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平成21年9月 第1日

平成21年9月定例会 本会議 第1日

平成21年9月高浜市議会定例会会議録(第1号)

平成21年9月高浜市議会定例会は、平成21年9月24日
午前10時高浜市議事堂に招集された。

議事日程

日程第1

 会議録署名議員の指名

日程第2

 会期の決定
 (諸報告)

日程第3

 議席の指定

日程第4

 常任委員会委員の選任について

日程第5

 議会運営委員会委員の選任について

日程第6

 外郭団体等特別委員会委員の選任について

日程第7

 衣浦衛生組合議会議員の補欠選挙について

日程第8

 市長所信表明演説

日程第9

 議案第54号 愛知県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県後期高齢者医療広域連合規約の変更について

日程第10

 議案第55号 愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更について

日程第11

  • 議案第56号 高浜市国民健康保険条例の一部改正について
  • 議案第57号 高浜市みんなでまちをきれいにしよう条例の一部改正について
  • 議案第58号 市道路線の認定について
  • 議案第59号 高浜市コミュニティプラザの設置及び管理に関する条例の一部改正について
  • 議案第60号 損害賠償額の決定について

日程第12

  • 議案第61号 平成21年度高浜市一般会計補正予算(第5回)
  • 議案第62号 平成21年度高浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1回)
  • 議案第63号 平成21年度高浜市老人保健特別会計補正予算(第1回)
  • 議案第64号 平成21年度高浜市介護保険特別会計補正予算(第1回)
  • 議案第65号 平成21年度高浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)

日程第13

  • 認定第1号 平成20年度高浜市一般会計歳入歳出決算認定について
  • 認定第2号 平成20年度高浜市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
  • 認定第3号 平成20年度高浜市土地取得費特別会計歳入歳出決算認定について
  • 認定第4号 平成20年度高浜市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
  • 認定第5号 平成20年度高浜市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
  • 認定第6号 平成20年度高浜市公共駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について
  • 認定第7号 平成20年度高浜市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
  • 認定第8号 平成20年度高浜市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
  • 認定第9号 平成20年度高浜市水道事業会計決算認定について
  • 認定第10号 平成20年度高浜市病院事業会計決算認定について

日程第14

 報告第11号 平成20年度健全化判断比率及び公営企業資金不足比率について

本日の会議に付した案件

 議事日程のとおり

出席議員

  • 1番 幸前 信雄
  • 2番 杉浦 辰夫
  • 3番 杉浦 敏和
  • 4番 北川 広人
  • 5番 鈴木 勝彦
  • 6番 磯貝 正隆
  • 7番 杉浦 康之
  • 8番 内藤 皓嗣
  • 9番 神谷 ルミ
  • 10番 寺田 正人
  • 12番 水野 金光
  • 13番 内藤 とし子
  • 14番 井端 清則
  • 15番 岡本 邦彦
  • 16番 神谷 宏
  • 17番 小嶋 克文
  • 18番 小野田 由紀子

欠席議員

 なし

説明のため出席した者

  • 市長 吉岡 初浩
  • 副市長 杉浦 幸七
  • 副市長 後藤 泰正
  • 教育長 岸本 和行
  • 地域協働部長 大竹 利彰
  • 生活安全グループリーダー 尾崎 常次郎
  • 地域政策グループリーダー 神谷 美百合
  • 文化スポーツグループリーダー兼定額給付金グループリーダー 時津 祐介
  • 市民総合窓口センター長 松井 敏行
  • 市民窓口グループリーダー 加藤 元久
  • 市民生活グループリーダー 芝田 啓二
  • 税務グループリーダー 神谷 坂敏
  • 福祉部長 新美 龍二
  • 地域福祉グループリーダー 森野 隆
  • 介護保険グループリーダー 篠田 彰
  • 保健福祉グループリーダー 長谷川 宜史
  • こども未来部長 前川 進
  • 子育て施設グループリーダー 加藤 一志
  • こども育成グループリーダー 大岡 英城
  • 都市政策部長 小笠原 修
  • 計画管理グループリーダー 深谷 直弘
  • 都市整備グループリーダー 山本 時雄
  • 上下水道グループリーダー 竹内 定
  • 行政管理部長 岸上 善徳
  • 人事グループリーダー  鈴木 信之
  • 文書管理グループリーダー 内田 徹
  • 契約検査グループリーダー 稲垣 弘志
  • 会計管理者 神谷 清久
  • 学校経営グループリーダー 中村 孝徳
  • 代表監査委員 加藤 仁康

職務のため出席した議会事務局職員

  • 議会事務局長 川角 満乗
  • 主査 杉浦 俊彦

議事の経過

議長(磯貝正隆) 皆さん、おはようございます。
 議員各位には、公私極めて御多忙のところ、御出席をいただき、厚くお礼を申し上げます。
 9月定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 本定例会には、条例の一部改正、平成21年度補正予算並びに平成20年度決算認定など諸議案が提出をされております。
 議員各位におかれましては、市民の要望にこたえるべく、厳正かつ公平なる御審議を賜りますようお願いを申し上げ、開会のごあいさつとさせていただきます。
 よろしくお願い申し上げます。

午前10時00分開会
議長(磯貝正隆) ただいまの出席議員は全員であります。よって、平成21年9月高浜市議会定例会は成立いたしましたので、開会をいたします。
 ここで、市長より招集あいさつがあります。
 市長。
〔市長 吉岡初浩 登壇〕
市長(吉岡初浩) 皆さん、おはようございます。
 本定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつ並びに提案案件について申し上げます。
 本日、平成21年9月高浜市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には大変お忙しい中を全員の皆さんの御参集をいただきまして、まことにありがとうございます。
 また、日ごろより、市政各般にわたりまして格別の御尽力をいただいておりますことを厚く御礼申し上げます。
 あわせまして、さきの市議会議員補欠選挙において、めでたく御当選の栄に浴されました方々におかれましては、心よりお喜びを申し上げます。
 今後は市民の負託にこたえられ、市勢進展のため、真摯な御討議をいただきますことを御期待申し上げます。
 さて、私ごとで大変恐縮ではございますが、さきの市長選挙におきまして、多くの皆さん方の御推薦をいただき立候補させていただきましたところ、議員の皆さん方を初め、市民の皆さん方の温かい御支援を賜りまして、高浜市政をお預かりさせていただくことになりました。心より感謝を申し上げますとともに、我が身に課せられました責任の重さを痛感いたしております。
 後ほど、市政運営のついての所信の一端を申し述べさせていただきますが、このたびの市民の皆さん方の御負託の大きさをしっかりと受けとめ、真摯におこたえするために、スピード感と誠実さを持って、一心に努力を傾注してまいる所存でございます。議員の皆さん方には、今まで以上の御指導、御鞭撻、お力添えを賜りますよう、お願いを申し上げます。
 それでは、本定例会に提案をさせていただきます案件について申し上げます。
 本定例会におきましては、一般議案7件、補正予算5件及び認定10件を御審議いただくほか、報告1件を申し上げるものでございます。
 提案案件の詳細につきましては、後ほど担当部長より説明をさせていただきますので、慎重御審議の上、御可決、御認定あるいはお聞き取り賜りますようお願いを申し上げます。
 また、後日になりますが、こども医療費の無料化を実現するための条例改正案及び補正予算案等を提案させていただく予定がございますので、これらにつきましても御配慮賜りますようお願い申し上げまして、招集あいさつとさせていただきます。
 何とぞよろしくお願い申し上げます。
〔市長 吉岡初浩 降壇〕

午前10時03分開議
議長(磯貝正隆) これより会議を開きます。
 お諮りいたします。
 本日の議事日程は、お手元に配付してあります日程表のとおり決定して御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(磯貝正隆) 御異議なしと認めます。
よって、本日の議事日程は、お手元に配付してあります日程表のとおり決定をいたしました。
 これより本日の日程に入ります。

議長(磯貝正隆) 日程第1 会議録署名議員の指名を議題といたします。
 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第77条の規定により、議長から御指名申し上げて御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(磯貝正隆) 御異議なしと認めます。よって、18番、小野田由紀子議員、1番、幸前信雄議員を指名いたします。

議長(磯貝正隆) 日程第2 会期の決定を議題といたします。
 本定例会の会期については、あらかじめ議会運営委員会で協議されておりますので、その結果の報告を求めます。
 議会運営委員長、内藤皓嗣議員。
 8番、内藤皓嗣議員。
〔議会運営委員長 内藤皓嗣 登壇〕
議会運営委員長(内藤皓嗣) 皆さん、おはようございます。
 御指名をいただきましたので、議会運営委員会の御報告を申し上げます。
 本日招集されました平成21年9月高浜市議会定例会の運営につきましては、去る4月7日、6月16日及び9月14日に議会運営委員会を、委員全員の出席のもと開催いたしました。
 当局より提示されました案件について検討いたしました結果、会期は本日より10月20日までの27日間と決定いたしました。
 会議日程及び議案の取り扱いにつきまして、本日は、市長の所信表明演説を行った後、議案第54号及び議案第55号を即決で願い、その後、議案の上程、説明並びに報告第11号についての報告を受けます。
 9月29日及び30日の2日間は一般質問を行い、一般質問の終了後、関連質問を行います。
 10月2日に、議案第56号から議案第60号までの条例等関係及び議案第61号から議案第65号までの補正予算関係並びに認定第1号から認定第10号までの決算認定関係について、総括質疑を行います。
 また、認定第1号から認定第10号までの決算認定関係については、決算特別委員会を設置して、10月5日から7日までの3日間で審査をお願いいたします。
 総務建設委員会については、議案第56号から議案第58号並びに議案第61号から議案第63号及び議案第65号の7議案を付託し、福祉文教委員会については、議案第59号及び議案第60号並びに議案第61号及び議案第64号の4議案と陳情第3号から陳情第6号を付託し、審査を願うことに決定いたしました。
 なお、各常任委員会の日程につきましては、既にお手元に配付してあります日程表のとおりですので、御承知いただきますようお願い申し上げます。
 この9月定例会が円滑に進行できますよう、格段の御協力をお願い申し上げまして報告といたします。
〔議会運営委員長 内藤皓嗣 降壇〕
議長(磯貝正隆) ただいま議会運営委員長の報告がありました。
 お諮りをいたします。
 本定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から10月20日までの27日間といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(磯貝正隆) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から10月20日までの27日間と決定をいたしました。
 ここで、諸般の事項について御報告をいたします。
 公職選挙法第113条第3項第3号の規定に基づき、8月30日執行の高浜市議会議員補欠選挙において杉浦康之議員と神谷ルミ議員が当選をされましたので、御報告をいたします。
 次に、本日までに陳情書4件が提出をされ、これを受理いたしました。陳情につきましては、会議規則第104条及び第108条の規定により、既に配付されております陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託し、委員会において早くに審査されるようお願いをたします。
 次に、7月分までの一般会計、特別会計及び企業会計の例月出納検査報告書及び定期監査報告書が監査委員から提出をされ、議会図書室にて保管をしておりますので、随時ごらんをいただきたいと思います。
 報告事項は、以上であります。

