本文
平成22年9月 第1日
平成22年9月定例会 本会議 第1日
平成22年9月高浜市議会定例会会議録(第1号)
平成22年9月高浜市議会定例会は、平成22年9月2日
午前10時高浜市議事堂に招集された。
議事日程
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
会期の決定
(諸報告)
日程第3
諮問第2号 人権擁護委員の推薦について
日程第4
同意第6号 教育委員会委員の任命について
日程第5
- 議案第34号 市道路線の認定について
- 議案第35号 高浜市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
- 議案第36号 高浜市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について
- 議案第37号 高浜市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について
日程第6
- 議案第38号 平成22年度高浜市一般会計補正予算(第2回)
- 議案第39号 平成22年度高浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1回)
- 議案第40号 平成22年度高浜市老人保健特別会計補正予算(第1回)
- 議案第41号 平成22年度高浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1回)
- 議案第42号 平成22年度高浜市介護保険特別会計補正予算(第1回)
- 議案第43号 平成22年度高浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)
- 議案第44号 平成22年度高浜市水道事業会計補正予算(第1回)
日程第7
- 認定第1号 平成21年度高浜市一般会計歳入歳出決算認定について
- 認定第2号 平成21年度高浜市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
- 認定第3号 平成21年度高浜市土地取得費特別会計歳入歳出決算認定について
- 認定第4号 平成21年度高浜市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
- 認定第5号 平成21年度高浜市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
- 認定第6号 平成21年度高浜市公共駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について
- 認定第7号 平成21年度高浜市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
- 認定第8号 平成21年度高浜市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
- 認定第9号 平成21年度高浜市水道事業会計決算認定について
日程第8
- 報告第7号 権利放棄の報告について
- 報告第8号 平成21年度健全化判断比率及び公営企業資金不足比率について
本日の会議に付した案件
議事日程のとおり
出席議員
- 1番 幸前 信雄
- 2番 杉浦 辰夫
- 3番 杉浦 敏和
- 4番 北川 広人
- 5番 鈴木 勝彦
- 6番 磯貝 正隆
- 8番 内藤 皓嗣
- 9番 神谷 ルミ
- 10番 寺田 正人
- 12番 水野 金光
- 13番 内藤 とし子
- 14番 井端 清則
- 15番 岡本 邦彦
- 16番 神谷 宏
- 17番 小嶋 克文
- 18番 小野田 由紀子
欠席議員
なし
説明のため出席した者
- 市長 吉岡 初浩
- 副市長 杉浦 幸七
- 副市長 後藤 泰正
- 教育長 岸本 和行
- 経営戦略グループリーダー 深谷 直弘
- 危機管理グループリーダー 尾崎 常次郎
- 地域協働部長 岸上 善徳
- 地域政策グループリーダー 神谷 美百合
- 財務評価グループリーダー 竹内 正夫
- 市民総合窓口センター長 加藤 元久
- 市民窓口グループリーダー 木村 忠好
- 市民生活グループリーダー 芝田 啓二
- 税務グループリーダー 森野 隆
- 収納グループリーダー 中谷 展明
- 福祉部長 新美 龍二
- 地域福祉グループリーダー 長谷川 宜史
- 介護保険グループリーダー 篠田 彰
- 保健福祉グループリーダー 加藤 一志
- こども未来部長 神谷 坂敏
- こども育成グループリーダー 大岡 英城
- 文化スポーツグループリーダー 山本 時雄
- 都市政策部長 小笠原 修
- 都市整備グループリーダー 平山 昌秋
- 上下水道グループリーダー 竹内 定
- 地域産業グループリーダー 神谷 晴之
- 行政管理部長 大竹 利彰
- 人事グループリーダー 鈴木 信之
- 行政契約グループリーダー 内田 徹
- 情報管理グループリーダー 時津 祐介
- 会計管理者 川角 満乗
- 学校経営グループリーダー 中村 孝徳
- 監査委員事務局長 鵜殿 巌
- 代表監査委員 加藤 仁康
職務のため出席した議会事務局職員
- 議会事務局長 松井 敏行
- 主査 杉浦 俊彦
議事の経過
議長(小野田由紀子) 皆さん、おはようございます。
議員各位には、公私極めて御多忙のところ、また、残暑が大変厳しい中、御出席を賜り厚く御礼申し上げます。
9月定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
本定例会には、諮問、同意、条例の一部改正等、平成22年度補正予算並びに平成21年度決算認定などの諸議案が提出されております。議員各位におかれましては、市民の要望にこたえるべく厳正かつ公平なる御審議を賜りますようお願い申し上げ、開会のあいさつといたします。
午前10時00分開会
議長(小野田由紀子) ただいまの出席議員は全員であります。よって、平成22年9月高浜市議会定例会は成立いたしましたので、開会いたします。
ここで、市長より招集あいさつがあります。
市長。
〔市長 吉岡初浩 登壇〕
市長(吉岡初浩) おはようございます。
平成22年9月高浜市議会定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
本日、平成22年9月高浜市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には大変お忙しい中を、またお暑い中を、全員の皆さんの御参集をいただきまして、まことにありがとうございます。
日ごろより、市政各般にわたりまして格別の御尽力をいただいておりますことを厚く御礼を申し上げます。
本定例会におきましては、諮問1件、同意1件、一般議案4件、補正予算7件、認定9件を御審議いただくほか、報告2件を申し上げるものでございます。
詳細につきましては、副市長及び担当部長より説明をさせていただきますので、慎重御審議の上、御意見、御同意、御可決、御認定、あるいはお聞き取り賜りますようお願いを申し上げまして、招集のあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
〔市長 吉岡初浩 降壇〕
午前10時2分開議
議長(小野田由紀子) これより会議を開きます。
お諮りいたします。
本日の議事日程は、お手元に配付してあります日程表のとおり決定して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程は、お手元に配付してあります日程表のとおり決定いたしました。
これより本日の日程に入ります。
議長(小野田由紀子) 日程第1 会議録署名議員の指名を議題といたします。
本定例会の会議録署名議員は、会議規則第77条の規定により、議長から御指名申し上げて御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 御異議なしと認めます。よって、1番、幸前信雄議員、2番、杉浦辰夫議員を指名いたします。
議長(小野田由紀子) 日程第2 会期の決定を議題といたします。
本定例会の会期については、あらかじめ議会運営委員会で協議されておりますので、その結果の報告を求めます。
議会運営委員長、磯貝正隆議員。
〔議会運営委員長 磯貝正隆 登壇〕
議会運営委員長(磯貝正隆) 皆さん、おはようございます。
御指名をいただきましたので、議会運営委員会の御報告を申し上げます。
本日招集されました平成22年9月高浜市議会定例会の運営につきましては、去る6月23日、8月25日に、議会運営委員会を委員全員出席のもとに開催をいたしました。
当局より提示されました案件について検討いたしました結果、会期は本日より9月29日までの28日間と決定をいたしました。
会議日程及び議案の取り扱いにつきましては、本日は諮問第2号及び同意第6号を即決で願い、その後、議案の上程、説明を受け、報告第7号及び報告8号については報告を受けます。
9月6日及び7日の2日間は、一般質問を行い、一般質問終了後、関連質問を行います。
9月9日に、議案第34号から議案第37号までの条例等関係、議案第38号から議案第44号までの補正予算関係並びに認定第1号から認定第9号までの決算認定関係について総括質疑を行います。
また、認定第1号から認定第9号までの決算認定関係については、決算特別委員会を設置して、9月13日から15日までの3日間で審査をお願いをいたします。
総務建設委員会については、議案第34号から議案第36号及び議案第38号から議案第41号、議案第43号、議案第44号の9議案を付託し、福祉文教委員会については、議案第37号、議案第38号、議案第42号の3議案並びに陳情第8号から陳情第12号を付託し、審査を願うことに決定をいたしました。
なお、各常任委員会の日程につきましては、既にお手元に配付してあります日程表のとおりであります。御承知いただきますようお願いをいたします。
この9月定例会が円滑に進行できますよう、格段の御協力をお願い申し上げて報告といたします。
〔議会運営委員長 磯貝正隆 降壇〕
議長(小野田由紀子) ただいま議会運営委員長の報告がありました。
お諮りいたします。
