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本文

平成20年6月 第1日

平成20年6月定例会 本会議 第1日

平成20年6月高浜市議会定例会会議録(第1号)
平成20年6月高浜市議会定例会は、平成20年6月6日
午前10時高浜市議事堂に招集された。

議事日程

日程第1

会議録署名議員の指名

日程第2

会期の決定
(諸報告)

日程第3

農業委員会委員の推薦について

 日程第4

諮問第1号  人権擁護委員の推薦について

日程第5

議案第41号 高浜市使用料及び手数料条例の一部改正について
議案第42号 高浜市コミュニティプラザの設置及び管理に関する条例の制定について
議案第43号 損害賠償額の決定について

日程第6

議案第44号 平成20年度高浜市一般会計補正予算(第1回)
議案第45号 平成20年度高浜市病院事業会計補正予算(第1回)

日程第7

報告第3号  繰越明許費繰越計算書(一般会計)
報告第4号  平成19年度高浜市水道事業会計予算の繰越しについて
報告第5号  平成19年度高浜市土地開発公社の経営状況について
報告第6号  平成19年度高浜市総合サービス株式会社の経営状況について

本日の会議に付した案件

議事日程のとおり

出席議員

  • 1番 幸前 信雄
  • 2番 杉浦 辰夫
  • 3番 杉浦 敏和
  • 4番 北川 広人
  • 5番 鈴木 勝彦
  • 6番 磯貝 正隆
  • 7番 佐野 勝已
  • 8番 内藤 皓嗣
  • 9番 吉岡 初浩
  • 10番 寺田 正人
  • 11番 森 英男
  • 12番 水野 金光
  • 13番 内藤 とし子
  • 14番 井端 清則
  • 15番 岡本 邦彦
  • 16番 神谷 宏
  • 17番 小嶋 克文
  • 18番 小野田 由紀子

欠席議員

なし

説明のため出席した者

  • 市長 森 貞述
  • 副市長 杉浦 幸七
  • 副市長 後藤 泰正
  • 教育長 岸本 和行
  • 地域協働部長 大竹 利彰
  • 生活安全グループリーダー 尾崎 常次郎
  • 地域政策グループリーダー 神谷 美百合
  • 文化スポーツグループリーダー 時津 祐介
  • 市民総合窓口センター長 松井 敏行
  • 市民窓口グループリーダー 加藤 元久
  • 市民生活グループリーダー 神谷 坂敏
  • 税務グループリーダー 尾嶌 健治
  • 福祉部長 新美 龍二
  • 地域福祉グループリーダー 森野 隆
  • 介護保険グループリーダー 篠田 彰
  • 保健福祉グループリーダー 長谷川 宜史
  • こども未来部長 前川 進
  • 子育て施設グループリーダー 加藤 一志
  • こども育成グループリーダー 大岡 英城
  • 都市政策部長 小笠原 修
  • 計画管理グループリーダー 深谷 直弘
  • 都市整備グループリーダー 柴田 耕一
  • 上下水道グループリーダー 竹内 定
  • 地域産業グループリーダー 神谷 晴之
  • 行政管理部長 岸上 善徳
  • 人事グループリーダー 鈴木 信之
  • 文書管理グループリーダー 内田 徹
  • 財務経理グループリーダー鈴木 好二
  • 契約検査グループリーダー 山本 時雄
  • 会計グループリーダー 神谷 克己
  • 病院事務部長 神谷 清久
  • 学校経営グループリーダー 中村 孝徳
  • 監査委員事務局長 鵜殿 巌

