかり方針として定めてこの事業を進めていくという点では、方向的には私どもは賛成をしておりますけれども、せっかくつくる施設だけに、内容的には充実を図っていくことが求められておりますので、先ほど言ったような施設の間仕切りの問題、あるいは常勤医師の配置等の問題も触れて、今、確認あるいは指摘をさせていただいているんですけれども。
 もう一つは、日本福祉大学との関係ですけれども。今まで当市が日福大ともかかわってこんなことが、例えば、特段、福祉の分野で非常に貢献をしていただいておるということ、今後この点でも日福大がまちづくり研究センターを1室占めるわけですね。具体的な活動というのが展開されるというふうに思いますけれども。この大学がここの施設に入って事業展開していく今後の取り組みの中で、どういうことが期待をされるのかというところを、ちょっと示していただきたいというふうに思います。
議長(小野田由紀子) 福祉部長。
福祉部長(新美龍二) 今後の日本福祉大学の連携、あるいは今後私どもが日本福祉大学のほうに求めるというんですか、今、御質問にありましたことにつきましては、まず2点ございます。
 1点目は、地域福祉センターあるいはまちづくり研究センターを通じまして、インフォーマルなサービスの構築に向けていろいろな調査研究あるいは事業の創出、こういったものをお願いできないかなというふうに思っております。
 2点目といたしまして、ただいま、議員の方からも御質問がありましたように、こども発達センターの基盤づくりということで、特に専門職を絡めたサポート体制の構築にお力をいただきたいというふうに考えております。
議長(小野田由紀子) 14番、井端清則議員。
14番(井端清則) 要は、深く長く日福大と当市はかかわっておるわけですので、目に見えた形で、こういったところが当市の福祉分野で非常に多大な貢献をしていただいて、住民の方に大きくそれが還元されているというところが、私は余り見えてこないんです。これは私だけの感覚かも知れませんけれども、私はそう感じるんですよね。
 したがって、この日福大にこだわっていくためには、こういったことがあるんですよ、だから日福大なんですよというところを、私、もう少し聞きたいなと、今の答弁だけでは、私、よく理解できない部分があります。
 そうであるだけに、幾つか県内でも福祉にかかわるような大学、短大を含めて、専門校、いろいろありますね。その中で当市とかかわってどうなのかなという検討が、学校があった当時は教室の運営をしていくということがあって、そこに事務所みたいのが構えられているというのが、一体的な運営としては理解できる部分がありますけれども、今回は学校、大学そのものの事業形態ではないわけですので、この事業を展開するに当たって一つの契機になりますので、先ほど言ったような県内に有する大学等々のところの選択をして、その結果、やはり日福ですということなのかどうか、そのためには、一定の当市とのかかわりでこういったことが過去にも大変大きな貢献度があったと、今後もこういった分野で期待ができるんだと、だから日福なんですよというところをより明確な形で答弁いただければなというふうに。いかがですか。
議長(小野田由紀子) 福祉部長。
福祉部長(新美龍二) 日福大とのかかわりが見えないということでございますけれども。よくよく、いきいき広場が開設されて依頼、こう見てみますと、一般質問のところでも私、答弁させていただきましたが、まず、ソフト面から申し上げますと、何をもっても高浜市における地域福祉計画がひろば委員会を通して市民参加のもとで策定できた、そして、それが第2次の地域福祉計画にも携わっていただいて、高浜市のフィールドを活用しての、今後新たなまた地域福祉計画の具現化に向けて進んでいくという、一つの方向性があります。
 そしてまた、ハード面からいきますと、まず、井端議員も御承知のとおり、最近ではチャレンジサポートの立ち上げ、これは障がい者施策において大きなものであったなというふうに思っております。
 そしてまた、子供の分野で申し上げますと、夢未来塾のもととなります、高浜市少年少女発明発見クラブですか、こういった子供たちの夢をつくるというんですか、こういった1つの集まりができた。
 そしてまた、高齢者部門でいきますと、あかおにどんという介護予防の拠点施設を支える団体の立ち上げにも大きく貢献していただいておると、そしてまた、いきいき広場におきましては、高齢者の健康づくりという面で、マシンスタジオの運営にも大きく力をいただいております。
 私は、市民の方々に見える化がされておるというふうに思っております。
 以上でございます。
議長(小野田由紀子) 14番、井端清則議員。