本定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から9月29日までの28日間といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から9月29日までの28日間と決定いたしました。
ここで、諸般の事項について御報告いたします。
本日までに陳情書5件が提出され、これを受理いたしました。
陳情につきましては、会議規則第104条及び第108条の規定により、既に配付されております陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託し、委員会において早くに審査されるようお願いいたします。
次に、7月分までの一般会計、特別会計及び企業会計の例月出納検査報告書及び定期監査報告書が監査委員から提出され、議会図書室にて保管いたしておりますので、随時ごらん願いたいと思います。
報告事項は、以上であります。
議長(小野田由紀子) 日程第3 諮問第2号 人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
後藤副市長。
副市長(後藤泰正) 諮問第2号 人権擁護委員の推薦について御説明を申し上げます。
本案は、現委員の原田絹代氏が平成22年12月31日で任期満了となりますので、引き続き同氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会に諮問させていただくものでございます。
同氏は、皆さんも御案内のとおり、広く社会の実情に精通され、誠実温情な人柄で地域の皆さんの人望も厚く、人権擁護につきましては深く御理解をいただいているお方で、平成17年1月より2期にわたり人権擁護委員としてその責務を立派に遂行されておられます。
何とぞ、同氏を推薦することに御同意賜りますようお願いを申し上げまして、提案説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
議長(小野田由紀子) これより質疑に入ります。
〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
反対討論を求めます。
賛成討論を求めます。
〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 討論もないようですので、これにて討論を終結いたします。
これより採決をいたします。
諮問第2号 人権擁護委員の推薦について、原案に異議のない旨、答申することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小野田由紀子) 起立全員であります。よって、諮問第2号は、原案に異議のない旨、答申することに決定いたしました。
議長(小野田由紀子) 日程第4 同意第6号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
後藤副市長。
副市長(後藤泰正) 同意第6号 教育委員会委員の任命について御説明を申し上げます。
本案は、現委員の#****原和惠氏が来る9月30日で任期満了となりますので、新たに岩月宏枝氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の御同意をお願いするものでございます。
岩月宏枝氏は、人格が高潔で、教育、文化に関し識見も高く、その温厚誠実なお人柄から地域の皆さんの信望も厚く、また、平成3年度から2年間、高浜北部保育園父母会副会長の要職につかれ、平成9年度からは2年間、高浜市健康づくり推進委員を務められ、高浜市に対して多大な貢献をいただきました。このような経験から、今日の学校教育におけるさまざまな問題に対しても、貴重な御意見、御提言がいただけるものと考え、本市教育委員会としてまことにふさわしいお方と確信しておりますので、何とぞ本案に御同意賜りますようお願いを申し上げます。どうぞよろしくお願いをいたします。
議長(小野田由紀子) これより質疑に入ります。
〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
反対討論を求めます。
賛成討論を求めます。
16番、神谷 宏議員。
〔16番 神谷 宏 登壇〕
16番(神谷 宏) おはようございます。
お許しを得ましたので、同意第6号 教育委員会委員の任命について賛成の立場から討論をさせていただきます。
ただいまの提案説明にもございましたが、岩月宏枝氏は平成3年度から2年間、高浜北部保育園父母会副会長として活躍されました。教育委員会は、いじめ、不登校などの一連の課題への対応など、教育行政に責任を持った合議制の執行機関としての自覚と使命感が求められております。
同氏が今日まで習得をされました教育現場での経験や保護者としての経験は、高浜市の教育に多大な御貢献がいただけるものと確信しております。
このたびの任命につきましては、温厚誠実なお人柄から地域の皆さんの信望も厚く、まことに適任であり、春日町より貴重な人材を高浜市にとられたというのはまことに残念でありますが、言葉に不適切な文言がありますことをお許し願って、本案に同意するものであります。
議員全員の御賛同をお願い申し上げまして、私の賛成討論とさせていただきます。
〔16番 神谷 宏 降壇〕
議長(小野田由紀子) 反対討論を求めます。
賛成討論を求めます。
〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 討論もないようですので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
同意第6号 教育委員会委員の任命について、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小野田由紀子) 起立全員であります。よって、同意第6号は、原案に同意することに決定いたしました。
議長(小野田由紀子) 日程第5 議案第34号から議案第37号までを、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。
順次、提案理由の説明を求めます。
都市政策部長。
都市政策部長(小笠原 修) それでは、議案第34号 市道路線の認定について御説明申し上げます。
本案は、新たに3路線を市道路線として認定をお願いするものであります。新たな3路線は、いずれも都市計画法第29条に基づく開発行為により設置された道路で、高浜市に帰属されたものであります。
今回の認定路線の延長、幅員及び位置につきましては、別添の参考資料のとおり、3路線319.1mであり、平成22年8月末時点の市道路線の総延長は、741路線、20万263.5mでありますことから、今回の認定路線分を加算いたしますと、744路線、20万582.6mとなります。
何とぞ原案のとおり御可決賜りますようお願いいたします。
議長(小野田由紀子) 行政管理部長。
行政管理部長(大竹利彰) それでは、議案第35号 高浜市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。
本案は、地方公務員が就業しつつ、子の養育または家族の介護を行うための環境を整備することを目的とした、国家公務員の育児休業等に関する法律の一部改正にあわせて改正された地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、条例の整備をお願いするものであります。
初めに、育児休業をすることができない職員を規定する第2条では、第1号の非常勤職員、第2号の臨時的に任用される職員、第5号の配偶者が既に育児休業をしている職員及び第6号の子を養育できる親がいる職員を削除するもので、これらの職員についても育児休業をすることができることといたすものであります。
新たに規定する第2条の2では、育児休業法第2条第1項ただし書きの、3歳未満の子に係る育児休業の取得は、特別な事情がある場合を除いて1回と規定されておりますが、条例で定める期間内に育児休業をした場合は、この子について再度の育児休業ができることに改正されたことに伴い、この子の出生から57日以内に最初の育児休業をした職員については、特別な事情がなくとも再度の育児休業をすることができることといたすものであります。
再度の育児休業をすることができる特別の事情を規定する第3条でありますが、第1号の改正は、第5条の改正に伴う条文の整備であり、第4号の改正は、職員とその配偶者が交互に、それぞれ3カ月以上育児休業をする場合には再度の育児休業をすることができるとしていたものを、交互に育児休業をしていたかどうかにかかわらず、育児休業の終了後、3カ月以上を経過した場合は、再度の育児休業をすることができることといたすものであります。
育児休業の承認の取り消し事由を定める第5条では、第1号の育児休業に係る子をこの子の親が養育することができることとなった場合を、取り消し事由から削除するものであります。
育児短時間勤務をすることができない職員を規定する第9条では、第2条の育児休業をすることができない職員の改正と同様に、非常勤職員、臨時的任用職員、配偶者が既に育児休業をしている職員及び子を養育できる親がいる職員を削除するものであります。
第10条は、育児短時間勤務の終了の日の翌日から起算して1年を経過しない場合に、育児短時間勤務をすることができる特別の事情を定めておりますが、第1号及び第2号の改正は、第13条の改正に伴う条文の整備で、第5号の改正は、第3条第4号の改正と同様に、職員とその配偶者が交互に、それぞれ3カ月以上育児短時間勤務をする場合には再度の育児短時間勤務をすることができるとしていたものを、交互に育児短時間勤務をしていたかどうかにかかわらず、育児短時間勤務の終了後、3カ月以上を経過した場合には、再度の育児短時間勤務をすることができることといたすものであります。
育児短時間勤務の承認の取り消し事由を定める第13条では、第5条の改正と同様に、第1号の育児短時間勤務に係る子をこの子の親が養育することができることとなった場合を、取り消し事由から削除するものであります。
部分休業をすることができない職員を定める第19条では、第2条の改正と同様に、非常勤職員、配偶者が既に育児休業をしている職員及び子を養育できる親がいる職員を削除するものであります。
第20条第1項の改正は、条文の整備であります。