職務のため出席した議会事務局職員

  • 議会事務局長 川角 満乗
  • 主査 杉浦 俊彦

議事の経過

議長(内藤皓嗣) 皆さん、おはようございます。
 議員各位には、早朝より御出席を賜り、厚く御礼申し上げます。
 6月定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 本定例会に提案されました諸議案は、いずれも重要な内容ばかりでございます。
 議員各位におかれましては、市民の要望にこたえるべく、厳正かつ公平な審議を賜りますようお願いを申し上げ、開会のあいさつとさせていただきます。
午前10時00分開会
議長(内藤皓嗣) ただいまの出席議員は全員であります。よって、平成20年6月高浜市議会定例会は成立いたしましたので、開会いたします。
 ここで市長より招集あいさつがあります。
 市長。
〔市長 森 貞述 登壇〕
市長(森 貞述) 皆さん、おはようございます。
 本定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつ並びに提案案件について申し上げます。
 本日、平成20年6月高浜市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には大変お忙しい中を全員の皆さん方の御参集をいただきまして、まことにありがとうございました。
 また、日ごろより市政各般にわたりまして、格別の御尽力をいただいておりますことを厚く御礼を申し上げます。
 ここで、本定例会に提案をいたします案件について申し上げます。本定例会におきましては、諮問1件、議案5件を御審議いただくほか、報告4件を申し上げるものでございます。
 初めに、諮問第1号、人権擁護委員の推薦は、神谷邦子氏の後任として、阿知波住依氏を推薦いたしたく、諮問させていただくものでございます。
 議案第41号 高浜市使用料及び手数料条例の一部改正は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、戸籍記載事項の証明手数料を定めるものでございます。
 議案第42号は、高浜市コミュニティプラザの設置及び管理に関する条例の制定は、市民相互の連帯感及び住民自治の向上を図り、すべての市民が地域において支え合う、安らぎのある心豊かな地域共生社会の構築を目指して、コミュニティプラザを設置するものでございます。
 議案第43号 損害賠償額の決定は、市立病院における医療上の過誤に関し、損害賠償の額を決定するものでございます。
 議案第44号 平成20年度一般会計補正予算(第1回)は、主な内容といたしましては、7月1日に開所を予定しております(仮称)翼ふれあいプラザの管理委託事業並びに市内障害福祉サービス事業所における新体系サービスの円滑な実施のための自立支援サービス円滑化事業費補助金並びに高取小学校における特別支援学級増加に伴う不足教室に対応するための改造工事にかかわる補正でございます。
 議案第45号 平成20年度病院事業会計補正予算(第1回)は、損害賠償額の決定にかかわる補正でございます。
 続きまして、報告第3号は、一般会計の繰越明許費繰越計算書で、地域内分権推進事業におけるJAあいち中央高浜中部支店跡施設改修工事及び改修工事監理委託事業並びに乳幼児医療事業における福祉医療費受給者管理システム開発委託事業並びに碧海グランド改修工事において、平成20年度に繰り越しをいたしましたので、その報告をさせていただくものでございます。
 報告第4号は、水道事業会計の建設改良費繰越計算書で、吉浜配水場耐震対策工事において、平成20年度に繰り越しをいたしましたので、その報告をさせていただくものでございます。
 報告第5号は、平成19年度の高浜市土地開発公社の経営状況についての報告で、報告第6号は、平成19年度の高浜市総合サービス株式会社の経営状況についての報告でございます。
 以上、提案案件についての概要を申し上げましたが、詳細につきましては、副市長及び担当部長から説明をいたさせますので、慎重御審議の上、御意見、御可決あるいはお聞き取り賜りますようお願いを申し上げます。
 なお、後日、原油・原材料高の影響により融資を受けられた市内中小企業者の方への信用保証料補助金にかかわる一般会計補正予算(第2回)を提案をさせていただく予定でございますので、これにつきましても御配慮賜りますようお願いを申し上げまして、招集あいさつ並びに提案案件の説明とさせていただきます。何とぞよろしくお願いいたします。
〔市長 森 貞述 降壇〕
午前10時05分開議
議長(内藤皓嗣) これより会議を開きます。
 お諮りいたします。
 本日の議事日程は、お手元に配付してあります日程表のとおり決定して異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(内藤皓嗣) 異議なしと認めます。よって、本日の議事日程は、お手元に配付してあります日程表のとおり決定いたしました。
 これより本日の日程に入ります。
議長(内藤皓嗣) 日程第1 議事録署名議員の指名を議題といたします。
 本定例会の議事録署名議員は、会議規則第77条の規定により、議長から御指名申し上げて御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(内藤皓嗣) 御異議なしと認めます。よって、15番、岡本邦彦議員、16番、神谷 宏議員を指名いたします。
議長(内藤皓嗣) 日程第2 会期の決定を議題といたします。
 本定例会の会期については、あらかじめ議会運営委員会で協議されておりますので、その結果の報告を求めます。