議長(磯貝正隆) 日程第3 議席の指定を行います。
 今回、当選されました杉浦康之議員と神谷ルミ議員の議席は、会議規則第3条第2項の規定により、議長において、杉浦康之議員は議席番号7番、神谷ルミ議員は議席番号9番に指定をいたします。

議長(磯貝正隆) 次に、日程第4 常任委員会委員の選任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 新議員お二人の常任委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、杉浦康之議員は福祉文教委員会委員、神谷ルミ議員は総務建設委員会委員に指名をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(磯貝正隆) 御異議なしと認めます。よって、杉浦康之議員は福祉文教委員会委員、神谷ルミ議員は総務建設委員会委員に選任することに決定いたしました。

議長(磯貝正隆) 日程第5 議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、杉浦康之議員を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(磯貝正隆) 御異議なしと認めます。よって、杉浦康之議員を議会運営委員会委員に選任することに決定をいたしました。
議長(磯貝正隆) 日程第6 外郭団体等特別委員会委員の選任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 外郭団体等特別委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、神谷ルミ議員を指名したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(磯貝正隆) 御異議なしと認めます。よって、神谷ルミ議員を外郭団体等特別委員会委員に選任することに決定をいたしました。

議長(磯貝正隆) 日程第7 衣浦衛生組合議会議員の補欠選挙についてを議題といたします。
 これは、衣浦衛生組合議会議員であった佐野勝已氏の議員辞職に伴い、組合議会議員に欠員が生じたため、補欠選挙を行うものであります。
 お諮りをいたします。
 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(磯貝正隆) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定をいたしました。
 お諮りいたします。
 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(磯貝正隆) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定をいたしました。
 衣浦衛生組合議会議員に、杉浦康之議員を指名いたします。
 ただいま議長において指名いたしましたとおり、当選人に定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(磯貝正隆) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました杉浦康之議員が、衣浦衛生組合議会議員に当選をされました。
 ただいま当選されました杉浦康之議員が議場にお見えになりますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により当選の告知をいたします。
議長(磯貝正隆) 日程第8 市長の所信表明演説を行います。
 それでは、市長の所信表明演説を求めます。
 市長。
〔市長 吉岡初浩 登壇〕
市長(吉岡初浩) それでは、お許しをいただきましたので、私の所信表明を申し上げます。
 このたびの市長選挙におきまして、市民各位を初め、各方面からの力強い御支援、温かい御厚情を賜り、市政をお預かりさせていただくことになりました。
 高浜市を創建されました初代・井野市長、基盤整備など高浜市発展の基礎をはぐくまれました二代・石川市長、そして20世紀から21世紀へと時代の大きな転換点にあって、高齢社会の到来や地方分権といった時代潮流をいち早く受けとめ、常に先手を打つという姿勢で、持続可能な自立した基礎自治体としての礎を築かれました三代・森市長、今日の高浜市があるのは、これまでの多くの方々のたゆまぬ御労苦のたまものであると承知しております。皆さんから寄せられた負託の重みを厳粛に受けとめ、改革の歩みをとめることなく、市政運営に最善を尽くす所存でございます。
 私は、元はかわら製造に携わっていたこともあり、常に現場を大切にしてまいりました。「現場は宝の山」という言葉がございますが、現場である地域へ足を運び、自分の目で確かめ、市民の皆さんの声に耳を傾けてこそ、高浜市が置かれている状況を真に把握することができる。現場を知らなければ、問題や課題に気づくこともなく、それに対応する行動を起こすこともなくなってしまいます。今、市民の皆さんが行政に期待していることは、地域の問題を行政・高浜市の問題ととらえてお返しすることができるかどうか、それが試される時代にあると考えております。私ども行政は、現場である地域へどんどんと足を運び、なぜそうなっているのか、何をどのようにしたらいいのかといった、最もふさわしい解決策を市民の皆さんと対話をしながら見出し、スピードと誠意を持ってともに行動することをモットーとしてまいります。そうしたことがきちんと行われることによって、初めて市民の皆さんの信頼を得られるようになる、そう考えております。
 人口も経済も右肩上がりという時代は終わりを告げ、限られた資源を有効活用するために、選択と集中が求められております。高浜市にとって本当に必要な施策は何か、市民の皆さんとともに考え、御理解、御納得をいただきながら市政運営を進めていくことが不可欠でございます。景気の低迷、財政状況の悪化という逆境の今だからこそ、将来に向けての基礎づくりとして、アシタのチカラとなる「高浜市の根っこ」をつくり上げていくチャンスであると考えております。
 さて、選挙戦において掲げたローカル・マニフェスト、いわゆる政権公約は、今後4年間で取り組む29項目にわたる政策目標と達成期限等について、市民の皆さんとの契約書でございます。高浜市のアシタのチカラを築いていくために、バランスのある持続可能なまちをつくるための取り組みである「ツヅケルチカラ」、市民の皆さんと行政がより力を発揮できるようにつなげ、市民の皆さんが自信と誇りを持てるまちをつくるための取り組みである「ツナガルチカラ」、活気があり、楽しく住めるまちをつくるための取り組みである「ノビルチカラ」、だれもが安心して住み続けられるまちをつくるための取り組みである「ツツムチカラ」という四つの方針を掲げ、すぐに実行、2年以内に実行、4年以内に実行と、達成期限を明確化しております。4年という期限は、期間は長いようで非常に短いことから、達成期限にかかわらず、スピードを持って、市民の皆さんに見える形で実行をしてまいります。
 まず初めに、「ツヅケルチカラ」、バランスのある持続可能なまちをつくるための取り組みですが、将来世代にツケを残さず、必要なサービスを安定的に提供していくために、事業仕分けと行政評価の手法を活用してまいります。事業仕分けとは、市役所が実施している事業について、必要か、必要でないか。必要ならば、行政が行うべきか、民間でも行えるのか。行政で行うならば従来の方法を見直す必要はないかといったように、市役所の実施する事業についてゼロから見直すというもので、こうした過程を経る中で、真に必要な分野への重点化を図ることが可能であり、市民の皆さんに納得のいく経費で納得のいく効果を提供してまいりたいと考えています。目標は、2年以内に実行としておりますが、現在、来年度予算の指針となる実施計画の策定を進めていることから、町内会の代表、まちづくり協議会の方、あるいは、現在、第三者評価委員会の委員を務めていただいている方に、試行的に事業仕分けにかかわっていただく予定でございます。将来的には公開制での実施を考えております。
 公共施設は、それぞれに目的を持って整備されてまいりましたが、年月の経過や社会的意義、需要の変化に伴い、見直さざるを得ない状況となっています。そこで、公共施設のあり方検討市民会議を立ち上げ、施設を利用する市民の皆さんの立場から、今後のあり方を検討してまいります。2年以内の実行が目標でございます。
 環境に配慮したエネルギーの活用推進として、太陽光などを利用したLEDによる街灯・防犯灯や、避難地に指定されている都市公園に災害時の非常用電源として、ハイブリッド公園灯を設置してまいります。4年以内の実行が目標でございます。
 昨年の9月議会において、議員提案により「みんなでまちをきれいにしよう条例」が制定されましたが、空き缶等のポイ捨てのない快適で美しく住みよいまちを実感できるよう、制度の周知を図るとともに、環境美化推進員と指導員の連携により、地域の環境美化維持・向上に努めてまいります。これは、すぐに実行してまいります。
 衣浦大橋の渋滞緩和解消事業として、衣浦大橋東交差点の立体化による交通の円滑化と安全対策の向上を図るための工事について、早期進展が図られるよう、県へ積極的に働きかけをしてまいります。
 次に、「ツナガルチカラ」、市民の皆さんと行政がより力を発揮できるようにつなげる、そして市民の皆さんが自信と誇りを持てるまちをつくるための取り組みでございますが、住民自治に基づく市政運営を定めた自治基本条例を、市民の皆さんを中心として策定してまいります。4年以内の実行が目標でございますが、現在、平成23年度を開始年度とする第6次総合計画の策定に着手しており、この秋から本格的に作業が始まりますので、自治基本条例の素案づくりと総合計画案の検討を同時に進めてまいります。検討に当たっては、(仮称)高浜市の未来を描く市民会議を設置し、高浜市にふさわしい自治のあり方について、市民の皆さん、議会、行政が議論を積み重ね、共通認識を深めながら協働で作業を進めてまいりたいと考えております。
 一たん、行政が市民の皆さんからお預かりした税を、地域でより有効に役立てていただくために、個人市民税の5%の額を市民予算枠として、環境、土木、教育、福祉など、地域に直接かかわる問題解決に向けて、市民の皆さんと協議、検討を加えながら使途を決めてまいります。まずは仕組みづくりが必要となりますので、そこからすぐに始めてまいります。なお、来年度からは、子ども医療費無料化も、この市民予算枠の中で実施をしてまいります。
 また、使い道を限定した従来の個別補助金等を見直し、地域にその使い道をお任せするためのまちづくり総合交付金制度の導入を検討してまいります。4年以内の実行が目標でございます。
 冒頭に申し上げた事業仕分けとも関連をいたしますが、市民の皆さんに財政状況に関心を持っていただくため、財政状況を市民目線で分析したわかりやすい予算書を、市民の皆さんとともに作成してまいります。2年以内の実行が目標でございます。このわかりやすい予算書を活用して、高浜市の今の姿をわかりやすくお示しし、市が行う事業や財政のあり方について、市民の皆さんと一緒に考え、将来にツケを回さないよう財政健全化を推進してまいります。
 私は、地域が発展する根本は人だと考えております。人こそが、高浜市の根っこである。だからこそ、高浜市に生まれてよかったと思っていただけるように、また、夢を持ち、再び次の世代へつなげていくことができる若者が育ってくれるようなまちにしていきたいとの思いを強く持っております。
 そこで、「ノビルチカラ」、活気があり、楽しく住めるまちをつくるための取り組みとして、教育分野の総合計画ともいうべき教育基本構想の策定を教育委員会にお願いをしてまいりたいと考えております。小学1年生が学校になじめない小1プロブレムや、小学校から中学校へ進学時に学習や生活の変化になじめないといった中1ギャップの解消、子供たち一人一人の才能や夢を育てる幼・小・中が連携した教育のあり方についての研究といったソフトの面のみならず、耐用年数を順次迎える学校の建てかえといったハード面についても、あらゆる角度から問題点を洗い出し、調査、検討をお願いしてまいりたいと考えております。4年以内の実行が目標でございます。
 また、子供から高齢者まで、だれもがよりよい人生、充実した人生を送ることができるよう、個人あるいは仲間とともに楽しく学習したい、活動したいという思いを応援する生涯学習基本構想を市民参画で策定してまいります。2年以内の実行が目標でございます。
 衣浦港高浜緑地の整備にあわせ、サッカー、野球、グラウンドゴルフといった、市民が楽しめるスポーツ施設を整備してまいります。4年以内の実行が目標でございます。
 活力ある高浜市をつくるためには、人づくりと並んで産業振興も重要な政策です。市レベルで行う産業振興は、長期的な視点による基盤づくりと地域に根差した地場産業や商業等への支援が大切であると考えております。本市に間もなく到来するであろう超高齢化社会に備えて、歩いて行き来できる範囲の中で暮らせるまちづくりといったコンパクトタウンの発想、あるいは若者の起業マインドを育てるといったことも重要な観点でございます。また、景気回復の兆しは幾分見られるというものの、まだまだ不況というトンネルは続くと思われます。急激なショックによって経営に苦しんでいる地元企業に対する支援は、特にスピードを持って取り組んでいかなければならないと考えております。そのために、まず、行政の産業部門の強化にすぐ取りかかってまいります。
 市内中小事業者への支援として、経営・技術改善を通して、経営基盤、技術競争力等の強化を目指す中小事業者に対して、改善活動に要した費用の一部を補助するがんばる事業者応援補助金を創設いたします。すぐに実行してまいります。
 高浜市企業誘致等に関する条例を活用して、優良企業の誘致を積極的に推進し、産業の活性化や雇用の機会をふやし、地域経済の振興を図ってまいります。4年以内の実行が目標でございます。
 また、地元企業の育成といたしまして、公共工事や物品の調達について、目標値を設けて市内業者を選定する入札制度に改めるなど、地元企業優先発注を推進してまいります。2年以内の実行が目標でございます。
 時代に即応した地場産業の支援として、新築時に、かわら屋根にソーラーシステムを設置した場合の費用の一部を支援する制度を創設いたします。すぐに実行してまいります。
 農業分野では、安定的な農業経営が図られるよう、農業後継者の優秀な人材の確保や経営の多角化のために法人化などを目指す農業経営者の支援をしてまいります。2年以内に実行してまいります。
 また、近年は、地域住民が主体となって、労働力や原材料、技術力といった地域に存在する資源を活用して、商品やサービスの対価を受け取り、利益を追求しながら、地域の課題解決や地域ニーズを満たすためのビジネスとして、コミュニティビジネスが注目を集めています。若者の起業マインドを育てる、あるいは企業を退職された方々にその能力・経験等を地域で発揮していただくために、セミナー開催等の人材育成、商品化・実用化に向けた支援、融資、チャレンジショップといった各種支援を実施してまいります。4年以内の実行が目標でございます。
 また、地域資源の活用やチャレンジドの農作業を通じた交流などにより、チャレンジドの働きたいという自立への思いを応援してまいります。4年以内の実行が目標でございます。
 最後に、「ツツムチカラ」、だれもが安心して住み続けられるまちをつくるための取り組みとして、高浜市で子供がたくさん生まれ、元気に育っていただくことは、最重要課題ととらえ、今まで1割負担であった子どもの医療費を、中学校3年まで窓口で無料化にいたします。すぐに実行ということで、今議会において扶助費やシステム改修等の補正予算を計上させていただき、御可決いただけましたら、来年1月実施を目標に、早速、準備に取りかかってまいります。
 待機児童の解消や多様化する保育ニーズに対応するため、企業が設置する事業所内保育施設や市の独自の基準で認証した認証保育所の助成制度を創設してまいります。4年以内の実行が目標でございます。
 幼稚園運営について、民間活力の導入や預かり保育の推進といった、保育園のよさを取り入れた柔軟なサービスの実施、地域の子育て支援センターとしての充実化を検討してまいります。4年以内の実行が目標でございます。
 地域で市民が主体となって実施する子育ち・子育て事業の支援や放課後の子供たちの支援として、地域の人たちと交流したり、学年の異なる友達と自由に遊んだり学んだりすることによって、子供たちの自主性、社会性などをはぐくむ居場所づくりを実施してまいります。2年以内の実行が目標でございます。
 高齢者が健康で生きがいを持って社会参加ができるよう、シニア大学などの学習の機会の提供やいきいきクラブなど、地域で取り組む生きがいづくりと健康づくり活動を応援してまいります。2年以内の実行が目標でございます。
 超高齢社会への対応として、平均寿命の延伸に伴い、認知症の発症率も高まってまいります。認知症になっても、その人らしさを保ち、住みなれた場所でなじみの人たちと暮らしていくことができるように、認知症対応型共同生活介護施設である認知症グループホーム、地域密着型特別守る老人ホーム、地域共生型デイケアハウスといった小規模の施設の中から、実現可能なものを選択・検討しながら整備を支援してまいります。4年以内の実行が目標でございます。
 障害をお持ちの方、その御家族が地域で安心して生活ができるように、障害をお持ちのお子さんたちの育ちを、一生を通じて見守り支援するための専門支援機関として、発達支援センターを設置してまいります。4年以内の実行が目標でございます。
 災害や大規模な事件、新型インフルエンザなど、市民の生命に重大な被害が生じるような緊急事態が発生した場合に、全市を挙げて、迅速かつ総合的に対応するための危機管理体制を整備してまいります。これはすぐに実行してまいります。
 また、災害時に、子供も含めたマンパワーを最大限に生かせるよう、地域全体が連携し合う防災ネットワークの構築を支援し、実践に合った防災訓練を実施してまいります。2年以内の実行が目標でございます。
 以上、今後の取り組みの一端を申し上げましたが、これらの実行に当たっては、議員並びに市民各位の一層の御支援、御協力なくしてはなし得ることではございません。今後も、より一層の御指導、御鞭撻を賜りますことをお願い申し上げ、所信の表明とさせていただきます。
〔市長 吉岡初浩 降壇〕
議長(磯貝正隆) 以上で、市長の所信表明演説は終わりました。