附則の第1項では、この条例の施行日を公布の日とし、第2項では、この条例の施行の日前に申し出た再度の育児休業の承認の請求に係る計画等は、この条例の施行の日以降は、改正後の条例の規定により申し出た計画とみなすものであります。
続きまして、議案第36号 高浜市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。
本案は、議案第35号 高浜市職員の育児休業等に関する条例の一部改正と同様に、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、条例の整備をお願いいたすものであります。
育児または介護を行う職員の深夜勤務及び時間外勤務の制限を規定する第8条の3では、新たに第2項として、3歳未満の子のある職員がこの子を養育するために請求した場合には、この職員の業務を処理するための措置を講ずることが著しく困難な場合を除いて、時間外勤務をさせてはならないことといたすものであります。
繰り下げ後の第3項では、小学校就学の始期に達するまでの子のある職員のうち、時間外勤務の制限の適用対象者から除外されていた、子を養育することのできる配偶者がいる職員についても適用対象者とするものであります。
繰り下げ後の第4項は、育児を行う職員の要介護者を介護する職員への準用規定でありますが、前項の規定の改正に伴う条文の整備であります。
附則の第1項では、この条例の施行の日を公布の日とし、第2項では、改正後の条例第8条の3第2項及び第3項の規定による時間外勤務の制限に関する請求については、施行の日前においてもできることといたすものであります。
何とぞ原案どおり御可決賜りますようによろしくお願い申し上げます。
議長(小野田由紀子) 後藤副市長。
副市長(後藤泰正) 議案第37号 高浜市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてを御説明を申し上げます。
本案は、父子家庭の父を新たに支給対象とするための児童扶養手当法の一部を改正する法律が平成22年6月2日に公布され、8月1日に施行されたことに伴い、同法を引用する高浜市消防団員等公務災害補償条例の一部改正をお願いするものであります。
改正の概要といたしましては、条例附則第5条第7項に、新たに児童扶養手当の支給対象となる父子家庭の父に対する受給調整の号を追加するとともに、条文の整備を行うものであります。
附則第5条第7項第1号では非常勤消防団員等が、また、第2号では消防作業従事者等が児童扶養手当の支給を受ける場合において、この児童扶養手当分を差し引いた形で、年金たる損害補償額を支給する旨を規定しており、新たに児童扶養手当の支給対象となる父子家庭の父に対してもこの規定を適用するもので、附則として公布の日から施行するものであります。
何とぞ原案どおり御可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(小野田由紀子) 日程第6 議案第38号から議案第44号までを、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。
順次、提案理由の説明を求めます。
地域協働部長。
地域協働部長(岸上善徳) それでは、議案第38号 平成22年度高浜市一般会計補正予算(第2回)について御説明申し上げます。
まず、補正予算書の5ページをお願いいたします。
今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ2億9,699万2,000円を追加し、補正後の予算総額を130億4,925万2,000円とするものでございます。
次に、8ページをお願いいたします。
債務負担行為補正は、いきいき広場のマシンスタジオ機器借り上げに要する経費について、契約の締結により、差額を補正するものでございます。
次に、補正予算説明書の54ページをお願いいたします。
まず、歳入の8款1項1目地方特例交付金は、交付額が確定したことにより、127万2,000円を増額いたしております。
次に、9款1項1目地方交付税は、経済情勢の悪化に伴い、法人市民税等の減収により基準財政収入額が基準財政需要額を下回り、普通交付税が交付されることとなり、1億7,684万2,000円を増額いたしております。
次に、13款1項1目民生費国庫負担金は、障害者自立支援給付事業における法改正による介護給付・訓練等給付費の増額に伴う障害者自立支援給付費負担金として270万7,000円を増額、児童扶養手当等支給事業に対する児童扶養手当負担金として165万8,000円を増額、合計436万5,000円を計上いたしております。
次に、13款2項2目民生費国庫補助金は、セーフティネット支援対策等事業費補助金の県補助金への財源更正として511万2,000円の減額、生活支援ネットワーク構築を図るための地域包括ケア推進事業に対する市町村地域包括ケア推進事業費補助金として427万4,000円を計上、差し引き83万8,000円を減額いたしております。
次に、14款2項1目総務費県補助金は、市民活動運営事業に対するがんばる商店街推進事業費補助金として405万円を計上いたしております。
次に、56ページの14款2項2目民生費県補助金は、障害者就労支援奨励金支給事業における障害者就労支援奨励金の減額に伴い、障害者就労支援奨励金支給事業費補助金として46万7,000円を減額、セーフティネット支援対策等事業費補助金の愛知県緊急雇用創出事業基金事業費補助金への財源更正として511万2,000円を増額、差し引き464万5,000円を増額いたしております。
次に、14款2項6目土木費県補助金は、公園整備管理事業においてCop10協賛事業の拡大に伴い、あいち森と緑づくり都市緑化推進事業交付金として51万4,000円を増額いたしております。
次に、16款1項1目一般寄附金は、元市議会議員様より一般寄附金として91万8,483円を、2目民生費寄附金は、呉竹町の杉浦一一様より1万8,811円を地域福祉基金指定寄附金として、碧南市の有限会社高陽様から150万円を障害者福祉基金指定寄附金としていただいたものであります。
次に、17款1項1目基金繰入金は、今回の補正予算の財源調整として、財政調整基金繰入金5億204万5,000円を減額いたしております。
次に、18款1項1目繰越金は、前年度繰越金の確定に伴い4億7,940万円を計上いたしております。
次に、58ページの20款1項1目臨時財政対策債は、発行可能額が決定したことにより、1億2,500万円を増額いたしております。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。なお、人事交流に伴う人件費の増減額につきましては、説明を省かせていただきます。
60ページをお願いいたします。
1款1項1目議会費の議会運営事業では、議員1名の辞職に伴い議員報酬など666万6,000円を減額、議員研修事業においても政務調査費など24万2,000円を減額いたしております。
次に、62ページの2款1項3目市民活動支援費の市民活動運営事業では、人形小路の会及び高浜まちづくり協議会に対するがんばる商店街推進事業費補助金として405万円を計上いたしております。
次に、2款2項1目賦課集める費の市税賦課事業では、市民税等の還付金として900万円を増額いたしております。
次に、64ページの2款8項1目基金費の基金運用事業では、指定寄附金の地域福祉基金、障害者福祉基金への積み立て及び今後の公共施設の建てかえや大規模修繕等に備え、繰越金の2分の1相当額を公共施設等整備基金への積立金として、合計2億4,150万9,000円を計上いたしております。
次に、66ページの3款1項2目地域福祉推進費のいきいき広場維持管理事業では、日本福祉大学高浜専門学校跡地の改修に伴ういきいき広場拡張工事費として4,376万4,000円を計上、いきいき広場運営事業では、マシンスタジオ機器借上料の契約額確定に伴い33万2,000円を減額いたしております。
次に、3款1項4目障害者在宅・施設介護費の障害者自立支援給付事業では、障害福祉サービス等に係る利用者負担の軽減により、介護給付・訓練等給付費として541万4,000円を増額いたしております。
次に、3款1項6目障害者社会参加推進費の障害者就労支援奨励金支給事業においては、障害福祉サービス等に係る利用者負担の軽減に伴う影響により、障害者就労支援奨励金として93万4,000円を減額いたしております。
次に、3款1項10目介護保険推進費の地域包括ケア推進事業では、生活支援ネットワークの構築を図るため、地域包括支援ネットワーク強化推進委託料など427万4,000円を、日常生活圏域ニーズ調査事業では、第5期介護保険事業計画の基礎資料として、ニーズ調査を実施するための日常生活圏域ニーズ調査業務委託料など302万6,000円を計上いたしております。
次に、3款1項15目高齢者医療費の後期高齢者医療事業では、愛知県後期高齢者医療広域連合への前年度療養給付費負担金が確定したことにより、療養給付費負担金として2,002万1,000円を増額いたしております。
次に、68ページの3款1項19目介護保険事業費では、前年度繰越金の確定等により、介護保険特別会計への繰出金1,124万2,000円を減額いたしております。
次に、70ページの3款2項3目家庭支援費の児童扶養手当等支給事業では、父子家庭を支給対象とすることにより、児童扶養手当として497万6,000円を増額。児童センター事業では、正規職員の中途退職に伴い、臨時職員の雇用に伴う臨時職員賃金など130万2,000円を計上いたしております。
次に、72ページの4款1項2目保健・予防費の予防接種事業では、日本脳炎の積極的勧奨の再開により、個別予防接種委託料など765万2,000円を増額いたしております。
次に、74ページの7款1項2目商工業振興費の産業経済活性化事業では、申請件数の増加が見込まれるため、がんばる事業者応援補助金として190万円を増額いたしております。
次に、76ページの8款5項4目公園緑化費の公園整備管理事業では、公共施設(南中学校隣等)への緑化木及び花苗の植栽を行うため、緑化材料費として51万4,000円を増額いたしております。
次に、8款8項1目交通安全環境整備費の交通安全施設事業では、腐食の目立つ電灯等の交通安全設備の取りかえを行うため、交通安全施設整備工事費として252万4,000円を増額いたしております。
以上が一般会計の9月補正予算の概要でございます。何とぞ慎重御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