 議会運営委員長、森 英男議員。
 11番、森 英男議員。
〔議会運営委員長 森 英男 登壇〕
議会運営委員長(森 英男) 皆さん、おはようございます。
 御指名をいただきましたので、議会運営委員会の御報告を申し上げます。
 本日招集されました平成20年6月高浜市議会定例会の運営につきましては、去る3月18日及び5月30日に議会運営委員会を、委員全員出席のもとに開催いたしました。
 当局より提示されました案件につきまして検討いたしました結果、会期は本日より6月23日までの18日間と決定をいたしました。
 会議日程及び議案の取り扱いにつきまして、本日は、諮問第1号を即決で行い、議案第41号から議案第45号の上程、説明、並びに報告第3号から報告第6号までについて報告を受けます。
 6月9日及び10日の2日間は一般質問を行い、一般質問終了後、関連質問を行います。
 6月12日に、議案第41号から議案第45号について総括質疑を行います。
 総務市民委員会については、議案第41号及び陳情第2号を付託し、福祉教育委員会については、議案第42号及び議案第44号並びに陳情第3号を付託し、建設病院委員会については、議案第43号及び議案第45号並びに陳情第4号を付託し、審査願うとともに、各常任委員会において、閉会中の継続調査申し出事件について、審査願うことに決定をいたしました。
 農業委員会委員の推薦につきましては、本日、議長より農業委員会委員を指名することに決定をいたしました。
 なお、各常任委員会の日程につきましては、既に配付してあります日程表のとおりですので、御承知いただきますようにお願いをいたします。
 この6月定例会が円滑に進行できますよう、格段の御協力をお願いを申し上げまして御報告といたします。
〔議会運営委員長 森 英男 降壇〕
議長(内藤皓嗣) ただいま議会運営委員長の報告がありました。
 お諮りいたします。
 本定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から6月23日までの18日間といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(内藤皓嗣) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から6月23日までの18日間と決定いたしました。
 ここで、諸般の事項について御報告いたします。
 本日までに、陳情書3件が提出され、これを受理いたしました。陳情書につきましては、会議規則第104条及び第108条の規定により、既に配付されております陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託し、委員会において早くに審査されますようお願いいたします。
 次に、4月分までの一般会計、特別会計及び企業会計の例月出納検査報告書及び定期監査報告書が監査委員より提出され、議会図書室にて保管しておりますので、随時ごらんをお願いいたします。
 報告事項は、以上のとおりであります。
議長(内藤皓嗣) 日程第3 農業委員会委員の推薦について議題といたします。
 地方自治法第117条の規定により、井端清則議員の退席を求めます。
〔14番 井端清則 除斥〕
議長(内藤皓嗣) お諮りいたします。
 議会推薦による農業委員会委員が、平成20年7月19日で任期満了となりますので、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定による農業委員会委員の推薦については、議長より指名いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(内藤皓嗣) 御異議なしと認めます。よって、議長より指名することに決定いたしました。
 農業委員会委員の推薦については、杉浦惠美子氏、神谷友子氏、井端清則議員を指名することに異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(内藤皓嗣) 異議なしと認めます。よって、ただいま御指名いたしましたとおり、農業委員会委員に推薦することに決定いたしました。
 井端清則議員の入場を求めます。
〔14番 井端清則 除斥解除〕
議長(内藤皓嗣) 日程第4 諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 後藤副市長。
副市長(後藤泰正) それでは、諮問第1号 人権擁護委員の推薦について御説明を申し上げます。
 本案は、去る平成20年2月20日に御逝去されました神谷邦子委員の後任として、新たに阿知波住依氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会に諮問させていただくものでございます。
 故神谷邦子委員におかれましては、8年有余にわたり、基本的人権の擁護に御尽力、御活躍をいただきましたことに対し、心より敬意と感謝の意を表する次第でございます。
 さて、後任として諮問させていただきます阿知波住依氏は、皆さんも御案内のとおり、地域社会において信頼されるに足る人格識見や中立公正さを兼ね備えていることのほか、人権擁護について深く御理解をいただいているお方で、人権擁護委員として適任であると存じます。
 何とぞ、同氏を推薦することに御同意賜りますようお願いを申し上げまして、提案説明とさせていただきます。
 よろしくお願いいたします。
議長(内藤皓嗣) これより質疑に入ります。
〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
議長(内藤皓嗣) 質疑もないようですので、これにて質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 反対討論を求めます。
 賛成討論を求めます。
〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
議長(内藤皓嗣) 討論もないようですので、これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について、原案に異議のない旨、答申することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(内藤皓嗣) 起立全員であります。よって、諮問第1号は原案に異議のない旨を答申することに決定いたしました。
議長(内藤皓嗣) 日程第5 議案第41号から議案第43号までを、会議規則第34条の規定により、一括議題といたします。
 順次、提案理由の説明を求めます。
 市民総合窓口センター長。
市民総合窓口センター長(松井敏行) それでは、議案第41号 高浜市使用料及び手数料条例の一部改正について御説明を申し上げます。
 本案は、個人情報保護の観点から、戸籍の公開制度を見直し、戸籍の謄抄本等の交付請求をすることができる場合について制限することなどを柱とする「戸籍法の一部を改正する法律」が平成20年5月1日から施行されたことに伴い、戸籍法を引用する「地方公共団体の手数料の標準に関する政令」の一部が改正されたことを受け、この政令に準拠して規定いたしております戸籍関係の手数料について、戸籍法の引用部分を見直すとともに、あわせて戸籍に関する証明手数料として、新たに「戸籍に記載した事項に関する証明手数料」を加えるものでございます。
 次に、一部改正の概要について御説明申し上げます。参考資料の1ページをあわせて御参照いただきますようお願いをいたします。
 今回の改正は、まず、高浜市使用料及び手数料条例の別表第5で定めております手数料の種類に、新たに「戸籍に記載した事項に関する証明手数料」を追加いたすもので、この手数料の単位、金額及び集めるの時期を1件につき350円とし、申請のときに集めるすることといたすものであります。
 この部分の改正については、戸籍法第10条第1項、第10条の2第1項から第5項まで、または第126条の規定に基づく「戸籍に記載した事項に関する証明書の交付」の事務に関する手数料として「地方公共団体の手数料の標準に関する政令」に規定がありますが、これまで本条例の別表第5において規定がされていなかったため、今回の改正にあわせて整備いたすものであります。
 次に、「戸籍法第48条第1項(同法第117条において準用する場合を含む。)の届け出もしくは申請の受理または同法第48条第2項(同法第117条において準用する場合を含む。)の届け書その他市長の受理した書類に記載した事項の証明手数料」及び「戸籍法第48条第2項(同法第117条において準用する場合を含む。)の届け書その他市長の受理した書類の閲覧手数料」に関する部分の改正については、これらの手数料に係る戸籍法の関係条項の引用部分を削除いたすものであります。
 今回の戸籍法の一部改正において第126条の規定が追加され、同条において「市町村長または法務局もしくは地方法務局の長は、法務省令で定める基準及び手続により、統計の作成または学術研究であって、公益性が高く、かつ、その目的を達成するために戸籍もしくは除かれた戸籍に記載した事項または届け書その他市町村長の受理した書類に記載した事項に係る情報を利用する必要があると認められるもののため、その必要の限度において、これらの情報を提供することができる。」とされたことを受け、「戸籍法第48条第1項(同法第117条において準用する場合を含む。)の届け出もしくは申請の受理または同法第48条第2項(同法第117条において準用する場合を含む。)の届け書その他市長の受理した書類に記載した事項の証明手数料」に関し、戸籍法の関係条項として同法第126条を追加する必要が生じたもので、これを踏まえた今回の「地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正においても、従来の戸籍法の関係条項の引用部分に「戸籍法第126条」が追加されているところであります。
 このように、現在の規定では、戸籍法の引用条項等に移動や追加があった場合に、その都度条例改正を要することとなるため、事務の効率化の観点から、近隣市の状況等も参考にいたし、これらの手数料に係る戸籍法の具体的な引用条項に関する規定を削除いたすものであります。
 なお、附則におきまして、この条例の施行期日は公布の日からといたしております。
 以上、議案第41号について御説明申し上げましたが、何とぞ慎重御審議の上、御可決賜りますようお願いを申し上げます。
議長(内藤皓嗣) 地域協働部長。
地域協働部長(大竹利彰) それでは、議案第42号 高浜市コミュニティプラザの設置及び管理に関する条例の制定について御説明申し上げます。
 本案は、平成17年9月議会に港小学校区の高浜南部まちづくり協議会の拠点施設として、南部ふれあいプラザの設置及び管理に関する条例の制定について御可決を賜り、平成18年4月より施行してまいりましたが、このたび、翼まちづくり協議会の拠点施設の改修整備が完了したことから、地域内分権の推進の担い手であるまちづくり協議会の拠点を統一的にコミュニティプラザと位置づけ、コミュニティプラザの設置及び管理に関する条例として新たに所要の規定の整備をいたすものでありますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、初めに第1条のコミュニティプラザの設置でありますが、市民相互の連帯感及び住民自治の向上を図るとともに、すべての市民が地域で支え合う、安らぎのある心豊かな地域共生社会の構築を目指すものであります。