議長(磯貝正隆) 日程第9 議案第54号 愛知県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市民総合窓口センター長。
市民総合窓口センター長(松井敏行) それでは、議案第54号 愛知県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県後期高齢者医療広域連合規約の変更について御説明を申し上げます。
 議案参考資料の1ページをあわせて御参照いただきますよう、お願いを申し上げます。
 本案は、愛知県後期高齢者医療広域連合を組織する西春日井郡春日町が、本年10月1日をもって清須市に編入合併されることに伴い、愛知県後期高齢者医療広域連合から春日町を脱退させるとともに、規約について所要の改正を行うもので、地方自治法第291条の3第1項の規定により、関係地方公共団体と協議するため、同法第291条の11の規定に基づき、議会に提案いたすものでございます。
 次に、規約改正の内容でございますが、広域連合議会の議員を選挙するための選挙区分等を定める別表第2において、第2選挙区の選挙区市町村から春日町を削除するものであります。
 これにより、愛知県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数は、61市町村から60市町村となります。
 なお、本議案につきましては、平成21年9月30日までに関係地方公共団体との協議を行う必要があることから、本定例会初日に御議決をお願いいたしておりますので、あわせて御配慮賜りますようお願いいたします。
 以上、議案第54号について御説明申し上げましたが、何とぞ慎重御審議の上、御可決賜りますようお願いを申し上げます。
議長(磯貝正隆) これより質疑に入ります。
〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
議長(磯貝正隆) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 反対討論を求めます。
 賛成討論を求めます。
〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
議長(磯貝正隆) 討論もないようですので、これにて討論を終結いたします。
 これより採決をいたします。
 議案第54号 愛知県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(磯貝正隆) 起立全員であります。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。

議長(磯貝正隆) 日程第10 議案第55号 愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 行政管理部長。
行政管理部長(岸上善徳) 続きまして、議案第55号 愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更について御説明申し上げます。
 本案は、平成21年10月1日に春日町が清須市へ編入合併し、同年9月30日をもって退職手当組合を脱退すること、また、同年10月1日に「海部地区休日診療所組合」が「海部地区急病診療所組合」に名称を変更することに伴い、退職手当組合を構成する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、地方自治法第290条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 改正の内容としましては、退職手当組合を組織する地方公共団体を定めている別表第1並びに組合議会の選挙区ごとの議員定数を定めている別表第2において、「春日町」を削除するとともに、「海部地区休日診療所組合」を「海部地区急病診療所組合」に改めるものであります。
 また、附則第1項では、施行日を平成21年10月1日からとし、第2項では、在職する議員は、その任期満了まで議員とみなす規定であります。
 なお、本議案につきましても、本定例会初日に御議決をお願いいたしておりますので、御配慮賜りますようお願い申し上げるとともに、何とぞ原案のとおり御可決賜りますようお願いを申し上げます。
議長(磯貝正隆) これより質疑に入ります。
〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
議長(磯貝正隆) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 反対討論を求めます。
 賛成討論を求めます。
〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
議長(磯貝正隆) 討論もないようですので、これにて討論を終結いたします。
 これより採決をいたします。
 議案第55号 愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更について、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(磯貝正隆) 起立全員であります。よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。
 暫時休憩をいたします。再開は10時50分。
午前10時39分休憩