議長(小野田由紀子) 市民総合窓口センター長。
市民総合窓口センター長(加藤元久) それでは、議案第39号 平成22年度高浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1回)について御説明申し上げます。
補正予算書の15ページをお願いいたします。
今回の補正は、歳入歳出予算にそれぞれ8,883万9,000円を追加し、補正後の予算総額を32億4,892万8,000円といたすものでございます。
補正予算説明書の98ページをお願いいたします。
歳入の4款1項1目前期高齢者交付金は、社会保険診療報酬支払基金からの通知額に基づき7,251万6,000円を減額いたすものであります。
8款1項1目一般会計繰入金は、人事交流による人件費の増に伴い118万2,000円を増額いたすものであります。
9款1項2目その他繰越金は、平成21年度の決算額の確定に伴い1億5,997万7,000円を増額いたすものであります。
10款3項5目雑入は、すいすい健康教室一般参加者負担者収入として19万6,000円を増額いたすものであります。
次に、歳出について御説明申し上げます。100ページをお願いいたします。
1款1項1目一般管理費は、人事交流による人件費の増に伴い118万2,000円を増額いたすものであります。
2款1項1目一般被保険者療養給付費は、財源更正による補正であります。
7款1項2目保険財政共同安定化事業拠出金は、愛知県国民健康保険団体連合会からの通知額に基づき291万6,000円を増額いたすものであります。
8款2項1目保健衛生普及費は、財源更正による補正であります。
102ページをお願いいたします。
9款1項1目支払準備基金積立金は、今回の補正に伴う余剰財源の3,000万円を基金に積み立てるものであります。
12款1項1目予備費の増額は、今回の補正に伴う財源調整を行うものであります。
続きまして、議案第40号 平成22年度高浜市老人保健特別会計補正予算(第1回)について御説明申し上げます。
補正予算書の21ページをお願いいたします。
今回の補正は、歳入歳出予算にそれぞれ348万4,000円を追加し、補正後の予算総額を850万1,000円といたすものでございます。
補正予算説明書の112ページをお願いいたします。
歳入の5款1項1目繰越金は、平成21年度の決算額の確定に伴い297万9,000円を増額いたすものであります。
6款3項1目第三者納付金は、交通事故による第三者行為損害賠償金として50万5,000円を増額いたすものであります。
次に、歳出について御説明申し上げます。114ページをお願いいたします。
3款1項1目償還金は、平成21年度の老人保健医療費交付金の額の確定に伴い、受け入れ超過となった分について社会保険診療報酬支払基金に返還するため、35万円を増額いたすものであります。
4款1項1目予備費の増額は、今回の補正に伴う財源調整を行うものであります。
以上で、議案第39号及び議案第40号についての説明を終わります。何とぞよろしくお願い申し上げます。
議長(小野田由紀子) 都市政策部長。
都市政策部長(小笠原 修) 議案第41号 平成22年度高浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1回)について御説明申し上げます。
補正予算書の27ページをお願いいたします。
今回の補正は、歳入歳出それぞれ388万8,000円を増額し、補正後の予算総額を13億2,469万1,000円とするものであります。
補正予算書の122ページをお願いいたします。
歳入でございますが、5款1項1目一般会計繰入金388万8,000円の増額は、職員の人事交流等によるものでございます。
続きまして、124ページをお願いいたします。歳出でございます。
1款1項1目一般管理費404万4,000円の増額及び1款2項1目下水道建設費15万6,000円の減額は、職員の人事交流等によるものであります。
以上、よろしくお願い申し上げます。
議長(小野田由紀子) 福祉部長。
福祉部長(新美龍二) 続きまして、議案第42号 平成22年度高浜市介護保険特別会計補正予算(第1回)について御説明申し上げます。
補正予算書33ページをお願いいたします。
保険事業勘定では、歳入歳出それぞれ3,652万3,000円を増額し、歳入歳出それぞれ21億3,134万5,000円とし、介護サービス事業勘定では、歳入歳出それぞれ29万2,000円を減額し、歳入歳出2,210万円とするものであります。
補正の内容でございますが、説明書136ページをお願いいたします。
保険事業勘定の歳入、4款1項支払基金交付金1,770万8,000円の減額は、介護給付費交付金交付要領に基づき、過年度返還金が本年度の交付金において充当調整されることに伴い減額いたすものであります。
7款1項他会計繰入金及び2項基金繰入金の減額は、平成21年度実績等に伴い、それぞれ減額いたすものであります。
8款1項1目繰越金8,635万3,000円の増額は、21年度からの繰越金でございます。
次に、140ページの歳出をお願いいたします。
1款1項1目一般管理費149万3,000円の増額は、地域包括支援センターにおける臨時職員の賃金等が主なものでございます。
2款保険給付費及び142ページの4款地域支援事業費は、歳入の支払基金交付金の減額分に対応した財源の変更を行うものであります。
144ページをお願いいたします。
6款1項償還金及び還付加算金3,403万円の増額は、主に平成21年度介護給付費の確定に伴う国・県負担金の返還金でございます。
7款1項1目予備費につきましては新たに設けさせていただくもので、緊急な支出に対応させていただくものであります。
続きまして、サービス事業勘定でございますが、説明書154ページをお願いいたします。
歳入でございますが、2款1項1目一般会計繰入金81万8,000円の減額は、職員給与費等繰入金の減額でございます。
3款1項1目繰越金52万6,000円は、前年度繰越金でございます。
次に、156ページ、歳出をお願いいたします。
1款1項1目の居宅サービス事業費29万2,000円の減額は、職員の人事交流等による人件費の減額でございます。
以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
議長(小野田由紀子) 市民総合窓口センター長。
市民総合窓口センター長(加藤元久) それでは、議案第43号 平成22年度高浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)について御説明申し上げます。
補正予算書の41ページをお願いいたします。
今回の補正は、歳入歳出予算にそれぞれ413万1,000円を追加し、補正後の予算総額を3億7,401万6,000円といたすものでございます。
補正予算説明書の166ページをお願いいたします。
歳入の3款1項1目一般会計繰入金は、人事交流による人件費の増額などにより、職員給与費等繰入金を88万円増額いたすものであります。
4款1項1目繰越金は、平成21年度の決算額の確定に伴い325万1,000円を増額いたすものであります。
次に、歳出について御説明申し上げます。168ページをお願いいたします。
1款1項1目一般管理費は、人事交流による人件費の増額に伴い270万1,000円を増額いたすものであります。
2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料負担金について、平成21年度分の保険料収入のうち、納付未済となっております143万円を増額いたすものであります。
以上、議案第43号の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
議長(小野田由紀子) 都市政策部長。
都市政策部長(小笠原 修) 議案第44号 平成22年度高浜市水道事業会計補正予算(第1回)について御説明申し上げます。
別冊の水道事業会計補正予算書(第1回)の3ページをお開き願います。
第2条は、収益的収入及び支出の予定額について補正するものであります。
収入は、第1款の水道事業収益について予定額を43万2,000円増額し、7億4,940万7,000円とするものであります。
第2項の営業外収益は、子ども手当43万2,000円を増額し、230万4,000円とするものであります。
支出は、第1款の水道事業費用について予定額を317万1,000円減額し、7億3,426万円とするものであります。
第1項の営業費用は、職員の人件費を人事交流により240万9,000円減額し、7億240万7,000円とするものであります。
第2項の営業外費用は、消費税及び地方消費税を76万2,000円減額し、2,839万1,000円とするものであります。
第4条は、資本的収入及び支出の予定額について補正するものであります。
支出は、第1款の資本的支出について予定額を1,600万円増額し、3億18万2,000円とするものであります。
第1項建設改良費は、老朽化している高浜配水場の第2号配水ポンプが故障し、現在停止しているため、安定給水の確保を図るため今回増額補正で対応するもので、予定額を1,600万円増額し、2億5,681万4,000円とするものであります。
なお、資本的収入が資本的支出に対して不足する額を2億1,435万9,000円、過年度分損益勘定留保資金を1億6,031万3,000円、当年度分消費税資本的収支調整額を1,117万8,000円、減債積立金4,286万8,000円に改めるものであります。
第3条は、議会の議決を経なければ流用できない経費として定めています職員給与費を240万9,000円減額して、7,464万9,000円とするものであります。
以上、よろしくお願いいたします。
議長(小野田由紀子) 日程第7 認定第1号から認定第9号までを、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。
順次、提案理由の説明を求めます。
地域協働部長。
地域協働部長(岸上善徳) それでは、認定第1号 平成21年度高浜市一般会計歳入歳出決算認定について、概要を申し上げます。
まず、決算書の2ページをお願いいたします。