14番(井端清則) わかりました。一定程度理解をさせていただきたいというふうに思います。
 それでもう一つは、この3階部分の一角に先ほどセンターを構えるということですけれども、ここに、3階に構える意義というんですか、これはどういうふうに位置づけておるのか。というのは、1階部分に空き室、空き店舗というんですか、というのがあるんですね、どれくらいの面積か承知しておりませんけれども。ここの有効活用との絡みの中で、もし日福大が事務展開するとすれば、1階部分でできるということも考えられないわけでもないわけですね。このあたりは、このレイアウトをつくる際に検討をしてきたのかどうか、これを確認しておきたいというふうに思います。
 次に、今回の工事費そのものについては一般財源4,300万何がしの予算を投じるわけですけれども、これは改修にかかわる部分ですけれども、国や県からの補助対象というのは期待ができない内容なのかどうかということを、確認をしたいというふうに思います。
 もう一つは、これが来年4月からのオープンということになってきますと、年間でどれくらいの総事業費を見込むのか、これは維持管理費を含めて一定のものをはじいているだろうというふうに思いますけれども、これは来年度の予算編成との絡みで試算はされているだろうと推測しますけれども、それを一度明らかにしていただきたい。
議長(小野田由紀子) 地域福祉グループ。
地域福祉G(長谷川宜史) 1階の店舗のほうの関係利用の検討ということですが、3階のまちづくり広場、こちらに社会福祉協議会も入りまして、実際にインフォーマルサービスというのを提供していく側になるわけですが、そのサービス等の提供と、その前のサービスをつくり上げるという、そういったところで常に連携をというところで、この3階の利用のほうを検討をさせていただいております。
 それから、整備に係っての補助というところですが、いろんなものを探してはみましたが、特に当てはまるものがなかったということであります。
 以上です。
議長(小野田由紀子) 福祉部長。
福祉部長(新美龍二) 事業費の絡みですが、当初予算の編成に向けて、いろいろまだ詳細を詰めておる段階でございますが、事業費的には5,000万を多少上回る程度の金額になってくるのではないかなというふうに考えております。
 また、これは井端議員も御承知だと思うんですが、今、厚生労働省では概算要求ということでいろいろな動きが出てきております。例えば、発達障がい関係におきましても、巡回事業等に関しての国庫補助というのがまた上がってきておりますので、そういった国・県補助で有効的なものはできるだけ活用をさせていただきたいというふうに考えております。
議長(小野田由紀子) 14番、井端清則議員。
14番(井端清則) 日福の研究センターですけれども、これは、建物が別建物であれば、連携というのはややもすると障害になるのかなという思いもしないでもないですけれども、同じ建物の中にあって、3階と1階の違いぐらいで連携が阻まれるということにはなりにくいですね、まあいろんな条件というのは別でありましたらさまざまな障害というのは考えられないわけではないですけれども。せっかくの施設の有効利用ということを考えた場合に、1階の部分というのは依然として空き家のままというのは、この状態で続けていっていいのかということもあるわけですね。だから、だからその部分を下におろして、それで3階の部分の日福の研究センターというのは発達障がいの人たち、要するに、ゆったりとしたスペースの中で障がいの相談や、あるいは訓練や交流等々に充てられるようなスペースを広く確保したほうが、私は使い勝手もいいし、より発達障がいを軽減していくためには大きな役割を果たしていくことにつながっていくというふうに思うんですけれども。この点は、連携上の問題だけとするならば、もう少し私たちは内容を充実していくという立場で私言っているので、検討を要するんじゃないのかなと、1階部分というのは検討してきのかどうか、あるいは面積的には一体どれくらいあるのかどうか、示していただければというふうに思います。
 それから、改造に係る国庫補助あるいは県費補助というのはないと、ただし、来年度の運営費については、補助対象として期待ができる部分ということで理解しておいてよろしいですか。
 それと約5,000万円ほどの運営事業費、これ一度所管の委員会前に見込みとして一定のものがあれば、その金額的には変わり得るということを前提にして、事業費の内訳についてちょっと提示をしていただければなあというふうに思います。いかがですか。
議長(小野田由紀子) 福祉部長。
