ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 議会グループ > 平成22年6月 第1日

本文

平成22年6月 第1日

平成22年6月定例会 本会議 第1日

平成22年6月高浜市議会定例会会議録(第1号)

 平成22年6月高浜市議会定例会は、平成22年6月11日午前10時高浜市議事堂に招集された。

議事日程

日程第1

会議録署名議員の指名

日程第2

会期の決定
(諸報告)

日程第3

農業委員会委員の推薦について

日程第4

議案第32号 平成22年度高浜市一般会計補正予算(第1回)

日程第5

  • 報告第3号 権利放棄の報告について
  • 報告第4号 繰越明許費繰越計算書について(一般会計)
  • 報告第5号 平成21年度高浜市土地開発公社の経営状況について
  • 報告第6号 平成21年度高浜市総合サービス株式会社の経営状況について

本日の会議に付した案件

議事日程のとおり

出席議員

  • 1番 幸前 信雄
  • 2番 杉浦 辰夫
  • 3番 杉浦 敏和
  • 4番 北川 広人
  • 5番 鈴木 勝彦
  • 6番 磯貝 正隆
  • 8番 内藤 皓嗣
  • 9番 神谷 ルミ
  • 10番 寺田 正人
  • 12番 水野 金光
  • 13番 内藤 とし子
  • 14番 井端 清則
  • 15番 岡本 邦彦
  • 16番 神谷 宏
  • 17番 小嶋 克文
  • 18番 小野田 由紀子

欠席議員

なし

説明のため出席した者

  • 市長 吉岡 初浩
  • 副市長 杉浦 幸七
  • 副市長 後藤 泰正
  • 教育長 岸本 和行
  • 経営戦略グループリーダー 深谷 直弘
  • 危機管理グループリーダー 尾崎 常次郎
  • 地域協働部長 岸上 善徳
  • 地域政策グループリーダー 神谷 美百合
  • 財務評価グループリーダー 竹内 正夫
  • 市民総合窓口センター長 加 藤 元久
  • 市民窓口グループリーダー 木村 忠好
  • 市民生活グループリーダー 芝田 啓二
  • 税務グループリーダー 森野 隆
  • 収納グループリーダー 中谷 展明
  • 福祉部長 新美 龍二
  • 地域福祉グループリーダー 長谷川 宜史
  • 介護保険グループリーダー 篠田 彰
  • 保健福祉グループリーダー 加藤 一志
  • こども未来部長 神谷 坂敏
  • こども育成グループリーダー 大岡 英城
  • 文化スポーツグループリーダー 山本 時雄
  • 都市政策部長 小笠原 修
  • 都市整備グループリーダー 平山 昌秋
  • 上下水道グループリーダー 竹内 定
  • 地域産業グループリーダー 神谷 晴之
  • 行政管理部長 大竹 利彰
  • 人事グループリーダー 鈴木 信之
  • 行政契約グループリーダー 内田 徹
  • 情報管理グループリーダー 時津 祐介
  • 会計管理者 川角 満乗
  • 学校経営グループリーダー 中村 孝徳
  • 監査委員事務局長 鵜殿 巌

職務のため出席した議会事務局職員

  • 議会事務局長 松井 敏行
  • 主査 杉浦 俊彦

議事の経過

議長(小野田由紀子) 改めまして、皆さん、おはようございます。
 議員各位には、公私とも御多用のところ、御出席を賜り厚く御礼申し上げます。
 6月定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 本定例会に提案されました諸案件につきまして、議員各位におかれましては、市民の要望にこたえるべく厳正かつ公平なる御審議を賜りますようお願い申し上げ、開会のあいさつといたします。