歳入決算額は144億3,365万1,289円、歳出決算額は139億1,505万1,171円で、歳入歳出決算の差し引き残額は5億1,860万118円となっておりますが、決算書の218ページの実質収支に関する調書にありますとおり、繰越明許費に係る一般財源繰越額が3,919万円ございますので、実質収支額といたしましては4億7,941万118円となっております。
それでは、以下の説明につきましては、主要施策成果説明書に基づき説明をさせていただきます。
まず、歳入でございますが、6ページと21ページ以降を順次お願いをいたします。
1款市税は、収入済額80億5,151万6,422円で、前年度と比較して9月5日%の減となっておりますが、これは法人市民税においてリーマンショックによる経済不況の影響を受け、自動車関連企業等の業績不振が主たる原因でございます。集める率は93.0%、不納欠損額4,532万4,839円でございます。
次に、24ページの2款地方譲与税は1億2,344万4,423円となっております。
25ページの3款利子割交付金は2,843万円、4款配当割交付金は1,191万6,000円、5款株式等譲渡所得割交付金は583万8,000円、26ページの6款地方消費税交付金は4億2,340万5,000円、7款自動車取得税交付金は6,567万1,000円で、それぞれ所定の算定式に基づき交付を受けております。
8款地方特例交付金は1億923万9,000円で、1の地方特例交付金については、平成18年度及び平成19年度における児童手当制度拡充に伴う財源措置及び平成18年度の税制改正、住宅借入金等特別税額控除による個人住民税の減収に伴う財源措置及び平成21年度から平成23年度における自動車取得税の減税に伴う自動車取得税交付金の減収に伴う財源措置として交付されております。
次に、2の特別交付金については、平成18年度で減税補てん特例交付金が廃止されたことに伴い、平成19年度からの経過措置として交付されております。
次に、28ページの9款地方交付税は、普通交付税が引き続き不交付団体となっており、特別交付税は1億2,181万4,000円で、前年度と比較して0.3%の増となっております。
29ページの10款交通安全対策特別交付金は769万1,000円、11款分担金及び負担金は1億5,691万8,173円でございます。
次に、30ページの12款使用料及び手数料は2億1,687万6,649円で、前年度と比較して21.7%の減となっておりますが、これは指定管理者制度の導入による施設使用料の減が主たる原因でございます。
31ページの13款国庫支出金は16億8,659万1,442円で、前年度と比較して117.2%の増となっておりますが、これは定額給付金等に伴う繰越明許費による繰越分及び緊急経済危機対策に伴う臨時交付金の増が主たる原因でございます。
次に、32ページの14款県支出金は6億7,982万1,657円で、前年度と比較して2月8日%の増となっておりますが、これは選挙費委託金の増が主たる原因でございます。
33ページの15款財産収入は6,898万5,317円で、前年度と比較して33.5%の減となっておりますが、これは土地売払収入の減が主たる原因でございます。
16款寄附金は、地域福祉基金指定寄附金等3件で117万3,100円でございます。
次に、34ページの17款繰入金は1億9,179万7,937円で、地域福祉基金を初めとする7基金の繰入金並びに老人保健特別会計及び公共駐車場事業特別会計からの繰り入れでございます。
35ページの18款繰越金は8億1,764万460円でございます。
次に、36ページの19款諸収入は4億6,938万1,709円でございます。
次に、38ページの20款市債は11億9,550万円で、前年度と比較して238.7%の増となっておりますが、減収補てん債の新規発債及び臨時財政対策債の許可額が増となったことによるものでございます。
次に、歳出について御説明申し上げます。8ページと39ページ以降を順次お願いをいたします。
まず、1款議会費は1億5,591万4,200円でございます。
次に、41ページの2款総務費は28億888万993円で、44ページの市民公益活動支援事業における市民、市民公益活動団体、市が対等なパートナーとして連携・協力して取り組む、新しい公共空間を形成する協働事業を推進するための協働事業推進事業交付金、少し飛びますが、55ページの市の行政内容や行催事を市民に幅広く知っていただくための広報事業、70ページの防犯灯施設事業における防犯・防災用ソーラーLED照明灯設置工事等、72ページからの防災活動事業における備蓄食糧の購入、木造住宅耐震改修費の補助、地震防災マップ作成等、75ページの地域内分権推進事業における協議会への支援等、79ページの定額給付金給付事業、81ページの市税賦課事業における市税の還付金等、85ページの戸籍住民基本台帳事務事業、99ページの基金運用事業での財政調整基金等への積み立てなどが主なものでございます。
次に、100ページの3款民生費は39億4,025万8,587円で、102ページからのいきいき広場維持管理及び運営事業、109ページの地域福祉活動支援事業における高浜市社会福祉協議会補助金、110ページからの障害者自立支援給付事業、117ページからの地域生活支援事業、126ページの高齢者等生活支援事業、127ページの老人保護措置事業、134ページの障害者医療事業、135ページの子ども医療事業、137ページの後期高齢者医療事業、139ページから141ページの国民健康保険事業特別会計、介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計繰出金、143ページの児童手当支給事業、144ページからの保育園管理運営事業、149ページの児童扶養手当等支給事業、167ページの生活保護事業などが主なものでございます。
次に、169ページの4款衛生費は22億2,876万6,862円で、170ページからの老人・成人保健事業、177ページの予防接種事業、180ページの地域医療振興事業、191ページのごみ収集運搬業務等委託事業、192ページのごみ処理事業などが主なものでございます。
次に、198ページの5款労働費は4,482万420円で、市民生活援助事業、199ページの財団法人衣浦地域職業訓練センター管理公社事業費補助などが主なものでございます。
次に、200ページの6款農林水産業費は1億728万3,572円で、農業委員会事業、203ページの明治用水中井筋改修事業に係る負担金、205ページの農園事業、206ページの畜産環境整備事業などが主なものでございます。
次に、213ページの7款商工費は2億2,972万3,802円で、214ページの中小企業支援事業及び地域産業振興事業、215ページの経営近代化支援事業、218ページのいきいき号循環事業などが主なものでございます。
次に、220ページの8款土木費は11億7,087万5,373円で、道水路の維持・補修などを行う道水路維持管理事業、225ページの市道吉浜高取線道路改良工事等の市道新設改良事業、226ページの橋りょう改築事業、229ページの港湾管理事業、234ページの公園整備管理事業、236ページの公営住宅管理事業などが主なものでございます。
次に、242ページの9款消防費は4億6,411万8,421円で、消防団活動事業、243ページの広域消防事業における衣浦東部広域連合分担金でございます。
244ページの10款教育費は13億715万5,325円で、250ページからの小・中学校、幼稚園の維持管理及び教育振興事業、260ページからの公民館、図書館、美術館などの管理運営事業及び各種生涯学習・文化事業、277ページからのスポーツ施設の指定管理を含む生涯スポーツ振興事業などが主なものでございます。
281ページの11款災害復旧費は1,592万4,300円で、台風18号によるかわら美術館の漏水災害復旧工事などが主なものでございます。
285ページの公債費は、元金、利子合わせて14億4,132万9,316円となっております。
以上が一般会計の決算の概要でございます。よろしくお願いいたします。
議長(小野田由紀子) ここで、暫時休憩いたします。
再開は11時15分。
午前11時3分休憩
午前11時15分再開
議長(小野田由紀子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
市民総合窓口センター長。
市民総合窓口センター長(加藤元久) それでは、認定第2号 平成21年度高浜市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。
決算書では222ページから、主要施策成果説明書では289ページからになりますので、よろしくお願いいたします。なお、説明につきましては、主要施策成果説明書を中心に御説明させていただきます。
主要施策成果説明書の289ページをお願いいたします。
平成21年度末現在の被保険者の状況は、全体で世帯数が5,486世帯、被保険者数が1万121人となっており、前年度と比較し、世帯数で37世帯、被保険者数で168人の減となっております。
290ページをお願いいたします。
次に、歳入について御説明申し上げます。
1款国民健康保険税の総額は10億5,807万2,534円で、前年度と比較して1月4日%、1,493万3,014円の減となっております。
294ページをお願いいたします。
国民健康保険税の税目別収納状況の一覧でございます。収納率につきましては、下段の合計欄の一番上になりますが、一般・退職被保険者を合わせた医療給付分の現年課税分が84.7%、後期高齢者支援金分の現年課税分が87.5%、介護納付金分の現年課税分が82.7%となっております。また、滞納繰越分については、医療給付費分、後期高齢者支援金分及び介護納付金分とも11%となっております。現年度分及び滞納繰越分を合わせた全体の収納率は62.8%で、前年度と比較して3月8日%のマイナスとなっております。なお、不納欠損処分につきましては681件、6,219万6,876円でございます。
290ページへお戻りいただき、次に、2款国庫支出金は6億4,276万2,250円で、療養給付費等負担金及び財政調整交付金などが主な内容であります。
3款療養給付費交付金は9,154万6,368円で、社会保険診療報酬支払基金からの退職被保険者等療養給付費交付金であります。
4款前期高齢者交付金は6億6,534万9,682円で、前期高齢者の加入割合に応じて、社会保険診療報酬支払基金から交付を受けております。