福祉部長(新美龍二) まず、1階の部分につきましては、私どももどちらかというと3階を主体に考えてきておりましたので、1階の空き店舗対策ということでは考えてきておりません。それから、事業費の……
〔「1階の面積はどれくらいあるの」と呼ぶ者あり〕
福祉部長(新美龍二) 1階の面積ですか。ちょっとただいま資料を持ち合わせておりませんので、ちょっと申し上げられませんので、よろしくお願いしたいと思います。
 それから、事業費の内訳ですが、本当に漠としたものになってまいりますので、それでよければ資料としてはお示しをさせていただきます。
 それから、補助金の関係ですが、まだ、概算要求ですので、正式に決まったわけではありません、動きを私申し上げましたので、そういう今動きがありますので、活用できるものは活用したいという考えでおるということを申し上げました。
議長(小野田由紀子) 14番、井端清則議員。
14番(井端清則) 最後にしたいと思いますが、ここの施設を利用する際に、利用料というのが発生するのかどうかが1つ。
 それから、日福も含めて会議室等々の使用料等をどういうふうに考えているのか、この点、最後に確認をしたいと思います。
議長(小野田由紀子) 福祉部長。
福祉部長(新美龍二) まず、利用料でございますが、基本的には、会議室、研修室、クッキングスタジアム、こういったところで一部利用料の発生が生じて、利用料をいただくということを考えております。
 それから、使用料につきましては、現在のところは託児所のところで社協さんから使用料をいただくということを考えております。
議長(小野田由紀子) ほかに。
 14番、井端清則議員。
14番(井端清則) 発達支援センターや、この自立法との関係で1割負担というのが、これは関係しないですか。この訓練あるいは託児所こころんというのはどういった中身か、これ委員会の方のほうに任せていきたいと思いますけれども、要するに障がい者の自立支援法とのかかわりで、こういったところの訓練等にかかわるようなもの、サービス提供に対して一定の負担というのが見られますけれども、それはここの施設を利用する際に発生しないということの理解でよろしいですか、確認だけさせてください。
議長(小野田由紀子) 福祉部長。
福祉部長(新美龍二) すみません、1つ言い忘れておりました。
 託児所の場合は敷地の使用料というのが出ますが、預かりですので、当然のことながら託児所利用者の使用料というのは出てまいります。
 それから、自立支援法の関係でございますが、ここに関しましては、今のところ自立支援法に絡んでくる訓練、指導というものはないものと考えております。
 以上です。
議長(小野田由紀子) ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) ほかに質疑もないようですので、これにて議案第38号から議案第44号までの質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第38号から議案第44号までにつきましては、会議規則第36条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、各常任委員会に付託いたします。


議長(小野田由紀子) 日程第3 認定第1号 平成21年度高浜市一般会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、総括質疑を行います。
 なお、質疑に当たりましては、ページ数及び款・項・目・節を明確にお示しいただくようお願いいたします。
 14番、井端清則議員。
14番(井端清則) 1点だけお聞きしておきたいと思いますけれども。
 病院の医師宿舎の問題で、この決算書から欠落しているのではないのかと指摘をさせていただきまして、きょう、ポストを見ましたら、訂正のお願いという形で文書でいただいておりますけれども、これは決算書だけでいいのかなという思いがあるんですね。決算審査意見書の中にも、これは当然、触れられる、財産に関係する調書というところで訂正をしないとまずい内容だというふうに私は理解するんですけれども、いかがですか。
議長(小野田由紀子) 都市政策部長。
都市政策部長(小笠原 修) 今回の病院宿舎の決算のほうに落ちておりましたことは、私どものほうのミスでございますので、まことに申しわけございませんでした。
議長(小野田由紀子) 監査委員事務局長。
監査委員事務局長(鵜殿 巌) 今、井端議員のおっしゃいましたように、当然、決算意見書のほうの財産というところにも絡んできますので、変更のほうをさせていただきますので、よろしくお願いします。
議長(小野田由紀子) 14番、井端清則議員。