午前10時00分開会
議長(小野田由紀子) ただいまの出席議員は全員であります。よって、平成22年6月高浜市議会定例会は成立いたしましたので、開会いたします。
 ここで、市長より招集あいさつがあります。
 市長。
〔市長 吉岡初浩 登壇〕
市長(吉岡初浩) 皆さん、おはようございます。
 平成22年6月高浜市議会定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 本日、平成22年6月高浜市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には大変お忙しい中を全員の皆さんの御参集をいただきまして、まことにありがとうございました。
 国では、内閣総理大臣が交代をし、法案の成立が難しい状況、また制度が揺れ動いておる状況でございます。しかしながら、自治体におきましては、市民サービスを停滞をさせることはできない状況でございます。議員各位の皆さんには、一層の御協力をお願い申し上げたいというふうに思っております。
 また、日ごろより市政各般にわたりまして格別の御尽力をいただいていますことは厚く御礼を申し上げます。
 さて、本日提案をさせていただきます案件は、補正予算1件及び報告4件の計5件でございます。
 詳細につきましては、担当部長より説明をさせていただきますので、慎重御審議の上、御可決、あるいはお聞き取り賜りますようお願い申し上げまして、招集のあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。
〔市長 吉岡初浩 降壇〕


午前10時01分開議
議長(小野田由紀子) これより会議を開きます。
 お諮りいたします。
 本日の議事日程は、お手元に配付してあります日程表のとおり決定して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程は、お手元に配付してあります日程表のとおり決定いたしました。
 これより本日の日程に入ります。


議長(小野田由紀子) 日程第1 会議録署名議員の指名を議題といたします。
 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第77条の規定により、議長から御指名申し上げて御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 御異議なしと認めます。よって、16番、神谷 宏議員、17番、小嶋克文議員を指名いたします。


議長(小野田由紀子) 日程第2 会期の決定を議題といたします。
 本定例会の会期につきましては、あらかじめ議会運営委員会で協議されておりますので、その結果の報告を求めます。
 議会運営委員長、磯貝正隆議員。
 6番、磯貝正隆議員。
〔議会運営委員長 磯貝正隆 登壇〕
議会運営委員長(磯貝正隆) 皆さん、おはようございます。
 御指名をいただきましたので、議会運営委員会の御報告を申し上げます。
 本日招集されました平成22年6月高浜市議会定例会の運営につきましては、去る3月17日及び6月4日に、議会運営委員会を委員全員出席のもとに開催をいたしました。
 当局より提示されました案件につきまして、検討いたしました結果、会期は本日より6月29日までの19日間と決定をいたしました。
 会議日程及び議案の取り扱いにつきまして、本日は、議案第32号の上程、説明、並びに報告第3号から報告第6号までについて報告を受けます。
 6月15日及び16日の2日間は一般質問を行い、一般質問終了後、関連質問を行います。