5款県支出金は1億3,166万3,640円で、都道府県財政調整交付金などが主な内容であります。
6款共同事業交付金は2億5,687万5,097円で、高額医療費共同事業交付金及び保険財政共同安定化事業交付金であります。
8款繰入金は1億6,552万734円で、一般会計繰入金であります。
9款繰越金は2億1,902万3,709円で、前年度繰越金であります。
10款諸収入は4,736万2,607円で、第三者行為損害賠償金及び老人保健拠出金還付金などが主な内容であります。
以上、歳入決算総額は32億7,832万4,203円で予算現額に対する割合は99.4%、前年度と比較し3月7日%、1億1,592万6,635円の増となっております。
次に、歳出について御説明申し上げます。292ページをお願いいたします。
1款総務費は6,024万2,414円で、職員の人件費を初め、国民健康保険事業の運営に要する事務的経費が主な内容であります。なお、平成21年度末現在の短期被保険者証の発行世帯数は409世帯で、前年度と比較して72世帯の減となっており、また、資格証明書の発行世帯数は、前年度と同数の2世帯となっております。
296ページをお願いいたします。
2款保険給付費は20億8,179万6,574円で、一般被保険者療養給付費として16億7,979万5,935円、退職被保険者等療養給付費として1億4,562万3,343円を支出したほか、297ページの一般被保険者高額療養費として1億6,556万6,420円、退職被保険者等高額療養費として1,785万160円、298ページの出産育児一時金として2,427万1,239円などを主に支出いたしております。
300ページをお願いいたします。
3款後期高齢者支援金等は、後期高齢者医療に対する保険者負担分として4億5,007万1,529円を社会保険診療報酬支払基金へ拠出いたしております。
301ページをお願いいたします。
4款前期高齢者納付金等は、127万9,730円を社会保険診療報酬支払基金へ納付いたしております。
303ページをお願いいたします。
6款介護納付金は、1億5,265万8,043円を社会保険診療報酬支払基金へ納付いたしております。
304ページをお願いいたします。
7款共同事業拠出金は2億5,313万4,405円で、愛知県国民健康保険団体連合会が実施する高額医療費共同事業及び保険財政共同安定化事業に対する拠出金であります。
305ページをお願いいたします。
8款保健事業費は4,143万5,335円で、特定健康診査等事業を初め、306ページの診療報酬明細書点検事業、健康づくり推進事業及び307ページの医療費通知事業、健康診査費用助成事業が主な内容であります。
308ページをお願いいたします。
9款基金積立金は5,014万7,582円で、これにより平成21年度末現在の支払準備基金残高は7,950万3,215円となっております。
309ページをお願いいたします。
11款諸支出金は1,754万8,701円で、過年度分の過誤納保険税の還付金及び平成20年度分の療養給付費等国庫負担金等の精算に伴う返還金が主な内容であります。
以上、歳出決算総額は31億834万6,568円で予算執行率94.2%、前年度と比較し5月6日%、1億6,497万2,709円の増となっております。
以上、認定第2号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(小野田由紀子) 都市政策部長。
都市政策部長(小笠原 修) 認定第3号 平成21年度高浜市土地取得費特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。
決算書では37ページから41ページ及び254ページから262ページ、主要施策成果説明書では314ページから316ページを御参照ください。なお、主要施策成果説明書に基づきまして説明させていただきますので、主要施策成果説明書の314ページをお願いいたします。
まず、歳入総額は2億4,517万3,513円で、前年度対比127.4%、5,266万1,120円の増額となっております。
歳出総額は1億8,216万4,271円で、前年度対比111.7%、1,911万1,000円の増額となっており、歳入歳出差し引き額は6,300万9,242円であります。
歳入の内容を御説明いたします。
1款財産収入、収入済額2億97万578円、予算対比100%で、その内訳は、土地開発基金所有地6筆の財産貸付収入と本会計所有地4筆の不動産貸付収入、それから土地売払収入といたしまして、吉浜棚尾線の代替地など16筆、2,768.82平方メートルの土地を処分いたしたものであります。
次に、歳出の内容を御説明いたします。
1款土地取得費、支出済額1億8,216万4,271円、予算対比82.3%となっております。
316ページをごらんください。
土地購入費1億5,353万5,919円は、吉浜棚尾線代替地、北大根3号線等の用地取得で31筆、2,334.25平方メートルの用地を取得したものであります。
以上、よろしくお願いいたします。
議長(小野田由紀子) 市民総合窓口センター長。
市民総合窓口センター長(加藤元久) それでは、認定第4号 平成21年度高浜市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。
決算書では266ページから、主要施策成果説明書では319ページからになりますのでよろしくお願い申し上げます。なお、説明につきましては、主要施策成果説明書を中心に御説明させていただきます。
主要施策成果説明書の320ページをお願いいたします。
まず、歳入でございますが、1款支払基金交付金は1万5,309円で、前年度の審査支払手数料交付金の確定に伴う社会保険診療報酬支払基金からの追加交付分であります。
2款国庫支出金は573万5,982円で、前年度の老人保健医療費国庫負担金の確定に伴う追加交付分であります。
5款繰越金は1,971万5,232円で、前年度繰越金であります。
6款諸収入は60万871円で、過年度分に係るレセプトの過誤調整に伴う医療給付費の返納金が主な内容であります。
以上、歳入決算総額は2,606万7,394円で予算現額に対する割合は102.4%、前年度と比較し90.7%、2億5,523万5,947円の減となっております。
次に、歳出でございますが、1款総務費の5万641円は、交通事故による第三者行為に係る損害賠償金の請求事務委託料が主な内容でございます。
2款医療諸費の2万7,399円は、レセプトの再審査等に伴う過年度分の医療給付費が主な内容でございます。
322ページをお願いいたします。
3款諸支出金の1,801万256円は、平成20年度の老人保健医療費の確定に伴う老人保健医療費交付金の返還金として761万676円及び老人保健医療費県費負担金の返還金として39万9,580円のほか、特別会計の規模の縮小に伴う一般会計への繰出金として1,000万円を執行いたしております。
以上、歳出決算総額は1,808万8,296円で予算執行率71%、前年度と比較し93.1%、2億4,349万9,813円の減となっております。
以上、認定第4号の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
議長(小野田由紀子) 都市政策部長。
都市政策部長(小笠原 修) 認定第5号 平成21年度高浜市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。
決算書では53ページから57ページと、282ページから296ページ、主要施策成果説明書では325ページから340ページでございます。なお、説明につきましては、主要施策成果説明書で説明をさせていただきます。
主要施策成果説明書の326ページをお願いいたします。
歳入総額は11億4,850万1,015円、予算対比で100.5%、前年度対比で4,092万8,032円の増となっております。
歳出総額は11億1,918万4,054円で、予算に対する執行率は98%、前年度対比で3,192万9,737円の増となっており、歳入歳出差し引き額は2,931万6,961円であります。
歳入の内容を御説明申し上げます。
1款分担金及び負担金3,903万8,380円は、主に390件の下水道事業受益者負担金を収納したものでございます。
2款使用料及び手数料2億1,990万5,139円は、主に公共下水道供用開始区域における下水道使用料でございます。
3款国庫支出金6,750万円は、下水道事業費国庫補助金で、補助対象事業費1億3,500万円に対し、補助率が10分の5でございます。
4款県支出金310万円は、市町村下水道事業費補助金で、補助対象事業費3,100万円に対し、補助率が10分の1でございます。
5款繰入金5億7,660万9,000円は、主に人件費、借入金償還分等として、一般会計より繰り入れをお願いしたものであります。
6款繰越金2,031万8,666円は、前年度の決算収支の差額を繰り越したものでございます。
7款諸収入512万9,830円は、流域下水道事業維持管理費還付金等でございます。
8款市債2億1,690万円は、公共下水道事業で1億7,060万円、流域下水道事業で4,630万円を、財務省及び地方公共団体金融機構から借り入れしたものでございます。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。
1款下水道事業費6億2,184万5,954円は、主に維持管理費に係る下水道施設維持管理事業、下水道建設費に係る汚水施設建設事業の委託料、工事請負費、物件移転補償費、雨水施設建設事業費の工事請負費等でございます。汚水施設建設事業では2億5,448万888円の支出をしており、その内容につきましては、333ページから337ページに記載のとおりでございます。
2款公債費4億9,733万8,100円は、市債の元金及び利子の償還金で、公共下水道及び流域下水道の整備費として、財務省、地方公営企業等金融機構及び旧日本郵政公社等から借り入れを行ったものでございます。
以上が、平成21年度高浜市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算概要でございます。よろしくお願い申し上げます。
続きまして、認定第6号 平成21年度高浜市公共駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。
