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平成22年6月 第4日
平成22年6月定例会 本会議 第4日
平成22年6月高浜市議会定例会会議録(第4号)
- 日時 平成22年6月18日午前10時
- 場所 高浜市議事堂
議事日程
日程第1 議案第32号 平成22年度高浜市一般会計補正予算(第1回)
本日の会議に付した案件
議事日程のとおり
出席議員
- 1番 幸前 信雄
- 2番 杉浦 辰夫
- 3番 杉浦 敏和
- 4番 北川 広人
- 5番 鈴木 勝彦
- 6番 磯貝 正隆
- 8番 内藤 皓嗣
- 9番 神谷 ルミ
- 10番 寺田 正人
- 12番 水野 金光
- 13番 内藤 とし子
- 14番 井端 清則
- 15番 岡本 邦彦
- 16番 神谷 宏
- 17番 小嶋 克文
- 18番 小野田 由紀子
欠席議員
なし
説明のため出席した者
- 市長 吉岡 初浩
- 副市長 杉浦 幸七
- 副市長 後藤 泰正
- 教育長 岸本 和行
- 経営戦略グループリーダー 深谷 直弘
- 危機管理グループリーダー 尾崎 常次郎
- 地域協働部長 岸上 善徳
- 地域政策グループリーダー 神谷 美百合
- 財務評価グループリーダー 竹内 正夫
- 市民総合窓口センター長 加藤 元久
- 福祉部長 新美 龍二
- 地域福祉グループリーダー 長谷川 宜史
- 保健福祉グループリーダー 加藤 一志
- 保健福祉グループ主幹 磯村 和志
- こども未来部長 神谷 坂敏
- こども育成グループリーダー 大岡 英城
- 文化スポーツグループリーダー 山本 時雄
- 都市政策部長 小笠原 修
- 都市整備グループリーダー 平山 昌秋
- 都市整備グループ主幹 杉浦 嘉彦
- 地域産業グループリーダー 神谷 晴之
- 行政管理部長 大竹 利彰
- 人事グループリーダー 鈴木 信之
- 行政契約グループリーダー 内田 徹
- 情報管理グループリーダー 時津 祐介
- 会計管理者 川角 満乗
- 学校経営グループリーダー 中村 孝徳
- 学校経営グループ主幹 梅田 稔
- 監査委員事務局長 鵜殿 巌
職務のため出席した議会事務局職員
- 議会事務局長 松井 敏行
- 主査 杉浦 俊彦
議事の経過
議長(小野田由紀子) 皆さん、おはようございます。
本日も円滑なる議事の進行に御協力のほど、お願い申し上げます。
午前10時00分開議
議長(小野田由紀子) ただいまの出席議員は全員であります。よって、これより会議を開きます。
お諮りいたします。
本日の議事日程は、お手元に配付してあります日程表のとおり決定して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程は、お手元に配付してあります日程表のとおり決定いたしました。
これより本日の日程に入ります。
議長(小野田由紀子) 日程第1 議案第32号 平成22年度高浜市一般会計補正予算(第1回)についてを議題とし、総括質疑を行います。
なお、質疑に当たりましては、ページ数及び款・項・目・節をお示しいただくようお願いいたします。
14番、井端清則議員。
14番(井端清則) 21ページの4款1項、今回のこの弁護士への成功報酬を含めて、これまでに要した費用の総額は一体どれぐらいになるのかということを1つはお聞きしておきたいと思います。
それから、23ページの9款1項消防費、第1分団の詰所屋上部分の補修工事ということで計上されておりますけれども、雨漏りの箇所というのは特定をされているのかどうか、この点をお伺いしておきます。
議長(小野田由紀子) 保健福祉グループ。
保健福祉G主幹(磯村和志) それでは、報償費の内訳について御説明させていただきます。
まず、今回の補正の内容でございますけれども、去る5月17日に、宇都宮の簡易裁判所において開催されました第3回調停委員会におきまして、看護職員修学資金の返還請求に関する調停が成立をいたしております。そこで、調停成立に伴います顧問弁護士への成功報酬が発生いたします。調停条項によりますと、相手方が返還債務残金292万4,000円の支払い義務を認め、平成22年6月から毎月3万円ずつ分割して支払うこととなっております。ただし、相手方が怠ることなく分割金146万2,000円を支払った場合には、残額を免除する規定が盛り込まれております。よって、顧問弁護士への成功報酬につきましては、相手方が遅滞なく分割金を支払うことを前提といたしまして、納付額146万2,000円に対し、名古屋弁護士会の基準であります16%を乗じました23万3,920円とし、補正を行うものであります。
また、今回の調停に要した費用でございますけれども、まず弁護士への報償費でございますが、着手金といたしまして24万円、今回の成功報酬といたしまして、先ほど説明いたしましたとおり23万3,920円、それから顧問弁護士には5回にわたって宇都宮まで出張いただいておりますので、出張旅費といたしまして18万5,200円、報酬の合計といたしましては65万9,120円であります。そのほかに職員の旅費が9万9,740円、調停申し立ての手数料が1万円、送達用の予納郵券、切手代でございますが1,340円、合計いたしますと77万200円、これが今回の調停にかかった総費用でございます。
議長(小野田由紀子) 危機管理グループ。