 6月18日に、議案第32号について総括質疑を行います。
 総務建設委員会については、議案第32号並びに陳情第3号及び陳情第5号を付託し、福祉文教委員会については、議案第32号並びに請願第1号及び陳情第2号、陳情第4号、陳情第6号、陳情第7号を付託し、審査を願うとともに、各常任委員会において閉会中の継続調査申し出事件について審査願うことに決定をいたしました。
 農業委員会委員の推薦につきましては、本日、議長より農業委員会委員を指名することに決定をいたしました。
 なお、各常任委員会の日程につきましては、既に配付してあります日程表のとおりでありますので、御承知をいただきますようお願いをいたします。
 この6月定例会が円滑に進行できますよう、格段の御協力をお願い申し上げまして御報告とさせていただきます。
〔議会運営委員長 磯貝正隆 降壇〕
議長(小野田由紀子) ただいま議会運営委員長の報告がありました。
 お諮りいたします。
 本定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から6月29日までの19日間といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から6月29日までの19日間と決定いたしました。
 ここで、諸般の事項について御報告いたします。
 本日までに請願書1件、陳情書6件が提出され、これを受理いたしました。
 請願・陳情につきましては、会議規則第104条及び第108条の規定により、既に配付されております請願・陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託し、委員会において早くに審査されますようお願いいたします。
 なお、ここで請願第1号 学童保育の充実を求める請願の趣旨説明を求めます。
 12番、水野金光議員。
〔12番 水野金光 登壇〕
12番(水野金光) 御指名いただきましたので、請願第1号 学童保育の充実を求める請願の趣旨説明をいたします。
 この請願は、高浜市呉竹町五丁目8番地7の飯海利恵さんを初め1,482名の署名を添えて提出された請願であります。
 紹介議員は、日本共産党の3人の議員団が紹介議員に当たっています。
 請願の趣旨については、請願書面にあります請願趣旨を読み上げて説明にかえます。
 高浜市の、放課後児童健全育成事業(児童クラブ)は概ね3年生までを対象年齢として行なっています。そのために、児童クラブに入れなかった子どもを持つ働く親にとっては、たいへん不安な毎日を過ごしています。特に夏休みなど長期休業日は、子どもは、長時間をひとりで過ごすことになり、怪我や病気、生活リズムのくずれ、非行さらには不審者が出たりと心配の種はつきません。父母が安心して働けるように、また子どもたちに安全・安心の居場所を提供するため、以下の項目を実施して下さい。
 請願項目として、1、長期休業日(夏休み)の緊急対策(年齢の引き上げ・受け入れ人数の拡大)を実施してください。
 2、児童クラブの年齢の引き上げ、施設の増設をしてください。
 以上、2項目であります。
 ぜひ、切実な子育て世代の請願を高浜でも実施できるよう、全議員の賛同をお願いいたしまして、説明にかえます。
〔12番 水野金光 降壇〕
議長(小野田由紀子) 次に、4月分までの一般会計、特別会計及び企業会計の例月出納検査報告書及び定期監査報告書が監査委員より提出をされ、議会図書室にて保管してありますので、随時ごらんをお願いしたいと思います。
 報告事項は、以上であります。