午前10時50分再開
議長(磯貝正隆) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第11 議案第56号から議案第60号までを、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。
 順次、提案理由の説明を求めます。
 市民総合窓口センター長。
市民総合窓口センター長(松井敏行) それでは、議案第56号 高浜市国民健康保険条例の一部改正について御説明申し上げます。
 議案参考資料の1ページをあわせて御参照いただきますようお願いを申し上げます。
 本案は、手元に現金がなくても安心して出産できる環境を整備するための緊急の少子化対策として、被用者保険の被保険者等に係る出産育児一時金等の額について定めております健康保険法施行令等が一部改正され、平成21年10月1日から平成23年3月31日までの間の出産に係る出産育児一時金等の額について、現行の35万円から39万円に4万円引き上げることとされたことを受け、被用者保険の出産育児一時金に準拠して定めております国民健康保険の出産育児一時金についても、現行の35万円から39万円に引き上げることといたすものであります。
 次に、改正の内容について御説明申し上げます。
 改正の内容といたしましては、附則に第2項として1項を追加し、平成21年10月から平成23年3月までの間の出産に係る出産育児一時金に関する経過措置を定めるもので、被保険者または被保険者であった者が平成21年10月1日から平成23年3月31日までの間に出産した場合に支給する出産育児一時金の額について、本則の第6条第1項で定めております「35万円」を「39万円」と読みかえて適用することといたすものであります。
 なお、産科医療補償制度に加入する医療機関等での出産については、引き続き3万円を上限に加算することとされておりますので、本制度に加入する医療機関等で出産された場合には、合わせて42万円を支給することとなります。
 最後に、附則において、この条例の施行期日を公布の日からといたし、改正後の条例の規定については、平成21年10月1日にさかのぼって適用することといたしております。
 以上で、議案第56号についての説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第57号 高浜市みんなでまちをきれいにしよう条例の一部改正について御説明申し上げます。
 本案は、名古屋地方検察庁へ条例制定の報告をしましたところ、名古屋地方検察庁から指摘のありました事項について、条文の整備を行うものであります。
 まず、一部改正に至る検察庁との協議経緯について御説明申し上げます。
 御案内のとおり、本条例は罰則を伴う条例であることから、条例案の検討段階から名古屋地方検察庁とは事前協議を重ねてまいりました。
 本条例が平成20年9月議会において議決された後、改めて平成20年10月1日に名古屋地方検察庁へ条例制定の報告を行いました。
 その後、名古屋地方検察庁が本条例を上級庁へ送付したところ、上級庁より3点の指摘があり、平成21年2月9日に名古屋地方検察庁から、その指摘事項の報告を受けたものであります。
 それでは、概要について御説明申し上げます。
 参考資料の1ページをあわせて御参照いただきますようお願いをいたします。
 改正内容として、まず、第2条第7号の「落書き」の定義において、占有には不法占有も含まれ、公共の場所でも不法占有している者が承諾していれば落書きと言えなくなり、罰則の適用ができなくなるとのことから、「占有し」を削るものであります。
 次に、第6条の改正は、ふんの放置及び投棄の禁止規定でありますが、改正前では、飼養し、または保管する動物が公共の場所等でしたふんを自分の家に持ち帰り、自宅で投棄してはならないとも読めることから、条文を整備するものであります。
 第22条の両罰規定の改正は、定型と見られる両罰規定の形ができ上がっており、その文言で「従業者」とされていることから、「従業員」を「従業者」に改めるものであります。
 なお、附則において、この条例の施行期日は公布の日からといたしております。
 以上で、議案第57号についての説明とさせていただきます。
議長(磯貝正隆) 都市政策部長。
都市政策部長(小笠原 修) 議案第58号 市道路線の認定について御説明申し上げます。
 本案は、新たに3路線を市道路線として認定をお願いするものであります。新たな3路線は、いずれも都市計画法第29条に基づく開発行為により設置された道路で、高浜市に帰属されたものであります。
 今回の認定路線の延長、幅員及び位置につきましては、別添の参考資料のとおり、3路線338.6mであり、平成21年8月末時点の市道路線の総延長は、738路線、19万9,924.9mでありますことから、今回の認定路線分を加算いたしますと、741路線、20万263.5mとなります。
 何とぞ原案のとおり御可決賜りますようお願いいたします。
議長(磯貝正隆) 地域協働部長。
地域協働部長(大竹利彰) それでは、議案第59号 高浜市コミュニティプラザの設置及び管理に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。
 本案は、本年5月30日に設立した高浜まちづくり協議会の活動拠点として整備を進めておりましたJAあいち中央高浜北部支店跡施設につきまして、改修工事が完了したことから、まちづくり協議会の拠点施設を規定した高浜市コミュニティプラザの設置及び管理に関する条例に、新たに高浜まちづくり協議会の拠点施設を追加いたすものであります。
 それでは、条例改正の概要でありますが、参考資料の2ページもあわせてごらんいただきたいと存じます。
 まず、コミュニティプラザの名称及び位置を規定する第2条では、表に高浜まちづくり協議会の拠点施設を加え、名称を高浜市高浜ふれあいプラザとし、位置を高浜市青木町四丁目2番地16といたすものであります。
 次に、事業について規定する第3条では、表に高浜ふれあいプラザを加え、事業として地域内分権の推進に関するものとして規則で定める事業、及び第1条に規定する設置の目的を達成するために必要と認める事業を行うことといたしております。
 次に、利用の許可について規定する第4条第1項では、表に高浜ふれあいプラザのふれあいスペース1及びふれあいスペース2を加えるとともに、附則の第1項では、本条例の施行期日を本年11月1日とし、附則の第2項では、高浜市使用料及び手数料条例の改正をお願いし、別表第1、公の施設の項に、新たに高浜ふれあいプラザの使用料を定めるもので、ふれあいスペース1及びふれあいスペース2ともに、1時間当たり200円とするものであります。
 何とぞ原案どおり御可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(磯貝正隆) 福祉部長。
福祉部長(新美龍二) 続きまして、議案第60号 損害賠償額の決定について御説明申し上げます。
 本件は、平成21年7月24日午前10時55分ごろ、介護保険グループ職員が公務中に公用車を運転し、信号機のある高浜市青木町四丁目、市役所東交差点に進入する際、赤信号を見落として交差点に進入したため、左側前方、衣浦大橋側より直進してきた大型トレーラーと衝突しました。
 幸いにも、双方けが等はございませんでしたが、この事故により、広島県福山市、昭和運輸株式会社が所有するトレーラーの右前面が破損をしたものでございます。
 このたび、この物損事故に対する補償として、トレーラー修理代等として82万6,714円をお支払いすることで御理解をいただきましたので、地方自治法第96条第1項第13号の規定により提案をいたすものでございます。
 よろしくお願い申し上げます。

議長(磯貝正隆) 日程第12 議案第61号から議案第65号までを、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。
 順次、提案理由の説明を求めます。
 行政管理部長。
行政管理部長(岸上善徳) それでは、議案第61号 平成21年度高浜市一般会計補正予算(第5回)について御説明申し上げます。
 まず、補正予算書の5ページをお願いいたします。
 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ1,980万9,000円を追加し、補正後の予算総額を131億128万円とするものでございます。
 次に、8ページをお願いいたします。
 債務負担行為は、高浜市土地開発公社による公共用地先行取得に要する経費について、平成22年度から平成26年度までの間、債務負担行為を設定させていただくものでございます。
 次に、補正予算説明書の46ページをお願いいたします。
 まず、歳入の2款2項1目地方道路譲与税及び2款4項1目地方揮発油譲与税は、地方道路譲与税の名称が地方揮発油譲与税に改められたことに伴い、それぞれ1,775万円を増減いたしております。
 次に、8款1項1目地方特例交付金は、自動車取得税交付金の減収を補てんするため、減収補てん特例交付金(自動車取得税交付金分)が新たに創設されたこと等により2,792万3,000円を増額いたしております。
 次に、8款2項1目特別交付金は、交付額が確定したことにより131万6,000円を増額いたしております。
 次に、13款2項2目民生費国庫補助金は、地域生活支援事業に対する地域生活支援事業費等補助金として199万円、住宅手当緊急特別措置事業に対するセーフティーネット支援対策等事業費補助金として205万2,000円、母子生活支援事業に対する母子家庭自立支援給付金事業費補助金として105万7,000円で、合計509万9,000円を計上いたしております。
 次に、48ページの13款2項6目教育費国庫補助金は、小学校維持管理事業、中学校維持管理事業、幼稚園維持管理事業及び生涯学習施設管理運営事業に係るデジタル放送対応工事費に対する安心・安全な学校づくり交付金として622万4,000円及び地域活性化・公共投資臨時交付金として435万5,000円、認定こども園幼稚園機能運営費補助事業に対する子育て支援対策臨時特例交付金として204万円で、合計1,261万9,000円を計上いたしております。
 次に、14款2項1目総務費県補助金は、市民活動運営事業及び地域内分権推進事業に対するがんばる商店街推進事業費補助金として259万1,000円を計上いたしております。
 次に、14款2項2目民生費県補助金は、地域生活支援事業に対する地域生活支援事業費等補助金として99万5,000円を計上いたしております。
 次に、14款2項6目教育費県補助金は、認定こども園幼稚園機能運営費補助事業に対する子育て支援対策臨時特例交付金として102万円を計上いたしております。
 次に、17款1項1目基金繰入金は、今回の補正予算の財源調整として財政調整基金繰入金7億2,036万9,000円を減額し、地域内分権推進事業交付金の財源として、まちづくりパートナーズ基金繰入金240万2,000円を増額いたしております。
 次に、18款1項1目繰越金は、前年度繰越金の確定に伴い7億2,038万1,000円を計上いたしております。
 次に、50ページの19款4項4目雑入は、公用車管理事業に係る損害賠償金に対する市有物件災害共済会共済金等として83万1,000円を計上いたしております。
 次に、20款1項3目臨時財政対策債は、発行可能額が決定したことにより3,500万円を減額いたしております。
 次に、歳出でございますが、52ページをお願いいたします。
 2款1項3目市民活動支援費の市民活動運営事業では、人形小路の本気でまちづくり事業等に対するがんばる商店街推進事業費補助金として200万円を計上いたしております。
 次に、2款1項12目財産管理費の公用車管理事業では、損害賠償金として82万6,000円を計上いたしております。
 次に、2款1項20目構造改革推進費の地域内分権推進事業では、(仮称)高浜ふれあいプラザの管理を高浜まちづくり協議会へ委託する経費として、(仮称)高浜ふれあいプラザ管理委託料289万1,000円及び高浜まちづくり協議会への事業経費として、地域内分権推進事業交付金299万3,000円を計上いたしております。
 次に、3款1項4目障害者在宅・施設介護費の地域生活支援事業では、訪問入浴サービスの利用人数の増加により、訪問入浴サービス費として398万円を増額いたしております。
 次に、3款1項11目生活援助費の住宅手当緊急特別措置事業では、離職者であって住宅を喪失している人などの住宅及び就労機会の確保に向けた支援として、住宅手当給付金205万2,000円を計上いたしております。
 次に、3款1項15目高齢者医療費の後期高齢者医療事業では、愛知県後期高齢者医療広域連合への前年度療養給付費負担金が確定したことにより、療養給付費負担金として404万1,000円を増額いたしております。
 次に、3款1項19目介護保険事業費は、前年度繰越金の確定等により、介護保険特別会計への繰出金1,463万2,000円を減額いたしております。
 次に、3款1項20目後期高齢者医療事業費は、前年度繰越金の確定等により、後期高齢者医療特別会計への繰出金517万9,000円を減額いたしております。
 次に、54ページの3款2項3目家庭支援費の母子生活支援事業では、ひとり親家庭等対策強化として、母子家庭高等技能訓練促進費141万円を計上いたしております。
 次に、10款2項1目学校管理費の小学校維持管理事業では、小学校5校の地上デジタル対策として、小学校デジタル放送対応工事費1,146万6,000円を、10款3項1目学校管理費の中学校維持管理事業では、中学校2校のデジタル放送対応工事費106万3,000円を、56ページの10款4項1目幼児教育費の幼稚園維持管理事業では、幼稚園4園のデジタル放送対応工事費等212万5,000円を計上いたしております。
 また、認定こども園幼稚園機能運営費補助事業では、幼保連携型認定こども園への移行を促進するため、保育所型認定こども園の幼稚園機能を運営する事業者に対する補助金として、認定こども園幼稚園機能運営費補助金408万円を計上いたしております。
 次に、10款5項2目生涯学習機会提供費の生涯学習施設管理運営事業では、中央公民館の地上デジタル対策として、公民館デジタル放送対応工事費等122万9,000円を計上いたしております。
 最後に、12款1項2目利子の借入金利子償還事業では、平成20年度借り入れの臨時財政対策債の利率が確定したことにより、長期債償還金109万円を減額いたしております。
 以上が、一般会計の9月補正予算の概要でございます。
 何とぞ慎重御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
議長(磯貝正隆) 市民総合窓口センター長。
市民総合窓口センター長(松井敏行) 議案第62号 平成21年度高浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1回)について御説明申し上げます。
 補正予算書の15ページをお願いいたします。
 今回の補正は、歳入歳出予算にそれぞれ2億6,985万6,000円を追加し、補正後の予算総額を32億3,388万2,000円といたすものでございます。
 次に、補正予算説明書の70ページをお願いいたします。
 歳入の2款1項1目療養給付費等負担金は、歳出の一般被保険者に係る療養給付費等の増額及び老人保健医療費拠出金等の額の確定に伴う国庫負担金の収入実績見込みに基づき1,720万2,000円を増額するほか、2項2目国保介護従事者処遇改善臨時特例交付金は、介護報酬の改定に伴う介護給付費納付金への影響額に対する臨時特例交付金として251万9,000円を増額いたすものであります。
 3款1項1目療養給付費交付金は、歳出の退職被保険者等に係る療養給付費の増額に伴う退職被保険者等療養給付費交付金の収入実績見込みに基づき1,687万3,000円を増額いたすものであります。
 5款2項2目都道府県財政調整交付金は、国庫負担金と同様、歳出の一般被保険者に係る療養給付費等の増額及び老人保健医療費拠出金等の額の確定に伴う調整交付金の収入実績見込みに基づき298万6,000円を増額するものであります。
 9款1項2目その他繰越金は、平成20年度の決算額の確定に伴い2億902万3,000円を増額いたすものであります。
 72ページをお願いいたします。
 10款3項5目雑入は、平成19年度に拠出いたしました老人保健医療費拠出金について、拠出額の確定に伴い還付金が発生したため2,125万3,000円を増額するものであります。
 続きまして、歳出について御説明申し上げます。
 74ページをお願いいたします。
 2款1項1目一般被保険者療養給付費は、8月までの給付実績から、年間の療養給付費の不足が見込まれるため1億3,394万1,000円を増額いたすものであります。
 2款1項2目退職被保険者等療養給付費は、8月までの給付実績から、年間の療養給付費の不足が見込まれるため2,024万7,000円を増額いたすものであります。
 2款2項1目一般被保険者高額療養費は、8月までの給付実績から、年間の高額療養費の不足が見込まれるため1,963万2,000円を増額いたすものであります。
 3款1項1目後期高齢者支援金は、社会保険診療報酬支払基金からの通知額に基づき4,197万7,000円を増額いたすものであります。
 76ページをお願いいたします。
 5款1項1目老人保健医療費拠出金及び2目事務費拠出金は、社会保険診療報酬支払基金からの通知額に基づき、それぞれ3,792万5,000円と54万2,000円を減額いたすものであります。
 6款1項1目介護納付金は、社会保険診療報酬支払基金からの通知額に基づき1,268万8,000円を減額いたすものであります。
 7款1項2目保険財政共同安定化事業拠出金は、愛知県国民健康保険団体連合会からの通知額に基づき927万円を増額いたすものであります。
 9款1項1目支払準備基金積立金は、今回の補正に伴う余剰財源の3,000万円を基金に積み立てるものであります。
 12款1項1目予備費の増額は、今回の補正に伴う財源調整を行うものであります。
 以上で、議案第62号についての説明を終わります。
 続きまして、議案第63号 平成21年度高浜市老人保健特別会計補正予算(第1回)について御説明申し上げます。
 補正予算書の21ページをお願いいたします。
 今回の補正は、歳入歳出予算にそれぞれ971万5,000円を追加し、補正後の予算総額を1,973万2,000円といたすものでございます。
 補正予算説明書の84ページをお願いいたします。
 歳入の5款1項1目繰越金は、平成20年度の決算額の確定に伴い971万5,000円を増額いたすものであります。
 続きまして、歳出について御説明申し上げます。
 86ページをお願いいたします。
 3款1項1目償還金は、平成20年度の老人保健医療費交付金の額の確定に伴い、受け入れ超過となった分について、社会保険診療報酬支払基金に返還するため761万円を増額いたすものであります。
 4款1項1目予備費の増額は、今回の補正に伴う財源調整を行うものであります。
 以上で、議案第63号についての説明を終わります。
 よろしくお願いを申し上げます。
議長(磯貝正隆) 福祉部長。
福祉部長(新美龍二) 次に、議案第64号 平成21年度高浜市介護保険特別会計補正予算(第1回)について御説明申し上げます。
 補正予算書27ページをお願いいたします。
 保険事業勘定では、歳入歳出それぞれ4,392万5,000円を増額し、歳入歳出それぞれ20億3,127万9,000円とし、介護サービス事業勘定では、30ページの「第2表 歳入歳出予算補正」にありますように、前年度繰越金の確定に伴い財源調整を行うもので、歳入歳出総額の増減はございません。
 まず、保険事業勘定における補正の主な内容でございますが、説明書の96ページをお願いいたします。
 歳入、4款1項支払基金交付金712万6,000円の減額は、介護給付費交付金交付要領に基づき、過年度返還金分が本年度の交付金において充当調整されること等に伴い減額をするものでございます。
 7款1項1目一般会計繰入金及び2項1目基金繰入金の減額は、平成20年度実績等に伴い、それぞれ減額をいたすものであります。
 8款1項1目繰越金8,150万円の増額は、20年度からの繰越金でございます。
 次に、98ページの歳出をお願いいたします。
 2款保険給付費及び100ページの4款地域支援事業費は、先ほどの歳入、支払基金交付金の減額分に対応した財源内訳の変更を行うものであります。
 5款基金積立金595万6,000円は、前年度繰越金の確定に伴い、準備基金へ積み立てを行うものであります。
 6款1項償還金及び還付加算金は3,796万9,000円の増額は、第1号被保険者保険料の過年度還付金及び平成20年度介護給付費国・県負担金の確定に伴う返還金でございます。
 続きまして、サービス事業勘定でございますが、説明書の108ページをお願いいたします。
 歳入でございますが、前年度繰越金10万8,000円を計上し、2款1項1目一般会計繰入金を減額いたしております。
 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
議長(磯貝正隆) 市民総合窓口センター長。
市民総合窓口センター長(松井敏行) 次に、議案第65号 平成21年度高浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)について御説明申し上げます。
 補正予算書の33ページをお願いいたします。
 今回の補正は、歳入歳出予算にそれぞれ799万2,000円を追加し、補正後の予算総額を3億4,783万9,000円といたすものでございます。
 次に、補正予算説明書の116ページをお願いいたします。
 歳入の1款1項後期高齢者医療保険料は、7月の本算定の結果を踏まえ498万円を増額するもので、内訳といたしまして、1目特別集める保険料は、納付方法の選択制の導入に伴う普通集めるへの切りかえなどにより3,090万2,000円を減額するとともに、2目普通集める保険料については3,588万2,000円を増額いたすことといたしております。
 3款1項1目一般会計繰入金は、前年度繰越金の額の確定に伴い、職員給与費等繰入金を517万9,000円減額いたすものであります。
 4款1項1目繰越金は、平成20年度の決算額の確定に伴い818万8,000円を増額いたすものであります。
 続きまして、歳出について御説明申し上げます。
 118ページをお願いいたします。
 1款1項1目一般管理費は、育児休業職員代替臨時職員の雇用に係る社会保険料及び賃金の5カ月分として103万9,000円を増額いたすものであります。
 2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料負担金について、歳入で増額をいたしました498万円のほか、平成20年度分に係る保険料収入のうち、出納整理期間に収納し、納付未済となっております193万1,000円を加えた691万1,000円を増額いたすものであります。
 4款1項1目予備費の増額は、今回の補正に伴う財源調整を行うものであります。
 以上、議案第65号の説明を終わります。