危機管理G(尾崎常次郎) 第1分団詰所の雨漏りの関係でございますけれども、2階の和室の天井、それから湯沸かし室の一部で天井から雨が漏水しているという状況でございます。それで原因箇所の特定につきましては、屋上防水の中で、ここが原因だということがはっきり特定することができないということがございますので、今回、全面的に防水の改修を行うということで考えております。
議長(小野田由紀子) 14番、井端清則議員。
14番(井端清則) 場所については特定がされていない中で、今回、防水用の補修工事ということですけれども、その屋根部分の工事で、ピタッと湯沸かし室にしても2階部分の天井部分にしても、雨漏りというのが防止されるかどうかというのはわからない工事の中で、それが結果としてピタッととまるかどうかもわからないということになると理解するわけですけれども、その点はどうなんですか。一般的に天井部分で既存のやつをはがして、新たに必要な処置を施すと防水の効果が見られるということは一般的ですけれども、それはある程度いろいろ調査をされて、それに基づいて工事に及んでいくわけでありまして、今回、特定できるようなところがわからないままにやるということはいかがなものかなというふうに思うんですけれども、その点はどういうふうに考えているんでしょうか。
議長(小野田由紀子) 危機管理グループ。
危機管理G(尾崎常次郎) 漏水箇所というんですか、原因箇所がはっきりしておれば、私どもとしては部分補修で済ませたいということで考えておるわけですけれども、調査の結果、はっきりここが原因だというところが明確に見つけられなかったけれども、原因としては屋上の防水の劣化による漏水であろうということが原因として考えられたということで、屋上の全面防水改修という対応をさせていただくということで御理解いただきたいと思います。
議長(小野田由紀子) 14番、井端清則議員。
14番(井端清則) やり方としては、既存の建物の屋上部分の改修ということですけれども、これは何年か経過をしますと、またぞろこういうふうな状況というのは発生することというのは、当然起こり得ることなんですよね。したがって、今回の工事を計画する段階に当たって、既存の建物の屋上部分だけの改修ということではなくて、例えば屋上部分を屋根材に置きかえるというふうな要するに補修工法というのは、これは検討する段階では考えられてきた経緯というのはあるのかないのか、この点いかがですか。
議長(小野田由紀子) 危機管理グループ。
危機管理G(尾崎常次郎) ただいま屋根材への置きかえというようなお話があったわけですけれども、私ども工法を選定するについては、やっぱりコストということは、まず第1に考えるわけでございます。現在、考えられる中で、一番コスト的にも有利であろうというのが防水のやりかえということで判断しております。
議長(小野田由紀子) 14番、井端清則議員。
14番(井端清則) 当然、投資効果で費用との兼ね合いというのも当然ありますけれども、その点では屋根材を載せるという工法での建設単価というんですか、見積もりというのは、これはやった結果、やはり既存の屋上部分だけの張りかえのほうが安いということになったのかどうか、この点いかがですか。金額的に違いがあれば示していただきたいというふうに思います。
議長(小野田由紀子) 危機管理グループ。
危機管理G(尾崎常次郎) 具体的に、そういった工法による見積もりまではとっておりません。ただ、その屋根をふくような工事になりますと、当然、重量、荷重的なものも建物に対してふえてまいります。そうしますと、現在、耐震、耐震ということがよく言われる中で建物荷重がふえる、そういったこともございまして、影響はコストだけにとどまらないという部分も出てこようかと思います。そういったことから、常識的に考えて、そういった工法をとった場合には、建設費が防水補修に比べて改修費がアップするというようなことで判断をさせていただいております。
議長(小野田由紀子) 14番、井端清則議員。
14番(井端清則) 客観的にコストの比較をもって、こちらが有利だということであるならば、私はその点では理解する部分がありますけれども、そういう客観的な検討をした経緯もないままに、コストの有利さをもってこの工法というのは、これは本会議であなたたちは答弁しているわけだから、きちっと答えた内容について、客観性を持って、こういうふうなことからこういうふうに判断したということを示すべきですよね。一般論で抽象的なことで、コスト的な問題では屋根のふきかえよりも天井部分を置きかえたほうが安いんだというだけでは、説明責任というのをしっかり果たしていないわけですから、それはコストの点でいえば、一度その点では慎重に対応していただく。発言をより正確にしていただきたい、すべきだというふうに思います。
それからもう一つ、コストの点でいえば、1つは地場産業が今大変、かわら産業は深刻ですよね。少なからず、これは私の所感ですけれども、海外に販路を求めていくというようなことも、今回、補正の中で上がっているような状況の中で、いかにして地場の産業を発展させていくかと。これは屋根材を使うことによって、その産業の育成の一助になるわけですよ。しかも、そのかわらをふくことによって、光熱の費用というのも、これは経費を軽減できるというようなこともありますので、トータル的に考えますと、例えばあと数年間に、また同じように屋根のふきかえと。漏水があって防水工事をせにゃいかんというようなことも考えますと、トータル的には、私は決してコストのことでいえば、波及効果も含めて検討しますと、そう大きな違いはないのではないのかなと。むしろ屋根をふいたほうが有利に働くほうが多いのではないのかなということを思うんですね。だから、トータル的にいろいろ検討した上で、これを選んだというような工法にすべきだというふうに思うんですね。再度これは見直しをして検討するべきだということを要請しておきたいと思いますけれども、その対応について意見を求めたいと思います。