議長(小野田由紀子) 日程第3 農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。
 地方自治法第117条の規定により、小嶋克文議員の退席を求めます。
〔17番 小嶋克文 除斥〕
議長(小野田由紀子) お諮りいたします。
 議会推薦による磯貝正隆委員が、平成22年7月19日をもって辞任されることになりましたので、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定による農業委員会委員の推薦については、議長より指名いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 御異議なしと認めます。よって、議長より指名することに決定いたしました。
 農業委員会委員の推薦については、小嶋克文議員を指名することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小野田由紀子) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり、農業委員会委員に推薦することに決定いたしました。
 小嶋克文議員の入場を求めます。
〔17番 小嶋克文 除斥解除〕


議長(小野田由紀子) 日程第4 議案第32号 平成22年度高浜市一般会計補正予算(第1回)を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 地域協働部長。
地域協働部長(岸上善徳) それでは、議案第32号 平成22年度一般会計補正予算(第1回)について御説明申し上げます。
 まず、補正予算書の5ページをお願いいたします。
 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ2,836万円を追加し、補正後の予算総額を127億5,226万円とするものでございます。
 次に、補正予算説明書の18ページをお願いいたします。
 まず、歳入でありますが、14款2項県補助金は、愛知県において緊急雇用創出事業基金が積み増しされたことに伴い、新たに3事業を申請し、その事業費補助金1,902万2,000円を計上いたしております。
 次に、14款3項6目教育費委託金は、授業の心と技向上推進事業委託金として43万円、市町村特別支援教育支援事業委託金として70万円で、合計113万円を計上いたしております。
 次に、17款1項1目基金繰入金は、今回の補正予算の調整財源として、財政調整基金からの繰入金630万円を計上いたしております。
 次に、19款4項4目雑入は、看護職員修学資金貸与返還金29万9,000円、財団法人自治総合センターコミュニティ助成金160万円など、合計190万8,000円を計上いたしております。
 次に、歳出でございますが、20ページをお願いいたします。
 2款1項3目市民活動支援費の市民活動運営事業では、地域のコミュニティを深めるための備品購入等への補助金として、一般コミュニティ助成事業補助金165万6,000円を計上いたしております。
 次に、2款1項21目緊急雇用創出事業基金事業費の緊急雇用創出基金事業では、街路灯(道路照明灯、防犯灯)の現況調査、台帳の電子化、データベース化をするための事業費として、街路灯台帳整備業務委託料943万5,000円を計上いたしております。
 次に、3款1項2目地域福祉推進費のいきいき広場維持管理事業では、いきいき広場3階の整備に係る実施設計を行うための事業費として、いきいき広場拡張工事設計委託料315万円を計上いたしております。
 次に、3款1項22目緊急雇用創出事業基金事業費の緊急雇用創出基金事業では、障がい福祉サービス等利用者のサービス支援状況をデータベース化するための臨時職員雇用に係る賃金等として165万8,000円を計上いたしております。
 次に、4款1項3目医療対策推進費の地域医療振興事業では、看護職員修学資金の返還請求に関する調停申し立てに係る弁護士への謝礼として、民事調停申立事務弁護士謝礼23万4,000円を計上いたしております。
 次に、7款1項2目商工業振興費の地域産業振興事業では、愛知県陶器瓦工業組合の海外販路開拓事業に対する補助金として、中小企業振興対策事業補助金35万円を計上いたしております。
 次に、22ページの8款2項1目生活道路新設改良費の緊急雇用創出基金事業では、区画整理・境界立ち会いの関係資料を整理、電子化し、データベース化するための事業費として、土地区画・境界関係図面電子データ化業務委託料793万8,000円を計上いたしております。
 次に、9款1項1目消防費の消防団活動事業では、消防団第1分団詰所の屋上防水補修のため、事業費として第1分団詰所屋上防水補修等工事費200万6,000円を計上いたしております。
 次に、10款1項3目教育指導費の教育指導事業では、発達障がいを含むすべての障がいのある児童・生徒の支援のための体制整備、強化を図るための事業費として、特別支援教育事業講師等謝礼など70万3,000円を、また教職員研修事業では、地域の学校で蓄積してきた授業の心や技を次の世代に引き継ぎ、教員の授業力の向上を図るとともに、子供たちの学習意欲を高める、授業の心と技向上推進事業を実施するための事業費として、授業の心と技向上推進事業委託料43万円を計上いたしております。
 最後に、10款5項6目文化財保護費の文化財保護事業では、王江遺跡跡地の埋蔵文化財の有無に対する事前調査を行うための事業費として、埋蔵文化財調査業務委託料80万円を計上いたしております。
 以上が一般会計の補正予算の概要でございます。何とぞ慎重な御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。