議長(磯貝正隆) 続きまして、日程第13 認定第1号から認定第10号までを、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。
 順次、提案理由の説明を求めます。
 行政管理部長。
行政管理部長(岸上善徳) それでは、認定第1号 平成20年度高浜市一般会計歳入歳出決算認定について概要を申し上げます。
 まず、決算書の2ページをお願いいたします。
 歳入決算額は137億6,452万8,196円、歳出決算額は129億4,688万7,736円で、歳入歳出決算の差引残額は8億1,764万460円となっておりますが、決算書の214ページの実質収支に関する調書にありますとおり、繰越明許費及び事故繰越しに係る一般財源繰越額が9,724万9,000円でございますので、実質収支額といたしましては7億2,039万1,460円となっております。
 それでは、以下の説明につきましては、主要施策成果説明書に基づき説明をさせていただきます。
 まず、歳入でございますが、6ページと21ページ以降を順次お願いいたします。
 1款市税は、収入済額88億9,222万4,172円で、前年度と比較して2月1日%の増となっておりますが、これは個人市民税における1人当たりの所得及び納税義務者数の増、法人市民税における上半期自動車関連企業の業績好調が主たる原因でございます。集める率は94.5%、不納欠損額2,380万3,319円でございます。
 次に、24ページの2款地方譲与税は1億3,129万204円となっております。
 25ページの3款利子割交付金は3,282万1,000円、4款配当割交付金は1,540万円、5款株式等譲渡所得割交付金は522万7,000円、26ページの6款地方消費税交付金は3億9,708万1,000円、7款自動車取得税交付金は1億1,011万1,000円で、それぞれ所定の算定式に基づき交付を受けております。
 8款地方特例交付金は1億356万7,000円で、1の地方特例交付金については、平成18年度及び平成19年度における児童手当制度拡充に伴う財源措置及び平成18年度の税制改正により、住宅借入金等特別税額控除による個人住民税の減収に伴う財源措置として交付されております。
 27ページの2特別交付金については、平成18年度で減税補てん特例交付金が廃止されたことに伴い、平成19年度から経過措置として交付されております。
 3地方税等減収補てん臨時交付金については、道路特定財源の暫定税率の失効期間中における地方公共団体の減収に伴う財源措置として、平成20年度限りで交付されております。
 次に、28ページの9款地方交付税は、普通交付税が引き続き不交付団体となっており、特別交付税は1億2,147万7,000円で、前年度と比較して1月6日%の増となっております。なお、単年度の財政力指数は1月14日でございます。
 29ページの10款交通安全対策特別交付金は726万円、11款分担金及び負担金は1億5,730万5,886円でございます。
 次に、30ページの12款使用料及び手数料は2億7,680万8,757円で、前年度と比較して0.8%の減となっております。
 31ページの13款国庫支出金は7億7,661万2,069円で、前年度と比較して9月1日%の減となっておりますが、これは繰越明許費よる繰越分の減が主たる原因でございます。
 次に、32ページの14款県支出金は6億6,161万6,257円で、前年度と比較して15.8%の増となっておりますが、これは社会福祉費負担金、道路橋りょう費補助金及び徴税費委託金の増が主たる原因でございます。
 33ページの15款財産収入は1億380万4,024円で、前年度と比較して1月7日%の増となっておりますが、これは基金利子の増が主たる原因でございます。
 16款寄附金は、まちづくりパートナーズ基金指定寄附金等3件で47万3,400円でございます。
 次に、34ページの17款繰入金は4億6,238万8,454円で、地域福祉基金を初めとする10基金の繰入金並びに土地取得費特別会計、老人保健特別会計及び公共駐車場事業特別会計からの繰り入れでございます。
 35ページの18款繰越金は8億1,504万1,931円でございます。
 次に、36ページの19款諸収入は3億4,101万9,042円でございます。
 次に、38ページの20款市債は3億5,300万円で、前年度と比較して6月1日%の減となっておりますが、臨時財政対策債の許可額が減となったことによるものでございます。
 次に、歳出について御説明申し上げます。8ページと39ページ以降を順次お願いいたします。
 まず、1款議会費は1億6,938万3,019円でございます。
 次に、41ページの2款総務費は17億8,415万9,708円で、45ページの市民公益活動支援事業における市民、市民公益活動団体、市が対等なパートナーとして連携・協力して取り組む、新しい公共空間を形成する協働事業を推進するための協働事業推進事業交付金、55ページの市の行政内容や行催事を市民に幅広く知っていただくための広報事業、70ページの市民相談事務事業における日系人相談常設のためのポルトガル語通訳等業務委託、71ページからの防災活動事業における備蓄食糧の購入、防災倉庫の整備、木造住宅耐震改修費の補助等、74ページの地域内分権推進事業におけるまちづくり協議会への支援等、77ページの定額給付金給付事業、81ページの戸籍住民基本台帳事務事業、92ページの基金運用事業での財政調整基金及びまちづくりパートナーズ基金への積み立てなどが主なものでございます。
 次に、93ページの3款民生費は37億2,627万8,946円で、その主な事業としましては、95ページからのいきいき広場維持管理及び運営事業、100ページの福祉総合システム電算管理事業における障害者支援カルテシステム開発業務委託、102ページの障害者自立支援給付事業、114ページの障害者福祉タクシー料金助成事業、116ページの障害者就労支援奨励金支給事業、124ページの地域介護・福祉空間整備事業、127ページの障害者医療事業、128ページのこども医療事業、130ページの後期高齢者医療事業、135ページの児童手当支給事業、136ページの保育園管理運営事業、140ページの児童扶養手当等支給事業、153ページのたかはま夢・未来塾事業、157ページの生活保護事業などでございます。
 次に、159ページの4款衛生費は19億3,634万5,171円で、160ページの老人・成人保健事業、167ページの予防接種事業、169ページの病院事業会計繰出金、178ページのごみ収集運搬業務等委託事業、179ページのごみ処理事業などが主なものでございます。
 次に、185ページの5款労働費は4,219万2,552円で、市民生活援助事業、186ページの財団法人衣浦地域職業訓練センター管理公社事業費補助などが主なものでございます。
 次に、187ページの6款農林水産業費は1億846万6,158円で、農業委員会事業、190ページの明治用水中井筋改修事業に係る負担金、192ページの農園事業、193ページの畜産環境整備事業などが主なものでございます。
 次に、200ページの7款商工費は2億4,345万3,621円で、201ページの中小企業支援事業及び地域産業振興事業、202ページの経営近代化支援事業、204ページのいきいき号循環事業などが主なものでございます。
 次に、206ページの8款土木費は13億1,515万5,212円で、その主な事業といたしましては、道水路の維持・補修などを行う道水路維持管理事業、211ページの市道駅学校線の人形小路整備工事等の市道新設改良事業、213ページの橋りょう改築事業、217ページの港湾管理事業、221ページの公園整備管理事業、223ページの公営住宅管理事業などでございます。
 次に、228ページの9款消防費は4億6,723万1,948円で、消防団活動事業、229ページの広域消防事業における衣浦東部広域連合分担金でございます。
 230ページの10款教育費は14億2,805万2,674円で、236ページからの小・中学校、幼稚園の維持管理及び教育振興事業、246ページからの公民館、図書館、美術館などの管理運営事業及び各種生涯学習・文化事業、267ページからの碧海グランドを初めとするスポーツ施設の維持管理事業及び生涯スポーツ振興事業などが主なものでございます。
 次に、274ページの公債費は、元金、利子合わせて17億1,832万5,641円で、公債費比率は10月7日%となっております。
 以上が、一般会計の決算の概要でございます。よろしくお願いいたします。
議長(磯貝正隆) 市民総合窓口センター長。
市民総合窓口センター長(松井敏行) 次に、認定第2号 平成20年度高浜市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。
 決算書では218ページから、主要施策成果説明書では279ページからになりますので、よろしくお願い申し上げます。
 なお、説明につきましては、主要施策成果説明書を中心に説明をさせていただきます。
 主要施策成果説明書の280ページをお願いいたします。
 まず、歳入について御説明申し上げます。
 1款国民健康保険税の総額は10億7,300万5,548円で、後期高齢者医療制度の創設に伴い、前年度と比較して5月3日%の減となっております。
 284ページをお願いいたします。
 収納率につきましては、一般・退職被保険者を合わせた医療給付費分の現年課税分が87.1%で、前年度比4月2日%の減、平成20年度から新たに賦課いたしております後期高齢者支援金分の現年課税分が86.2%、介護納付金分の現年課税分が83.8%で、前年比5月4日%の減となっております。
 また、滞納繰越分については、医療給付費分及び介護納付金分とも11月9日%で、前年度比ではいずれも1%の減となっております。なお、不納欠損処分につきましては390件、2,312万1,180円となっております。
 280ページへお戻りいただき、次に2款国庫支出金は、前年度と比較し11月3日%増の6億7,082万3,018円で、療養給付費等負担金の5億5,464万2,060円及び財政調整交付金の1億102万8,000円などが主な内容であります。
 3款療養給付費交付金は、退職者医療制度の段階的廃止により、前年度と比較し66.2%減の2億4,571万9,796円で、社会保険診療報酬支払基金からの退職被保険者等療養給付費交付金であります。
 4款前期高齢者交付金は、平成20年度から創設された科目で、65歳から74歳までの前期高齢者に係る給付費額等に基づき、前期高齢者の加入割合において算定されるもので、社会保険診療報酬支払基金から5億7,210万5,419円の交付を受けております。
 5款県支出金は、前年度と比較し7月1日%増の1億3,130万3,958円で、都道府県財政調整交付金の1億1,475万4,000円などが主な内容であります。
 6款共同事業交付金は、前年度と比較し9月3日%減の2億789万2,640円で、高額医療費共同事業交付金の3,377万216円及び保険財政共同安定化事業交付金の1億7,412万2,424円であります。
 8款繰入金は、前年度と比較し5月4日%増の1億7,799万9,000円で、全額が繰り入れ基準に基づく一般会計繰入金となっております。
 9款繰越金は、前年度と比較し63.3%減の7,485万6,027円で、前年度繰越金であります。
 10款諸収入は、前年度と比較し68.5%増の858万7,413円で、保険税に対する延滞金及び第三者行為損害賠償金などが主な内容であります。
 以上、歳入決算総額は31億6,239万7,568円で、予算現額に対する割合は102.7%、前年度と比較し1%、3,125万7,750円の減となっております。
 続きまして、歳出について御説明申し上げます。
 主要施策成果説明書の282ページをお願いいたします。
 1款総務費は、前年度と比較し21.7%減の7,596万5,746円で、職員5人分の人件費を初め、国民健康保険事業の運営に要する経費であります。
 なお、国民健康保険の加入状況につきましては、279ページにありますとおり、平成20年度末現在で5,523世帯、被保険者数1万289人となっており、後期高齢者医療制度の創設により、前年度末と比較して、世帯数では1,281世帯、被保険者数では2,765人の減となっております。
 286ページをお願いいたします。
 2款保険給付費は、前年度と比較し0.5%減の19億1,984万190円で、退職者医療制度の段階的廃止に伴い、平成20年度において医療費の組み替えを行っておりますが、一般被保険者療養給付費として15億4,562万2,730円、退職被保険者等療養給付費として1億5,881万6,413円を支出したほか、287ページの一般被保険者高額療養費として1億2,839万1,800円、退職被保険者等高額療養費として1,898万1,090円、288ページの出産育児一時金として2,314万円などを主に支出いたしております。
 290ページをお願いいたします。
 3款後期高齢者支援金等は、平成20年度新規の科目で、高齢者の医療の確保に関する法律第118条の規定に基づき、後期高齢者医療に対する保険者負担金として4億809万7,624円を社会保険診療報酬支払基金へ拠出いたしております。
 292ページをお願いいたします。
 5款老人保健拠出金は、後期高齢者医療制度の創設により、前年度と比較し89.0%減の6,624万9,595円を社会保険診療報酬支払基金へ拠出いたしております。
 293ページをお願いいたします。