14番(井端清則) 今回、この病院の医師宿舎の問題だけにとどまらずに、水道あるいは誤記の訂正というのが二度、三度、議会のほうに示されたんですけれども、私、一片の文書で事足りるというふうであっていいのかなという思いがしているわけです。というのも、代表監査委員さんが、例えば、財産に関する調書については、いろんな関係諸帳簿との照合によって審査を行った結果、いずれも適正に記録管理されているものと認められたということを本会議場で述べられているわけです。言ってみれば、そのことが、幾つか度重なる誤記の訂正等々との絡みの中では、大きく信頼性が揺らいだといっても過言でない事態なんですね。
 したがって、その意味では、私は管理監督をする立場の人、当然、所管とするところを初め、あるいは監査事務局等も含めて、やはり職務にきちんと緊張感を持って事に当たるべきだなと、これは言いにくいですけれども、苦言として呈しておきたいなというふうに思います。
 あわせて、一度その点では明確な釈明を含めて、今後どうしていくんだと、間違っておりました、申しわけないということではなくて一定の意思表示をすべきだというふうに思いますけれども、それを求めたいというふうに思います。
議長(小野田由紀子) 杉浦副市長。
副市長(杉浦幸七) 今年度の決算を初め、たくさんの正誤表が出たということに対して、まことに残念で、反省をする次第でございます。
 ここ数年の中で特に多かったのではないかというふうに思っております。
 私ども、今後その原因の究明と、また、部長会または部長・グループリーダー会を通じまして、職員のさらなる意識の改革を含めて対応してまいりたいと思っておりますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。
議長(小野田由紀子) 14番、井端清則議員。
14番(井端清則) ぜひとも、そういう方向で改善を図っていただきたいと、お願いしておきたいと思います。
 それから、この医師宿舎の問題ですけれども、土地建物の普通財産がありますけれども、これは、今後どういうふうに有効活用していこうとしているのか、処分をしていくのか、あるいは既存の建物をどんな形になるかわかりませんけれども、対応していくというふうにするのか。一定の財産の有効活用というのは図るべきだというふうに、今のままではやはり、先日も見ましたけれども、草ぼうぼうで管理すらしっかり行われていないと。これは、非行等の問題等にも波及するようなこともあって、近隣の住民の方々への環境上の問題にも影響してくる、そういうことでもありますので、やはり、今日の時点に至っては、財産の有効活用というのは求められている内容だというふうに思いますので、どんな意見を持っておるのか、示していただきたいと思います。
議長(小野田由紀子) 杉浦副市長。
副市長(杉浦幸七) 病院の宿舎については、井端議員の御案内のとおりでございまして、民営化に伴いまして、宿舎については、医療法人豊田会のほうは必要としないということでございました。
 そういったことで、私ども、たまたま県事業であります都市計画道路、吉浜棚尾線の用地買収に入っておりまして、その中で代替地希望者が数件ございました。そういう方に、まず、公共用の代替用地として建物をあわせて使おうということで意向調査をしましたが、かなり時間を要しまして、初めはこの物件でもよさそうなお話でしたが、最終的には他の方法をとられたということで、至りませんでした。
 そういったことで、それを受けまして、福祉施策を含めて何か公共用でまず考えられるかどうか、現在考えておりますし、それがなかったとすれば、その土地、建物を含めて、売却も含めて、今後、できるだけ早い時期に方向性を見出したいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(小野田由紀子) ほかに。
 13番、内藤とし子議員。
13番(内藤とし子) 認定第1号の関係でお願いします。
 91ページに選挙のところがありますが、公営の選挙用ポスターを張るのが豊田町にはないと思うんですが、豊田町も300軒以上、今、おうちがふえてきまして、77カ所を、今、ポスターを張っているわけですが、豊田町も必要ではないかと思いますが、その点でどうでしょう。
議長(小野田由紀子) 行政契約グループ。
行政契約G(内田 徹) 公営ポスターにつきましては、現在11投票区がございまして、1投票区当たり7カ所、計77カ所を設置をいたしております。
 豊田町に公営ポスターの掲示用がないということにつきましては、一度、現状のほうを把握させていただきたいと思います。
議長(小野田由紀子) 13番、内藤とし子議員。