議長(小野田由紀子) 危機管理グループ。
危機管理G(尾崎常次郎) 現在の第1分団の詰所の構造につきましては、鉄骨造の2階建てで、屋根面は陸屋根ということで平面で構成されております。その屋根面には、屋上面といいますか、空調機等も設置されております。この上に新たに屋根の加工をかけるということになりますと、構造体のほうから下地をつくっていく必要が出てこようかと思います。そうしたことから、下地だけでも相当な工事、それから重量的にもかなりの負担が建物にかかってこようかというふうに考えております。
そういうことで、コストにつきましても、ただいま申し上げましたように、具体的な積算はしておりませんが、高額になるということは一般的に考えて考えられることでございますので、御理解いただきたいというふうに思います。
議長(小野田由紀子) ほかに。
16番、神谷 宏議員。
16番(神谷 宏) 22ページ、10款教育費、5項社会教育費の中の6番の文化財保護費が、埋蔵文化財調査業務委託費として80万円計上されていますけれども、これの委託先と、何を対象にしているかということをお答えください。
議長(小野田由紀子) 文化スポーツグループ。
文化スポーツG(山本時雄) ただいまの御質問の委託先につきましては、今回御可決賜りましたら競争入札等によりまして、業者選定のほうをしていきたいというふうに思います。委託の内容につきましては、現地のほうはコンクリートの舗装がしてある場所でございますので、そういったところにコンクリートカッターを入れて試掘をさせていただくというような内容になってございますので、よろしくお願いいたします。
議長(小野田由紀子) 16番、神谷 宏議員。
16番(神谷 宏) 私が聞いているのは、埋蔵文化財のことでございますので、ちょっと違うのではないかと思いますけれども、どうですか。
議長(小野田由紀子) 文化スポーツグループ。
文化スポーツG(山本時雄) 申しわけございません。今回、ここの場所は王江遺跡という場所にございます。これは昭和35年に、実際に確認のほうをされておるんですけれども、今回その範囲が確定されていないというようなこともございまして、そういったところの試掘をさせていただいて、その範囲のほうを確認させていただくという内容でございます。
以上です。
議長(小野田由紀子) 16番、神谷 宏議員。
16番(神谷 宏) わかりました。
それから、昔と言ってはいけないかもしれませんけれども、埋蔵文化財のことで全国各地にいろんなところに埋蔵文化財が、特にかわらの関係は各地にあるわけですね。そのときに、そういう文化財保護委員会との連携を密にすると、高浜の場合はかわら美術館という名称を使っておりますので、かわらの場合に限定しますと、似たようなものがたくさん発掘されるわけですね。そうすると、各地の文化財を発掘した人たちが、極端なことを言うと処分に困って軒下に置いておくとか大変困っている現状があります。そういう中で、かわらの紋様だとか、いろんなもので歴史がかわってくることがあります。そういうことを考えると、高浜のかわら美術館という、かわらということで特定すると、全国から、美術館だから無償で寄贈されると思うんですね。その辺の連携はしているかどうかということです。お願いします。
議長(小野田由紀子) 文化スポーツグループ。
文化スポーツG(山本時雄) ただいまの御質問のほうで、かわら等の内容につきましても、かわら美術館のほうと連携をさせていただきまして、当然、寄贈ということも御本人のほうからも申し出もございます。そういったところは、またそちらの委員会のほうにもお諮りをさせていただいて、受ける受けないというようなことの判断のほうはさせていただいてございます。
議長(小野田由紀子) ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) ほかに質疑もないようですので、これをもって議案第32号の質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第32号については、会議規則第36条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、各常任委員会に付託いたします。
議長(小野田由紀子) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。
お諮りいたします。
常任委員会の開催により、6月19日から6月28日までを休会といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 御異議なしと認めます。よって、6月19日から6月28日までを休会とすることに決定いたしました。
再開は、6月29日午前10時であります。
本日は、これをもって散会といたします。御協力ありがとうございました。
午前10時18分散会