決算書では61ページから65ページ及び300ページから308ページ、主要施策成果説明書では344ページから347ページになります。なお、主要施策成果説明書に基づきまして説明をさせていただきますので、主要施策成果説明書の344ページをお願いいたします。
歳入総額は3,911万5,393円で、予算対比101.6%、前年度対比210万2,603円の増額となっております。
歳出総額は2,765万2,004円、執行率は71.9%、前年度対比106万3,559円の増額となっており、歳入歳出差し引き額は1,146万3,389円であります。
歳入の内容を御説明いたします。
1款使用料及び手数料、収入済額2,864万1,460円、予算対比102.1%で、定期貸し及び時間貸しの駐車料金と、回数券、プリペイドカードの収入でございます。
次に、歳出の内容を御説明いたします。
1款駐車場費、支出済額2,765万2,004円、予算対比99.3%となっております。
主な内容は、主要施策成果説明書346ページをごらんください。
委託料1,464万円は、駐車場の管理について委託をしたものでございます。
347ページをお願いいたします。
使用料及び賃借料521万4,000円は、駐車場敷地の借地料であります。
繰出金700万円は、駐車場建物建設の起債償還金等に充当するために、一般会計に繰り出しを行ったものであります。
以上、よろしくお願いいたします。
議長(小野田由紀子) 福祉部長。
福祉部長(新美龍二) 続きまして、認定第7号 平成21年度高浜市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、その概要を御説明申し上げます。
主要施策成果説明書の353ページをお願いいたします。
初めに、保険事業勘定について御説明申し上げます。
歳入決算額は20億1,653万8,758円、歳出決算額は19億3,018万4,639円で、歳入歳出差し引き額は8,635万4,119円でございます。
まず、歳入の内容でございますが、354ページをお願いいたします。
1款保険料は、収入済額4億1,305万5,322円で、現年度分の集める率は98.35%となっております。
2款使用料及び手数料147万500円は、宅老所等の使用料及び軽度生活援助員派遣手数料が主なものでございます。
3款国庫支出金3億9,840万3,400円は、介護給付費に対する国の負担分20%分と、普通調整交付金3月09日%分でございます。
4款支払基金交付金5億4,643万3,040円は、介護給付費の30%分でございます。
5款県支出金2億8,184円6,425円は、介護給付費の12月5日%分でございます。
7款繰入金2億9,188万4,341円は、介護サービス・予防サービス給付費など、市としての負担分12月5日%や、職員の人件費等に対する一般会計からの繰入金でございます。
8款繰越金は8,150万1,865円、前年度からの繰越金でございます。
9款諸収入100万2,728円は、居宅介護支援券利用者からの収入等でございます。
続きまして、356ページ、歳出について御説明申し上げます。
1款総務費5,552万616円は、主に介護保険事業運営に係る職員の人件費等の経費でございます。なお、第1号被保険者の状況でございますが、平成21年度末で7,586人となっております。
次に、362ページをお願いいたします。
2款保険給付費17億8,551万603円は、前年度対比5月8日%、9,864万5,084円の増でございます。主な内容でございますが、居宅介護サービス給付といたしまして、年間延べ利用者数1万4,280件に対しまして8億12万621円、364ページの施設介護サービス給付費として、年間延べ利用者数2,728件に対して6億7,837万6,494円等を支出させていただいております。
次に、380ページをお願いいたします。
3款保健福祉事業費513万3,627円は、本市独自の横出しサービスとして、居宅介護用品等給付事業、住宅改修費補助事業にそれぞれ要した経費でございます。
4款地域支援事業費4,502万3,523円は、主に特定高齢者把握事業、383ページの宅老所等の介護予防拠点施設の管理運営事業等に要した経費でございます。
389ページをお願いします。
5款基金積立金103万8,137円は、介護給付費準備基金及び390ページの介護従事者処遇改善臨時特例基金に積み立てを行ったものでございます。
6款諸支出金3,795万8,133円は、主に過年度の介護給付費国及び県負担金の返還金でございます。
続きまして、介護サービス事業勘定について御説明申し上げます。395ページをお願いいたします。
歳入決算額は2,304万8,148円、歳出決算額は2,252万1,030円で、歳入歳出差し引き額は52万7,118円でございます。
396ページをお願いいたします。
1款使用料及び手数料は、居宅介護サービス計画手数料等の収入といたしまして、収入済額1,356万6,580円。
2款繰入金は、職員給与費等の一般会計からの繰入金といたしまして、収入済額937万2,000円。
3款繰越金は、前年度からの繰越金10万9,568円でございます。
次に、398ページ、歳出でございます。
1款1項居宅サービス事業費2,252万1,030円は、職員2名分に係る人件費が主なものであります。
2項介護予防支援事業費291万7,092円は、介護予防支援事業委託料と介護保険レセプトシステム保守委託料でございます。
以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
議長(小野田由紀子) 市民総合窓口センター長。
市民総合窓口センター長(加藤元久) それでは、認定第8号 平成21年度高浜市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。
決算書では360ページから、主要施策成果説明書では403ページからになります。なお、説明につきましては、主要施策成果説明書を中心に御説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。
主要施策成果説明書の403ページをお願いいたします。
平成21年度末現在の被保険者の状況は、所得の少ない1割負担の方が3,418人、現役並み所得の3割負担の方が361人、合計で3,779人となっており、前年度と比較し164人の増となっております。
404ページをお願いいたします。
歳入について御説明申し上げます。
1款後期高齢者医療保険料は2億7,720万6,200円で、前年度比5月6日%の増となっております。
407ページをお願いいたします。
保険料収入の内訳といたしましては、年金からの特別集める保険料として1億3,327万9,600円、普通集める保険料の現年度分として1億4,290万6,000円、普通集める保険料の滞納繰越分として102万600円となっております。
還付未済額を控除した全体の収納率は99.2%で、前年度と比較し0.3%の減となっております。
404ページにお戻りいただき、3款繰入金は6,409万2,448円で、職員給与費等繰入金として2,641万2,000円及び保険基盤安定繰入金として3,768万448円を一般会計から繰り入れております。
4款繰越金は819万715円で、平成20年度からの繰越金でございます。
5款諸収入は45万8,334円で、平成20年度分に係る過誤納保険料の還付金などが主な内容でございます。
6款国庫支出金は224万7,000円で、平成20年度からの繰越事業であります後期高齢者医療システム特別対策対応プログラム修正業務委託に係る国庫補助金でございます。
以上、歳入決算総額は3億5,219万4,697円で、予算現額に対する割合は99.8%、前年度と比較し3月9日%、1,320万3,771円の増となっております。
次に、歳出について御説明申し上げます。
406ページをお願いいたします。
1款総務費は2,817万8,646円で、職員2人分の人件費のほか、後期高齢者医療推進事業及び407ページの保険料集める事業に係る事務的経費が主な内容であります。
408ページをお願いいたします。
2款後期高齢者医療広域連合納付金は3億1,539万2,348円で、内訳といたしましては、保険料負担金として2億7,771万1,900円、保険基盤安定制度負担金として3,768万448円を、それぞれ愛知県後期高齢者医療広域連合へ納付いたしております。
409ページをお願いいたします。
3款諸支出金は37万2,400円で、過年度分に係る過誤納保険料の還付金等であります。
以上、歳出決算総額は3億4,394万3,394円で、予算執行率は97.5%、前年度と比較し4%、1,314万3,183円の増となっております。
以上、認定第8号の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
議長(小野田由紀子) 都市政策部長。
都市政策部長(小笠原 修) 認定第9号 平成21年度高浜市水道事業会計決算認定について御説明申し上げます。
別冊となっております水道事業会計の決算書をお願いいたします。
なお、決算書のうち6ページから9ページまでと、22ページから27ページまでに記載する金額は、消費税を含んだ金額で表示し、その他の財務諸表は消費税を除いた金額で表示させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、6ページをお開きください。
収益的収入及び支出でございますが、第1款水道事業収益の決算額は7億5,655万1,735円で、予算対比1月7日%の増、前年度対比で2月8日%の減となりました。
第1項営業収益の決算額は7億5,427万2,298円で、予算対比1月6日%の増、前年度対比で2月7日%の減で、この主な収入は水道料金収入であります。
次に、支出でありますが、第1款水道事業費用の決算額は6億9,848万7,514円で、執行率は97.8%、不用額は1,578万2,486円で、前年度対比では0.4%の支出減となっております。
第1項の営業費用は、決算額6億7,194万2,825円で、執行率は98.2%、不用額は1,221万3,175円となりました。この執行額の主なものは、受水費、委託料及び減価償却費並びに人件費等であります。
第2項の営業外費用は、決算額が2,626万5,972円、執行率が98.2%で、この執行額の主なものは残存企業債の支払い利息であります。