13番(内藤とし子) ぜひ、軒数もふえてきましたので、取り計らいをお願いしたいと思います。
 それから、167ページ、生活保護の関係ですが、成果説明書です。
 先日、生活保護を申し入れた方が、かなり何回か行かなきゃいけなかったいうことを言ってみえたんですが、その際に、いろんなつける書類がないからということで追い返されたと、その際に、奥さんが、知り合いの生活保護を受けられた方が受付のところで、何とかいう人が大分大きな声でひどいことと言っちゃおかしいんですが、荒いことを言ったら、ちょっとこっち来てくださいということで、すぐその人は生活保護は取り扱ってもらえたんだということを言われたそうです。
 そういうことが生活保護の窓口でやられているようでは、余り褒められた状態ではないと思いますので、ちょっとそういう点で、まず、生活保護を申し込まれた方にどういうふうに説明をされてみえるのか。何回も何回も行かなきゃいけない状況が出てきてしまうのか、ちょっとそのあたりをお示しください。
議長(小野田由紀子) 地域福祉グループ。
地域福祉G(長谷川宜史) まず、生活保護の受付というよりも、まず、最初にお見えになるのが、生活の相談というのでお見えになるわけなんです。そうした中で、いろいろと今の生活状況なんかをお聞きをして、まず、使えるいろんな制度を御案内をさせていただき、その中で生活保護という制度のほうもきちんと説明をさせていただいております。その時点で生活保護の申請を御希望される方については、当然のことながら申請書のほうをお渡しをして、それに関連しまして、いろんな扶養の関係ですとか財産の調査をしていかなければいけない関係で、いろんな書類を出していただく形になります。そういったところで、きちんと丁寧に説明をさせていただいて、書類のほうを用意をしていただきますと、2週間以内に決定の開始というのを御本人さんのほうに通知をさせていただくというふうにしております。
議長(小野田由紀子) 暫時休憩いたします。再開は11時15分。
午前11時5分休憩


午前11時15分再開
議長(小野田由紀子) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 13番、内藤とし子議員。
13番(内藤とし子) 生活保護の関係ですが、書類が整わなくて何回か行ったという面もあるかと思うんですが、やはり、書類を持ってきてもらう際にも、まず受付を済ませて、それから、こういう書類が要るんだということが、説明が長くてこういう書類が要るんだと言われても、やはり年配の方たちは最初の説明のほうで気をとられてしまって、よくわからない方もみえると思うんです。
 そういう点で、窓口の方、もうちょっと相手の状況を見て、わかりやすいといいますか、説明を、相手がよくわかるような説明や対応をしていただきたいと思います。その点でお願いします。
 それから、218ページです。
 いきいき号の循環事業の件についてですが。病院のところでとまるわけですが、病院のところで、中で、暑い時期ですと外へ出て待っていなくて、中で待ってみえる方も見えるんですが、そういう際に、とまらずにぐるりと回っていってしまうということがよくあるそうです。これは、病院の窓口といいますか、の方も見ておられて、時々あるんですよと言われたそうです。やはり、そういうことでは困りますので、きちんととまっていただいて、病院なんか特に中に乗られる方がみえるかも知れませんので、気をつけていただくように指示をしていただきたいと思います。
 それで、分院と刈谷総合のルートといいますか、走らせる話が昔から、昔からでもないですが、出ていますが、これがどういうふうになっているのかお示しください。
議長(小野田由紀子) 市民生活グループ。
市民生活G(芝田啓二) まずは、病院内での取りこぼしというか、そのままスルーしてしまうという件でございますが、これは、早急に運転手さんにそういった場所では確実にとまって確認をするようにということで、早期に対応させていただきます。
 もう一つ、刈谷豊田総合病院と高浜分院の関係でございますが、これは、前回の一般質問でもお答えしておりますが、今、新路線の見直しを検討しております。その中で、どういった形でいったらいいかなということで、今、線を書いております。駅を寄っていくパターンがいいのか、ダイレクトで結ぶべきなのかというところも含めて、新路線の中で検討してまいりたいと思いますので、お時間もう少しいただければと思います。
 よろしくお願いいたします。
議長(小野田由紀子) 福祉部長。