議長(小野田由紀子) 日程第5 報告第3号から報告第6号までを、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。
 随時、報告、説明を求めます。
 市民総合窓口センター長。
市民総合窓口センター長(加藤元久) それでは、報告第3号 権利放棄の報告について御説明申し上げます。
 本件は、金銭の給付を目的とする市の債権に関し、高浜市債権管理条例第12条の規定により、別紙のとおり権利放棄をさせていただきましたので、同条例第13条の規定により、これを御報告申し上げるものでございます。
 内容といたしましては、病院診療費及び水道使用料の私債権について、会計処理上は年度ごとに不納欠損金として処理されておりますが、債務者から時効の援用が得られないため、簿外で債権管理を行っていることから、これらの私債権を債権管理条例の規定により権利放棄するものでございます。
 病院診療費につきましては、平成21年度の不納欠損分として69件、95万2,010円を、また水道使用料につきましては、平成21年度の不納欠損分として85件、27万8,717円を、双方合わせた合計といたしまして154件、123万727円を債権管理条例第12条第1号の規定であります「この債権について消滅時効が完成したとき(債務者が時効の援用をしない特別の理由がある場合を除く)」により、平成22年3月31日をもって権利放棄をさせていただきましたので、同条例第13条の規定により議会に御報告申し上げるものでございます。
 なお、平成21年度の市税等の強制集める公債権の不納欠損状況につきましては、改めて、資料を配付させていただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 以上でございます。
議長(小野田由紀子) 地域協働部長。
地域協働部長(岸上善徳) それでは、報告第4号の繰越明許費繰越計算書(一般会計)について御説明申し上げます。
 本件は、平成22年3月定例会における議案第10号 一般会計補正予算(第10回)において、繰越明許費としてお認めをいただいたもので、これを平成22年度に繰り越しをいたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により御報告をさせていただくものでございます。
 内容といたしましては、まず、2款総務費、1項総務管理費の防災活動事業のうち、全国瞬時警報システム整備事業において、受信機の消防庁仕様の決定がおくれ、年度内の製品化が困難であることから、平成22年度に繰り越すものでございます。
 次に、3款民生費、2項児童福祉費の児童手当支給事業のうち、子ども手当対応システム修正委託事業において、国の補正予算の成立が3月となり、年度内完了が困難であることから、平成22年度に繰り越すものでございます。
 次に、4款衛生費、1項保健衛生費の予防接種事業のうち新型インフルエンザ予防接種低所得者等費用助成事業において、インフルエンザワクチンの製造のおくれ、資材の入手難、4月以降の低所得者助成などの国・県の動向や事業の進みぐあい等により、平成22年度に繰り越すものでございます。
 次に、6款農林水産業費、1項農業費の地域農政総合推進事業のうち、農業振興地域整備計画見直し業務委託事業において、上位計画である都市計画マスタープランや総合計画の進みぐあい等により、平成22年度に繰り越すものでございます。
 次に、8款土木費、2項道路橋りょう費の橋りょう改築事業のうち、前橋橋りょう工事費負担事業において、施工者である県より、施工箇所の一部について年度内での完了が困難との申し出がありましたこと、また、地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業のうち、市道半城土吉浜線及び市道港線道路(新設)改良事業において、国の補正予算対応事業であり、その交付申請手続等が3月となり、年度内完了が困難であることから、それぞれ平成22年度に繰り越すものでございます。
 次に、8款土木費、5項都市計画費の都市計画総務事業のうち、都市計画マスタープラン修正業務委託事業において、上位計画である総合計画や県の進める都市計画区域の再編との整合性を考慮する必要があること、都市計画永久縦覧図書作成業務委託事業において、都市計画区域が西三河都市計画区域として再編されることに伴う県の都市計画決定内容の変更手続の進みぐあい等により、それぞれ平成22年度に繰り越すものでございます。
 最後に、10款教育費、6項保健体育費の地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業のうち、小池グラウンド整備事業において、国の補正予算対応事業であり、その交付申請手続等が3月となり、年度内完了が困難であることから、平成22年度に繰り越すものでございます。
 以上、よろしくお願いいたします。
議長(小野田由紀子) 都市政策部長。