 6款介護納付金は、前年度と比較し10月2日%減の1億5,599万520円で、介護保険法第150条の規定に基づき、各医療保険者が負担する納付金であります。
 294ページをお願いいたします。
 7款共同事業拠出金は、前年度と比較し3月4日%増の2億5,168万773円で、国保連合会が実施する高額医療費共同事業及び保険財政共同安定化事業に対する拠出金であります。
 295ページをお願いいたします。
 8款保健事業費は、前年度と比較し189.3%増の4,224万6,107円で、平成20年度から保険者に実施が義務づけられました特定健康診査及び特定保健指導事業を初め、296ページの診療報酬明細書(レセプト)点検事業、健康づくり推進事業及び297ページの医療費通知事業、健康診査費用助成事業などが主な内容であります。
 298ページをお願いいたします。
 9款基金積立金は、前年度と比較し6月6日%減の1,010万4,749円で、元金積立金として1,000万円、利子積立金として10万4,749円を積み立てております。これにより、平成20年度末現在の支払準備基金残高は2,935万5,633円となっております。
 299ページをお願いいたします。
 11款諸支出金は、前年度と比較し74.4%減の1,264万9,050円で、過年度分の過誤納保険税の還付金及び平成19年度分の療養給付費等国庫負担金の精算に伴う返還金が主な内容であります。
 以上、歳出決算総額は29億4,337万3,859円で、予算執行率95.6%、前年度と比較し5月6日%、1億7,542万5,432円の減となっております。
 決算書246ページの実質収支に関する調書をお願いいたします。
 歳入歳出差引額は2億1,902万3,709円でありますが、前年度繰越金を差し引いた単年度収支では1億4,416万7,682円で、これに支払準備基金積立金を加えた実質単年度収支では1億5,427万2,431円の黒字となっております。
 以上、認定第2号の説明とさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。
議長(磯貝正隆) 都市政策部長。
都市政策部長(小笠原 修) 認定第3号 平成20年度高浜市土地取得費特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。
 決算書では37ページから41ページ及び250ページから260ページ、主要施策成果説明書では304ページから306ページを御参照ください。
 なお、主要施策成果説明書に基づきまして説明させていただきますので、主要施策成果説明書の304ページをお願いいたします。
 まず、歳入総額は1億9,251万2,393円で、前年度対比54.7%、1億5,934万360円の減額となっております。
 歳出総額は1億6,305万3,271円、執行率は84.7%、前年度対比1億5,733万3,436円の減額となっており、歳入歳出差引額は2,945万9,122円であります。
 歳入の内容を御説明いたします。
 1款財産収入、収入済額8,708万9,749円、予算対比100%で、その内訳は、土地開発基金所有地4筆の財産貸付収入と本会計所有地4筆の不動産貸付収入、それから土地売払収入といたしまして20筆1,242.06平方メートルの土地を処分いたしたものであります。
 次に、歳出の内容を御説明いたします。
 1款土地取得費、支出済額1億6,305万3,271円、予算対比89.3%となっております。
 306ページをごらんください。
 土地購入費9,893万4,764円は、港線及び横浜橋2号線用地、吉浜高取線用地等の用地取得で、31筆1,676.71平方メートルの土地を取得したものであります。
 よろしくお願いいたします。
議長(磯貝正隆) 市民総合窓口センター長。
市民総合窓口センター長(松井敏行) 認定第4号 平成20年度高浜市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。
 説明につきましては、主要施策成果説明書を中心に御説明させていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。
 それでは、310ページをお願いいたします。
 まず、歳入でございますが、1款支払基金交付金は1億3,563万6,762円で、社会保険診療報酬支払基金からの医療費交付金及び審査支払手数料交付金であります。
 2款国庫支出金は6,102万9,058円で、老人保健医療費負担金であります。
 3款県支出金は1,709万836円で、老人保健医療費負担金であります。
 4款繰入金は、前年度繰越金の額の確定により、全額を減額いたしております。
 5款繰越金は5,216万2,677円で、前年度繰越金であります。
 6款諸収入は1,538万4,008円で、第三者行為損害賠償金が主な内容であります。
 以上、歳入決算総額は2億8,130万3,341円で、予算現額に対する割合は99.9%、前年度と比較し88.3%、21億1,377万1,022円の減となっております。
 続きまして、歳出について御説明申し上げますので、312ページをお願いいたします。
 1款総務費は169万8,770円で、主に老人保健推進事業に係る事務的経費であります。
 313ページをお願いいたします。
 2款医療諸費は、後期高齢者医療制度の創設により、平成20年度においては、主に、平成20年3月診療分及び月おくれの請求分として2億2,481万1,691円を執行いたしており、医療給付費として2億1,399万3,350円、314ページの医療費支給費として998万3,420円及び審査支払手数料として83万4,921円を執行いたしております。
 以上、歳出決算総額は2億6,158万8,109円で、予算執行率92.9%、前年度と比較し88.8%、20億8,132万3,577円の減となっております。
 決算書276ページの実質収支に関する調書をお願いいたします。
 歳入歳出差引額は1,971万5,232円となっております。
 以上、認定第4号の説明とさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。
議長(磯貝正隆) 都市政策部長。
都市政策部長(小笠原 修) 認定第5号 平成20年度高浜市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。
 決算書では53ページから57ページと280ページから294ページ、主要施策成果説明書では317ページから332ページでございます。
 なお、説明につきましては、主要施策成果説明書で説明をさせていただきます。
 主要施策成果説明書の318ページをお願いいたします。
 歳入総額は11億757万2,983円、予算対比で100.2%、前年度対比で4,485万9,269円の増となっております。
 歳出総額は10億8,725万4,317円で、予算に対する執行額は98.4%、前年度対比で3,737万8,115円の増となっておりまして、歳入歳出差引額は2,031万8,666円であります。
 歳入の主な内容を御説明申し上げます。
 1款分担金及び負担金4,943万5,510円は、主に448件の下水道事業受益者負担金を収納したものでございます。
 2款使用料及び手数料2億1,075万5,432円は、主に公共下水道供用開始区域における有収水量169万4,658tに対する下水道使用料でございます。
 3款国庫支出金5,750万円は、下水道事業費国庫補助金で、補助対象事業費1億1,500万円に対し補助率が10分の5でございます。
 5款繰入金5億5,725万2,000円は、人件費、公共下水道の維持管理に要する経費、借入金償還分等として一般会計より繰り入れをお願いしたものであります。
 8款市債2億1,340万円は、公共下水道事業で1億9,650万円、流域下水道事業で1,690万円を財務省、地方公営企業等金融機構から借り入れしたものでございます。
 続きまして、歳出について御説明申し上げます。
 1款下水道事業費5億8,588万8,811円は、主に維持管理に係る下水道施設維持管理事業、下水道建設費に係る汚水施設建設事業の委託料、工事請負費、物件移転補償費等でございます。
 汚水施設建設事業では2億9,564万121円の支出をしておりまして、その内容については325ページから331ページに記載のとおりでございます。
 2款公債費5億136万5,506円は、市債の元金及び利子の償還金で、公共下水道及び流域下水道の整備費として財務省、地方公営企業金融機構、旧日本郵政公社から借り入れを行ったものでございます。
 以上が、平成20年度高浜市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算概要であります。よろしくお願い申し上げます。
 続いて、認定第6号 平成20年度高浜市公共駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。
 決算書では61ページから65ページ及び298ページから306ページ、主要施策成果説明書では336ページから339ページになります。
 なお、主要施策成果説明書に基づきまして説明させていただきますので、主要施策成果説明書の336ページをお願いいたします。
 歳入総額は3,701万2,790円で、予算対比101.9%、前年度対比241万9,569円の増額となっております。
 歳出総額は2,658万8,445円、執行率は73.2%、前年度対比17万6,669円の減額となっており、歳入歳出差引額は1,042万4,345円であります。
 歳入の主な内容を御説明いたします。
 1款使用料及び手数料、収入済額2,911万円、予算対比102.2%で、定期貸し及び時間貸しの駐車料金と回数券、プリペイドカードの収入であります。
 次に、歳出の内容を御説明いたします。
 1款駐車場費、支出済額2,658万8,445円、予算対比99.2%となっております。
 主な内容といたしまして、主要施策成果説明書338ページをごらんください。
 委託料1,359万6,000円は、駐車場の管理について委託をしたものでございます。
 339ページをお願いいたします。
 使用料及び賃借料521万4,000円は、駐車場敷地の借地料でございます。
 繰出金700万円は、駐車場建物建設の起債償還金に充当するため、一般会計に繰り出しを行ったものであります。
 以上であります。よろしくお願いいたします。
議長(磯貝正隆) 福祉部長。
福祉部長(新美龍二) 続きまして、認定第7号 平成20年度高浜市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、その概要を御説明申し上げます。
 主要施策成果説明書の345ページをお願いいたします。
 初めに、保険事業勘定について御説明を申し上げます。
 歳入決算額は19億5,918万8,874円、歳出決算額は18億7,768万7,009円で、歳入歳出差引額は8,150万1,865円でございます。
 まず、歳入の内訳でございます。346ページをお願いいたします。
 1款保険料は、収入済額4億273万9,760円で、現年度分の集める率は前年度とほぼ同率の98.56%となっております。
 2款使用料及び手数料169万6,750円は、宅老所等の使用料及び軽度生活援助員派遣手数料が主なものでございます。
 3款国庫支出金3億9,415万7,964円は、介護給付費に対する国の負担分20%分と、普通調整交付金2月9日%分でございます。
 4款支払基金交付金5億1,355万2,476円は、介護給付費の31%分でございます。
 5款県支出金2億7,111万6,255円は、介護給付費の12月5日%分でございます。
 7款繰入金2億6,869万5,000円は、介護サービス・予防サービス給付費など市としての負担分12月5日%や、職員の人件費等に対する一般会計からの繰入金でございます。
 8款繰越金1億463万146円は、前年度からの繰越金でございます。
 9款諸収入172万3,574円は、居宅介護支援券利用者からの収入等でございます。
 続きまして348ページ、歳出について御説明申し上げます。
 1款総務費5,524万5,690円は、主に介護保険事業運営に係る職員の人件費等の経費でございます。なお、第1号被保険者の状況でございますが、平成20年度末で7,449人となっております。
 次に、354ページをお願いいたします。
 2款保険給付費16億8,686万5,519円は、前年度対比2月6日%、4,268万8,253円の増でございます。
 主な内容でございますが、居宅介護サービス給付費といたしまして、年間延べ利用者数1万3,889件に対しまして7億3,524万9,882円、356ページの施設介護サービス給付費として、年間延べ利用者数3,001件に対して6億7,375万9,307円等を支出させていただいたものでございます。
 次に、370ページをお願いいたします。
 3款財政安定化基金拠出金169万8,912円は、都道府県に設置された財政安定化基金へ拠出したもので、国、県、市町村それぞれが3分の1ずつの割合で負担するものでございます。
 4款保健福祉事業費444万4,212円は、本市独自の横出しサービスとして、居宅介護用品等給付事業、住宅改修費補助事業にそれぞれ要した経費でございます。
 372ページ、5款地域支援事業費4,231万4,992円は、主に特定高齢者把握事業、374ページの宅老所等の介護予防拠点施設の管理運営事業等に要した経費でございます。
 380ページをお願いいたします。