福祉部長(新美龍二) 先ほどの生保の件でございますが、内藤議員もいろいろ窓口にお見えになって知ってみえますように、生活保護の受給される方、申請される方、いろんな方がお見えになります。母子の方、あるいは高齢者の方、病気を持ってみえる方、私ども担当はそれなりにきちんと対応をさせていただいておるというふうに思っております。
 ただその中で、いろいろ書類の関係もおっしゃられましたが、やはり私どもが一番心配するのは、不正受給があってはならんということがあります。きちんとそういう書類なんかは整えた中で、保護の支給決定に結びつけていっておりますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。
議長(小野田由紀子) ほかに。
 13番、内藤とし子議員。
13番(内藤とし子) 新路線を考えているというお話ですが、いつごろになるのか、わかりましたらお示しをいただきたいと思います。
 もう一つ、236ページの公営住宅の関係ですが、あっちこっちで住宅募集の何といいますか、札といいますか、見かけるんですが、今現在は何戸ぐらいが利用していて、何戸ぐらいがあいているんでしょうか。
議長(小野田由紀子) 市民生活グループ。
市民生活G(芝田啓二) まずは、新路線でございます。
 これも過日の一般質問でお答えをさせていただいておりますが、新路線の運行につきましては、運行指針に基づき、少しでも早く新路線を決定していく中で、ある程度の周知期間は当然必要と考えております。
 これらの準備が整い次第、平成23年度中を目途といたしております。
 あと、御質問は借上公共賃貸住宅の件だと思いますので。借上公共賃貸住宅は現在8月末の段階で43戸が入居されております。22年3月、21年度末も43戸でございまして、そこからいきますと、空きが78から43を引きました数字が空きという状況になってございます。
議長(小野田由紀子) ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 質疑もないようですので、これにて認定第1号の質疑を終結いたします。


議長(小野田由紀子) 日程第4 認定第2号から認定第8号までを会議規則第34条の規定により一括議題とし、総括質疑を行います。
 なお、質疑に当たりましては、認定第何号であるかと、ページ数及び款・項・目・節を明確にお示しいただくようお願いいたします。
〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 質疑もないようですので、これにて認定第2号から認定第8号までの質疑を終結いたします。


議長(小野田由紀子) 日程第5 認定第9号 平成21年度高浜市水道事業会計決算認定についてを議題とし、総括質疑を行います。
 なお、質疑に当たりましては、ページ数等をお示しいただくようお願いいたします。
〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 質疑もないようですので、これにて認定第9号の質疑を終結いたします。


議長(小野田由紀子) 日程第6 決算特別委員会の設置を議題といたします。
 お諮りいたします。
 認定第1号から認定第9号までにつきましては、会議規則第36条第1項の規定により、9名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号から認定第9号までにつきましては、決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。
 お諮りいたします。
 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、杉浦辰夫議員、杉浦敏和議員、磯貝正隆議員、内藤皓嗣議員、神谷ルミ議員、水野金光議員、岡本邦彦議員、神谷 宏議員、小嶋克文議員、以上9名を指名したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました9名の議員を決算特別委員会委員に選任することに決定いたしました。


議長(小野田由紀子) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。
 お諮りいたします。
 決算特別委員会及び常任委員会の開催により、9月10日から9月28日までを休会としたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 御異議なしと認めます。よって、9月10日から9月28日までを休会とすることに決定いたしました。
 再開は、9月29日午前10時であります。
 本日は、これをもって散会といたします。御協力ありがとうございました。
午前11時25分散会