第3項の特別損失は、決算額が27万8,717円、執行率が78.1%で、滞納水道料金85件分の不納欠損額であります。
続きまして、8ページをお願いいたします。
資本的収入及び支出でありますが、収入の1款資本的収入は、決算額8,501万9,832円で、予算対比で453万5,168円、5月1日%の減となっております。
第1項企業債は、決算額4,000万円で、予算額・決算額ともに同額で、配水管布設工事等に充当いたしました。
第2項出資金は361万5,000円で、予算額・決算額ともに同額で、消火栓設置費等に係る一般会計からの繰入金であります。
第3項負担金は、決算額3,090万4,832円で、予算対比453万5,168円、12月8日%の減で、これは新規給水申し込み等に係る加入負担金及び下水道工事に伴う配水管移設工事負担金等でございます。
第4項補助金は、決算額1,050万円で、国庫補助事業で整備しております重要給水施設配水管布設替工事に対するものでございます。
次に、支出でございますが、第1款資本的支出の決算額は3億3,371万347円で、予算に対する執行率は96.3%、不用額は1,268万4,653円であります。この執行額の主なものは、高浜配水場排水ポンプ設備等改修工事及び重要給水施設配水管布設替工事等に伴う建設改良工事費並びに企業債償還金等であります。
なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2億4,869万515円は、当年度分消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金、減債積立金及び建設改良積立金で補てんいたしております。
次に、10ページをお願いいたします。
平成21年度の損益計算書でありますが、本年度の経常利益は4,543万1,172円で、特別損失の過年度損益修正損26万5,445円を差し引いた額が当年度純利益で、4,516万5,727円を計上いたしました。
13ページをお願いいたします。
平成21年度の剰余金処分計算書でございます。
当年度未処分利益剰余金5,097万8,888円のうち、4,000万円を法定積み立てとして減債積立金に積み立てるものであります。
以上が平成21年度の水道事業の決算概要であります。よろしくお願いいたします。
議長(小野田由紀子) ここで、監査委員に平成21年度各会計決算認定についての審査報告をお願いします。
監査委員。
〔監査委員 加藤仁康 登壇〕
監査委員(加藤仁康) ただいま議長より御指名をいただきました代表監査委員の加藤仁康でございます。
それでは、平成21年度高浜市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金の運用状況並びに水道事業会計の決算に対する決算審査の結果について、監査委員を代表いたしまして御報告申し上げます。
地方自治法の規定に基づき、高浜市長より審査に付されました高浜市一般会計歳入歳出決算並びに国民健康保険事業、土地取得費、老人保健、公共下水道事業、公共駐車場事業、介護保険及び後期高齢者医療の7特別会計の歳入歳出決算についての審査を行いました。
審査に際しましては、関係諸帳簿及び証拠書類等を照合するとともに、関係職員の説明を聴取し、あわせて例月出納検査及び定期監査の結果をも参考とし、計数の正確性、予算の執行の適否、効果等について審査を行いました。
その結果、各会計の決算書及び附属書類等は、いずれも関係法規に準拠して作成されており、その計数も正確に表示され、適正と認められました。
また、地方自治法の規定に基づく基金の運用状況の審査につきましては、高浜市土地開発基金の運用状況並びに計数の正確性について審査を行いました。その結果は、基金の設置目的に沿った運用がなされており、その計数も正確でありました。
次に、地方公営企業法の規定に基づく審査としましては、水道事業会計の決算について審査を行いました。
その結果は、関係法規に従い諸帳簿も作成されており、その内容、計数とも誤りなく、適正に執行されているものと認められました。これら、審査の詳細につきましては、例月出納検査及び定期監査の結果を議長に御報告申し上げておりますし、また、平成21年度決算審査意見書を御配付させていただいておりますので、それらを御参考いただきたいと思います。
以上により、簡単ではございますが、高浜市長より審査に付されました各会計の決算及び基金の運用状況審査の決算審査の報告とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
〔監査委員 加藤仁康 降壇〕
議長(小野田由紀子) 日程第8 報告第7号及び報告第8号を、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。
順次、報告、説明を求めます。
市民総合窓口センター長。
市民総合窓口センター長(加藤元久) それでは、報告第7号 権利放棄の報告について御説明申し上げます。
本件は、金銭の給付を目的とする市の債権に関し、高浜市債権管理条例第12条第2号の規定により、別紙のとおり債権放棄をさせていただきましたので、同条例第13条の規定により、これを議会に御報告申し上げるものでございます。
内容といたしましては、私債権であります住宅使用料1件で、放棄いたします債権の額は177万4,700円、放棄の期日は平成22年7月30日でございます。
本件は、市営湯山住宅に入居されていた債務者に係る住宅使用料の滞納額277万4,700円のうち、177万4,700円を権利放棄するものであります。
経緯といたしましては、この債務者について、顧問弁護士による滞納家賃の納付相談を実施したところ、消費者金融への多重債務の存在が明らかになったことから、顧問弁護士の紹介による弁護士事務所を通じて債務の整理を行ったところ、115万円の過払い金の回収に成功したことを受け、債務者の債務整理を担当する弁護士事務所から、本人の生活を立て直すため、回収した過払い金のうち100万円の一括弁済を条件として、その余の請求につき放棄してほしい旨の陳情書の提出がありました。
これを受け、財産調査等の事実確認を行った結果、債務者については、差し押さえるべき資産がないこと、体調不良による未就労の状態が続き、今後とも資力回復の可能性をうかがわせる特段の事情もないことから、これ以上の債権の回収は困難と認められるため、顧問弁護士の意見等も踏まえ、高浜市債権管理条例第12条第2号、債務者が目立つ生活困窮状態、いわゆる生活保護法の適用を受け、またはこれに従う状態にあり、資力の回復が困難と認められるときに該当するものとして、残債権額177万4,700円について、平成22年7月30日をもって権利放棄をさせていただいたものでございます。
以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
議長(小野田由紀子) 地域協働部長。
地域協働部長(岸上善徳) それでは、報告第8号の平成21年度健全化判断比率及び公営企業資金不足比率について御説明申し上げます。
本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、平成21年度決算に基づく高浜市の財政健全化判断比率及び公営企業資金不足比率を、監査委員の審査意見書を付して御報告をさせていただくものであります。
まず、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定による健全化判断比率でありますが、実質赤字比率及び連結実質赤字比率ともに赤字額がないため、横棒、バー表示であり、赤字比率はございません。
実質公債費比率については7.0%、将来負担比率については20.9%でございます。なお、各比率欄の括弧内の値は、当市における早期健全化基準でございます。
次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定による公営企業資金不足比率でありますが、公共下水道事業特別会計、水道事業会計とも、すべて資金不足額がないため、横棒、バー表示であり、資金不足比率はございません。
なお、各会計欄の括弧内の値は、当市における経営健全化基準でございます。
以上、よろしくお願いをいたします。
議長(小野田由紀子) ここで監査委員に、報告第8号 平成21年度健全化判断比率及び公営企業資金不足比率についての審査報告をお願いします。
監査委員。
監査委員(加藤仁康) それでは、平成21年度決算に基づく健全化判断比率及び公営企業資金不足比率の審査の結果について、監査委員を代表いたしまして御報告申し上げます。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、高浜市長より審査に付されました平成21年度決算に基づく高浜市の財政健全化比率及び公営企業資金不足比率について審査を行いました。
審査に際しましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき算定された、四つの財政指標である実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率及び公営企業に関する資金不足比率の算定の基礎となる事項を記載した書類を確認し、各比率が適正に算定しているかなどを中心に審査を行いました。
その結果、健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成しているものと認められました。
審査の内容の詳細につきましては、平成21年度決算審査意見書を御配付させていただいておりますので、それを御参考いただきたいと思います。
以上により、簡単ではございますが、高浜市長より審査に付されました平成21年度決算に基づく高浜市の財政健全化比率及び公営企業資金不足比率の審査の報告とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
議長(小野田由紀子) ただいまの報告第7号及び報告第8号は、報告事項でございますので、御了承をお願いします。
議長(小野田由紀子) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
再開は、9月6日午前10時であります。
本日は、これにて散会いたします。長時間、御協力ありがとうございました。
午後0時2分散会