 6款基金積立金では、介護給付費準備基金に1,429万7,949円を積み立てるとともに、平成21年度の介護報酬プラス3%改定による保険料上昇分を抑制するため、介護従事者処遇改善臨時特例基金に1,809万1,226円の積み立てを行ったものでございます。
 7款諸支出金5,472万8,509円は、主に過年度の介護給付費国・県負担金の返還金でございます。
 続きまして、介護サービス事業勘定について御説明申し上げます。
 385ページをお願いいたします。
 歳入決算額は2,360万7,568円、歳出決算額は2,349万8,000円で、歳入歳出差引額は10万9,568円でございます。
 386ページをお願いいたします。
 1款使用料及び手数料は、居宅介護サービス計画手数料等の収入といたしまして、収入済額1,180万2,500円、2款繰入金は、職員給与費等の一般会計からの繰入金といたしまして、収入済額1,117万1,000円、3款繰越金は、前年度からの繰越金63万4,068円でございます。
 次に、388ページ、歳出でございます。
 1款1項居宅サービス事業費2,024万2,250円は、職員2名分に係る人件費が主なものであります。
 2項介護予防支援事業費325万5,750円は、介護予防支援事業委託料と介護保険レセプトシステム保守委託料でございます。
 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
議長(磯貝正隆) 市民総合窓口センター長。
市民総合窓口センター長(松井敏行) それでは、認定第8号 平成20年度高浜市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。
 主要施策成果説明書の393ページをお願いいたします。
 まず、平成20年度末現在の被保険者の状況でありますが、所得の少ない1割負担の方が3,278人、現役並み所得の3割負担の方が337人、合計で3,615人となっております。
 394ページをお願いいたします。
 歳入について御説明申し上げます。
 1款後期高齢者医療保険料は2億6,262万8,200円で、397ページにありますとおり、年金からの特別集める保険料として1億5,319万9,800円、普通集める保険料として1億942万8,400円で、普通集めるに係る収納率は98.9%となっております。
 394ページにお戻りをいただき、3款繰入金は7,629万8,711円で、職員の人件費及び後期高齢者医療に係る事務的経費に対する職員給与費等繰入金として4,168万8,000円、及び保険料の軽減実施に伴う保険基盤安定繰入金として3,461万711円を一般会計から繰り入れております。
 5款国庫支出金は、後期高齢者医療システム特別対策対応プログラム修正業務委託に係る国庫補助金で、全額を平成21年度に繰り越しをさせていただいております。
 以上、歳入決算総額は3億3,899万926円で、予算現額に対する割合は99.6%となっております。
 続きまして、歳出について御説明申し上げますので、主要施策成果説明書の396ページをお願いいたします。
 1款総務費は3,547万2,900円で、職員2人分の人件費のほか、後期高齢者医療推進事業及び保険料賦課集める業務に係る事務的経費であります。
 398ページをお願いいたします。
 2款後期高齢者医療広域連合納付金は2億9,532万1,411円で、保険料負担金として2億6,071万700円、保険基盤安定負担金として3,461万711円を愛知県後期高齢者医療広域連合へ納付いたしております。
 以上、歳出決算総額は3億3,080万211円で、予算執行率97.2%となっております。
 決算書の370ページの実質収支に関する調書をお願いいたします。
 歳入歳出差引額は819万715円となっておりますが、後期高齢者医療システム特別対策対応プログラム修正業務委託に係る繰越明許費の繰越財源として1,000円を平成21年度へ繰り越しをさせていただきましたので、実質収支額といたしましては818万9,715円となっております。
 以上、認定第8号の説明とさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
議長(磯貝正隆) 都市政策部長。
都市政策部長(小笠原 修) 認定第9号 平成20年度高浜市水道事業会計決算認定について御説明申し上げます。
 別冊となっております水道事業会計の決算書をお願いいたします。
 なお、決算書のうち6ページから9ページまでと22ページから27ページまでに記載する金額は、消費税を含んだ金額で表示し、その他の財務諸表は消費税を除いた金額で表示させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、6ページをお開きください。
 収益的収入及び支出でございますが、第1款水道事業収益の決算額は7億7,829万4,582円で、予算対比0.4%の増、前年度対比で1月2日%の減となりました。
 第1項営業収益の決算額は7億7,536万2,861円で、予算対比0.4%の増、前年度対比で1月2日%の減で、この主な収入は水道料金収入であります。
 次に支出でありますが、第1款水道事業費用の決算額は7億109万1,222円で、執行率は96.9%、不用額は2,212万3,778円で、前年度対比では0.6%の支出減となっております。
 第1項の営業費用は、決算額6億7,740万7,609円で、執行率は98.1%、不用額は1,279万4,391円となりました。この執行額の主なものは、受水費、委託料及び減価償却費並びに人件費等であります。
 第2項の営業外費用は、決算額が2,343万8,663円、執行率が79.0%で、この執行額の主なものは残存企業債の支払利息であります。
 第3項の特別損失は、決算額が24万4,950円、執行率が71%で、滞納水道料金51件分の不納欠損額であります。
 続きまして、8ページをお願いいたします。
 資本的収入及び支出でありますが、収入の第1款資本的収入は、決算額9,114万3,000円で、予算対比で1,118万6,000円、10月9日%の減となっております。
 第1項企業債は、決算額2,000万円で、予算額・決算額ともに同額で、配水管布設工事等に充当いたしました。
 第2項出資金は308万5,000円で、予算額・決算額ともに同額で、消火栓設置費等に係る一般会計からの繰入金であります。
 第3項負担金は、決算額6,105万8,000円で、予算対比1,118万6,000円、15.5%の減で、これは新規給水申込等に係る加入負担金及び下水道工事に伴う配水管移設工事負担金等であります。
 次に、支出でありますが、第1款資本的支出の決算額は3億8,859万9,666円で、予算に対する執行率は85.6%、不用額は6,517万9,334円であります。この執行額の主なものは、昨年度からの繰越事業である吉浜配水場配水池耐震対策工事及び高浜配水場自動制御盤等改修工事、重要給水施設配水管布設替工事等に伴う建設改良工事費並び企業債償還金等であります。
 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2億9,745万6,666円は、当年度分消費税資本的収支調整額、繰越工事資金、過年度分損益勘定留保資金及び建設改良積立金で補てんいたしております。
 次に、10ページをお願いいたします。
 平成20年度の損益計算書でありますが、本年度の経常利益は6,288万8,293円で、特別損失の過年度損益修正損は23万3,286円を差し引いた額が当年度純利益で6,265万5,007円を計上いたしました。
 13ページをお願いいたします。
 平成20年度の剰余金処分計算書案でございます。
 当年度未処分利益剰余金7,081万3,161円のうち3,500万円を法定積立として減債積立金に積み立てるとともに、水道事業の建設改良工事の財源に役立てるため3,000万円を建設改良積立金に積み立てるものであります。
 以上が、平成20年度の水道事業の決算概要であります。
 よろしくお願いいたします。
議長(磯貝正隆) 福祉部長。
福祉部長(新美龍二) それでは、認定第10号 平成20年度高浜市病院事業会計決算認定について御説明申し上げます。
 別冊となっております病院事業会計決算書6ページをお願いいたします。
 収益的収入の第1款病院事業収益の決算額は10億3,892万3,562円で、前年度対比で65.8%の増となっております。
 第1項医業収益は、決算額6億1,792万8,383円で、その主な内訳でございますが、入院収益が2億2,873万1,930円、外来収益が2億4,526万3,535円、その他医業収益が1億1,734万5,084円となっております。
 第2項医業外収益は、決算額4億2,099万5,179円で、主な内訳といたしまして、他会計補助金が2億2,000万円、負担金交付金が1億9,000万8,000円でございます。
 次に、収益的支出の第1款病院事業費用の決算額は14億8,708万4,854円で、前年度対比で14.9%の支出増となっております。
 第1項医業費用は、決算額14億4,847万7,593円で、主な内訳といたしまして、給与費が7億9,829万7,225円、材料費が1億6,778万9,012円、経費が3億2,658万2,545円、減価償却費が1億3,168万9,329円となっております。
 第2項医業外費用は、決算額3,563万3,961円で、支払利息2,129万5,362円、繰延勘定償却680万8,710円が主なものでございます。
 第3項特別損失は、決算額297万3,300円で、過年度収益修正損でございます。
 続きまして、8ページをお願いいたします。
 資本的収入の第1款資本的収入、第1項出資金の決算額は2,781万6,941円で、総務省の繰出基準に基づく企業債の元金償還金に対する一般会計からの出資金でございます。
 次に、資本的支出の第1款資本的支出の決算額は6,171万3,833円で、前年度対比では6月7日%の支出減となっております。
 第1項建設改良費は、決算額2,106万5,835円で、固定資産購入費でございます。
 第2項企業債償還金は、決算額4,064万7,998円で、病院増改築事業に充てた企業債の元金償還金でございます。
 なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3,389万6,892円は、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税資本的収支調整額により補てんをいたしております。
 続きまして、10ページをお願いいたします。
 平成20年度の損益計算書でございますが、本年度の医業損失は8億1,617万9,434円であり、これに医業外収支を加えた経常損失は4億4,619万1,127円でございます。
 この経常損失額に、特別損失である過年度損益修正損297万3,300円を加えた4億4,916万4,427円が当年度純損失でございます。
 続きまして、14ページをお開き願います。
 平成20年度の貸借対照表でございます。
 年度末における資産合計は25億5,733万65円、負債合計は1億1,065万1,398円、資本合計は24億4,667万8,666円となっております。
 以上が、平成20年度病院事業会計の決算概要でございます。
 よろしくお願い申し上げます。
議長(磯貝正隆) それでは、ここで監査委員に平成20年度各会計決算認定についての審査報告をお願いいたします。
 監査委員。
〔監査委員 加藤仁康 登壇〕
監査委員(加藤仁康) ただいま議長より御指名をいただきました代表監査委員の加藤仁康です。
 それでは、平成20年度高浜市一般会計・特別会計歳入歳出決算、基金の運用状況並びに水道事業会計及び病院事業会計の決算に対する決算審査の結果について、監査委員を代表いたしまして御報告申し上げます。
 地方自治法の規定に基づき、高浜市長より審査に付されました高浜市一般会計歳入歳出決算並びに国民健康保険事業、土地取得費、老人保健、公共下水道事業、公共駐車場事業、介護保険及び後期高齢者医療の7特別会計の歳入歳出決算についての審査を行いました。
 審査に際しましては、関係諸帳簿及び証拠書類等を照合するとともに、関係職員の説明も聴取し、あわせて例月出納検査及び定期監査の結果をも参考とし、計数の正確性、予算の執行の適否、効果等について審査をいたしました。
 その結果、各会計の決算書及び附属書類等は、いずれも関係法規に準拠して作成されており、その計数も正確に表示され、適正と認められました。
 また、地方自治法の規定に基づく基金の運用状況の審査につきましては、高浜市土地開発基金の運用状況並びに計数の正確性について審査を行いました。その結果は、基金の設置目的に沿った運用がなされており、その計数も正確でありました。
 次に、地方公営企業法の規定に基づく審査としましては、水道事業会計並びに病院事業会計の決算について審査を行いました。
 その結果は、両会計とも関係法規に従い諸帳簿も作成されており、その内容、計数とも誤りなく、適正に執行されていることと認められました。これら、審査内容の詳細につきましては、例月出納検査及び定期監査の結果を議長に御報告申し上げておりますし、また、平成20年度決算審査意見書を御配付させていただいておりますので、それらを御参考いただきたいと思います。
 以上により、簡単ではございますが、高浜市長より審査に付されました各会計の決算審査及び基金の運用状況審査の報告とさせていただきます。
 よろしくお願いいたします。
〔監査委員 加藤仁康 降壇〕