都市政策部長(小笠原 修) それでは、報告第5号 平成21年度高浜市土地開発公社の経営状況について御報告申し上げます。
 本件は、去る5月13日に会計監査に付し、5月20日の理事会において認定をいただいております。
 最初に、事業の概要について御説明いたします。
 3ページをお開きください。
 土地の取得については1件、中央公民館駐車場用地、面積633平方メートル、金額は6,447万3,000円でございます。処分はございません。
 なお、4ページ、5ページに事業報告といたしまして事業別の明細を添付させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、決算報告書の収益的収入及び支出について御説明いたします。
 6ページ、7ページをお開きください。
 収入の1款事業収益、決算額101万7,355円は、保有土地賃貸等収益でございます。
 2款事業外収益、決算額9万3,154円は、受取利息及び雑収益でございます。
 次に、支出の2款販売費及び一般管理費、決算額103万2,160円は、役員報酬、法人市県民税の均等割、有償貸付地に係る固定資産税の支払い等が主なものとなっております。
 次に、資本的収入及び支出について御説明いたします。
 収入の1款資本的収入、決算額6,614万3,163円は、公有地取得に伴う用地費等の借入金でございます。
 次に、支出の1款資本的支出、決算額6,614万3,163円は、公有地取得事業費でございます。
 次に、8ページの損益計算書でございますが、事業収益は、附帯等事業収益で101万7,355円、事業総利益は101万7,355円、販売費及び一般管理費は103万2,160円、事業損失は1万4,805円、事業外収益は、受取利息、雑収益で9万3,154円、経常利益は7万8,349円、当期純利益も7万8,349円となっております。
 次に、9ページの貸借対照表でございますが、資産としまして、流動資産として現金及び預金、公有用地、代替地で3億5,631万7,866円、固定資産として、投資その他の資産で1,000万円、資産合計は3億6,631万7,866円でございます。
 次に、負債としましては、固定負債として長期借入金2億7,055万1,295円、負債合計は2億7,055万1,295円でございます。
 次に、資本としましては、資本金として基本財産で1,000万円、資本金合計は1,000万円、準備金として、前期繰越準備金及び当期純利益で8,576万6,571円でございます。資本合計は9,576万6,571円でございます。
 よって、負債資本合計は3億6,631万7,866円でございます。
 次に、10ページの事業原価計算書でございますが、当年度公有地取得原価と前年度末公有用地原価との合計額1億3,249万3,742円が、平成21年度末の公有用地原価となっております。
 次に、剰余金計算書及び11ページの剰余金処分計算書でございますが、この計算書は平成20年度から繰り越しされた利益剰余金と平成21年度の当期純利益との合計額8,576万6,571円を、平成22年度へ繰り越したものでございます。
 次に、財産目録でございますが、この目録は平成22年3月31日現在の公社の財産状況を表にしたもので、資産としましては、流動資産として現金及び預金、公有用地、代替地で3億5,631万7,866円、固定資産として投資その他の資産で1,000万円、資産合計は3億6,631万7,866円でございます。
 次に、負債としましては、固定負債として長期借入金2億7,055万1,295円、負債合計は2億7,055万1,295円で、9,576万6,571円が差し引き純財産となっております。
 次に、12ページのキャッシュ・フロー計算書でございます。
 事業活動によるキャッシュ・フロー計といたしましては、マイナス6,606万4,814円でございます。
 投資活動によるキャッシュ・フローの計はございません。
 財務活動によるキャッシュ・フローの計といたしまして、6,614万3,163円でございます。
 最後に、土地開発公社が保有する現金及び現金同等物の資金が明確となるキャッシュ・フローでございますが、現金及び現金同等物が7万8,349円増加いたしまして、現金及び現金同等物期末残高としましては2,295万9,726円でございます。
 次に、13ページの基本金明細表でございますが、基本財産1,000万円は、高浜市より出資されているものでございます。
 次に、借入金明細表でございますが、平成22年3月31日現在の借入金は2億7,055万1,295円で、前年度末と比較いたしまして6,614万3,163円の増となっております。
 最後に、14ページは、平成22年3月31日現在における公社所有地の一覧表でございますので、御参照いただきたいと思います。
 以上、平成21年度高浜市土地開発公社の経営状況についての報告とさせていただきます。
議長(小野田由紀子) 地域協働部長。
地域協働部長(岸上善徳) それでは、報告第6号 平成21年度高浜市総合サービス株式会社の経営状況について御報告申し上げます。
 まず、平成21年度(第16期)決算報告書1ページの営業の報告を御説明いたします。
 営業の概要部分、上から3つ目の段落でございます。
 今期は、高浜市から、新たに緊急雇用事業といたしまして、債権回収コールセンター業務、外国人生活支援業務などを受託し、合わせて56業務を受託するほか、高浜市以外では、高浜市社会福祉協議会、衣浦衛生組合などから15業務を受託しております。この結果、今期の売上高は、前年度より約5月2日%減の6億4,239万円となっております。
 内訳としましては、4ページの売上高明細書のとおり、受託収入としまして、1のいきいき広場収入から26の清掃事業収入までで5億1,853万7,847円、前期と比較いたしまして2,917万2,569円の減収となっております。
 一方、事業収入は1億2,385万6,432円、前期と比較いたしまして566万5,293円の減収となっており、この主な原因としましては、かわら美術館の販売収入の減収によるものでございます。
 次に、今期の従業員の体制につきましては、1ページの中段のとおり、平成22年3月31日現在で、正規社員78人、臨時社員181人、合計259人により、それぞれ各種業務の遂行に当たっております。このうち女性社員につきましては196人で、全社員の75.7%、60歳以上の社員につきましては93人で35.9%、平均年齢につきましては52.4歳となっております。
 続きまして、2ページの貸借対照表について御説明申し上げます。
 資産額は2億1,184万5,086円で、前期と比較し1,044万1,685円の増額となっております。
 まず、資産の部でありますが、流動資産は現金・預金、商品、未収入金など合わせて2億330万6,590円、固定資産は、有形固定資産、無形固定資産、投資その他の資産を合わせまして853万8,496円で、このうち有形固定資産の建物につきましては、事務所の床、天井、壁などの内装の部分改修によるものでございます。車両運搬具は、社用車6台と高浜市等に対するリース自動車23台分でございます。また器具備品につきましては、OA機器(パソコン等)と、刈谷豊田総合病院高浜分院における商品の陳列棚、自動紙折り機等でございます。
 次に、負債の部でありますが、流動負債は、買掛金、未払金、預り金、賞与引当金を繰り入れまして、未払消費税まで合わせて5,763万4,707円でございます。
 純資産の部では、資本金5,000万円と利益剰余金1億421万379円で、純資産合計1億5,421万379円となっております。
 続きまして、3ページの損益計算書をお願いいたします。
 今期の売上高は6億4,239万4,279円、販売費及び一般管理費は5億1,087万6,817円となっております。
 この販売費及び一般管理費の内訳につきましては、5ページをお願いいたします。
 今期の事業経費は、24科目、総額で5億1,087万6,817円でございます。主な経費である人件費は、1の給料手当、2の退職給与金、3の法定福利費を合わせまして4億1,801万4,065円で、全体の81.8%の割合となっており、総額で前期と比べまして2,611万2,906円の減となっております。
 再度3ページの損益計算書をお願いいたします。
 平成21年度(第16期)の営業利益は2,991万7,547円、営業外収益等を加えました税引前当期純利益は3,127万4,860円、法人税、住民税及び事業税、法人税等調整額を控除した当期純利益は1,826万8,426円でございます。
 なお、今期の黒字につきましては、事業収入収支改善及び退職をしました社員と新たに雇用をいたしました社員との人件費の差、消耗品、水道光熱費の減によるコストの削減によるものでございます。
 次に、6ページの株主資本等変動計算書をお願いいたします。
 当期末の株主資本残高は、前期末の株主資本残高1億3,594万1,953円より当期純利益を加えまして1億5,421万379円となります。
 なお、利益処分(案)につきましては、平成18年の会社法の施行に伴いまして、株主資本等変動計算書に整理統合されることとなりましたので、よろしくお願い申し上げます。
 最後に、7ページの個別注記表でございますが、決算報告書の会計処理方針等につきまして、個別に注記をお示ししております。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(小野田由紀子) ただいまの報告第3号から報告第6号までは、報告事項でございますので御了承をお願いいたします。


議長(小野田由紀子) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。
 再開は、6月15日午前10時であります。
 本日は、これをもって散会といたします。御協力ありがとうございました。
午前10時38分散会