議長(磯貝正隆) 日程第14 報告第11号 平成20年度健全化判断比率及び公営企業資金不足比率についてを議題といたします。
 報告説明を求めます。
 行政管理部長。
行政管理部長(岸上善徳) それでは、報告第11号の平成20年度健全化判断比率及び公営企業資金不足比率について御説明申し上げます。
 本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、平成20年度決算に基づく高浜市の財政健全化判断比率及び公営企業資金不足比率を監査委員の審査意見書を付して御報告させていただくものであります。
 まず、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定による健全化判断比率でありますが、実質赤字比率及び連結実質赤字比率ともに赤字額がないため、横棒、バー表示であり、赤字比率はございません。
 実質公債費比率については7月9日%、将来負担比率については28.6%でございます。なお、各比率欄の括弧内の値は、当市における早期健全化基準でございます。
 次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定による公営企業資金不足比率でありますが、公共下水道事業特別会計、水道事業会計、病院事業会計とも、すべて資金不足額がないため、横棒、バー表示であり、資金不足比率はございません。
 なお、各会計欄の括弧内の値は、当市における経営健全化基準でございます。
 以上、よろしくお願いをいたします。
議長(磯貝正隆) ここで監査委員に、報告第11号 平成20年度健全化判断比率及び公営企業資金不足比率についての審査報告をお願いいたします。
 監査委員。
監査委員(加藤仁康) それでは、平成20年度決算に基づく健全化判断比率及び公営企業資金不足比率の審査の結果について、監査委員を代表いたしまして報告申し上げます。
 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、高浜市長より審査に付されました平成20年度決算に基づく高浜市の財政健全化比率及び公営企業資金不足比率について審査を行いました。
 審査に際しましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき算定された、四つの財政指標である実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率及び公営企業に関する資金不足比率の算定の基礎となる事項を記載した書類を確認し、各比率が適正に算定されているかなどを中心に審査を行いました。
 その結果、健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。
 審査内容の詳細につきましては、平成20年度決算審査意見書を御配付させていただいておりますので、それを御参考いただきたいと思います。
 以上により、簡単ではございますが、高浜市長より審査に付されました平成20年度決算に基づく高浜市の財政健全化比率及び公営企業資金不足比率の審査の報告とさせていただきます。
 よろしくお願いいたします。
議長(磯貝正隆) ただいまの報告第11号は、報告事項でございますので、御了承をお願いいたします。

議長(磯貝正隆) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
 再開は、9月29日午前10時であります。
 本日は、これにて散会をいたします。長時間、御協力ありがとうございました。
午後0時22分散会