 第2条ではコミュニティプラザの名称及び位置でありますが、高浜南部まちづくり協議会の拠点施設となる高浜市南部ふれあいプラザでは、位置を高浜市二池町一丁目8番地5に、翼まちづくり協議会の拠点施設となる高浜市翼ふれあいプラザでは、その位置を高浜市神明町二丁目18番地13とするものであります。
 第3条では、コミュニティプラザでは主に地域内分権の推進に関するものとして規則で定める事業を行うとともに、翼ふれあいプラザにあっては、学術及び文化活動その他生涯学習の推進に関する事業、子供向けの各種講座の開催その他次世代育成に関する事業もあわせて行うことといたしております。
 第4条は、コミュニティプラザの施設の利用の許可について、第5条は、利用の制限について、第6条は、施設の使用料について、それぞれ規定いたすものであります。
 第10条では、コミュニティプラザの設置の目的を効果的に達成するために、指定管理者に管理を行わせることのできるとするものであり、第11条では、指定管理者の業務の範囲をコミュニティプラザの利用及び制限に関する業務、事業の運営に関する業務、使用料の収納に関する業務、維持管理に関する業務等と定めたものであります。
 第12条は、指定管理者は、法令、高浜市公の施設の指定管理者の指定の手続き等に関する条例、高浜市個人情報保護条例、本条例及び規則、コミュニティプラザの管理運営に関する協定等に従い管理を行わなければならないという管理の基準を定めたもので、平成20年7月1日から施行するものであります。
 附則の第2項では、冒頭申し上げました南部ふれあいプラザの設置及び管理に関する条例を廃止するとともに、附則第3項から第5項では、条例廃止に係る経過措置を規定し、附則第6項では、高浜市使用料及び手数料条例の改正をお願いし、新たに翼ふれあいプラザの使用料を定めるもので、会議室の1が1時間150円、会議室の2と会議室の3がそれぞれ1時間180円とするものであります。
 何とぞ、原案どおり御可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(内藤皓嗣) 病院事務部長。
病院事務部長(神谷清久) 議案第43号 損害賠償額の決定につきまして御説明を申し上げます。
 本件は、平成6年12月から慢性腎炎の経過観察で定期及び不定期に受診をされていました高浜市湯山町一丁目6番地12の保田健治様、72歳に対しまして、平成14年5月以降、腎臓のクレアチニン数値が上昇し、悪化していることから食事指導、平成15年5月以降の受診でクレアチニン数値が悪化し、薬の投与をしてきました。平成17年10月もクレアチニン数値が悪化、平成18年3月の検査でさらに悪化、進行していることから、他の医療機関を紹介して受診していただきましたが、現在、人工透析を受ける状態となりました。
 腎機能の急激な悪化につきましては、主治医の説明、専門医師紹介、療養指導等の対応が不適切、不十分であったことから、本人に謝罪するとともに、医療の過誤に対する損害賠償額について話し合いをさせていただきました結果、医療過誤に対する補償として損害賠償金430万円をお支払いすることで平成20年5月12日示談が成立いたしましたので、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、提案をさせていただくものでございます。
 何とぞ、ひとつよろしくお願いを申し上げます。
議長(内藤皓嗣) 日程第6 議案第44号及び議案第45号を、会議規則第34条の規定により、一括議題といたします。
 順次、提案理由の説明を求めます。
 行政管理部長。
行政管理部長(岸上善徳) それでは、議案第44号 平成20年度一般会計補正予算(第1回)について御説明申し上げます。
 まず、補正予算書の5ページをお願いいたします。
 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ2,568万円を追加し、補正後の予算総額を123億1,898万円とするものでございます。
 次に、補正予算説明書の18ページをお願いいたします。
 まず、14款2項6目教育費県補助金は、高取小学校が実施する緑の教室モデル事業に対する県補助金として10万2,000円を計上いたしております。
 次に、16款1項2目民生費寄附金は、八幡町・新田町町内会会長、鈴木勝司様より地域福祉基金指定寄附金として7万3,400円をいただいたものであります。
 次に、17款1項1目基金繰入金は、今回の補正予算の調整財源として、財政調整基金からの繰入金2,447万6,000円を計上いたしております。
 次に、19款4項4目雑入は、翼まちづくり協議会が実施する自主防災組織育成助成事業に対する財団法人自治総合センターからの助成金等として103万8,000円を計上いたしております。
 続きまして、歳出でございますが、20ページをお願いいたします。
 2款1項3目市民活動支援費の市民活動運営事業では、翼まちづくり協議会が防災訓練等を継続的に充実した活動を行うために必要な資機材の整備に対する補助金として、コミュニティ助成事業補助金102万1,000円を計上いたしております。
 2款1項20目構造改革推進費の地域内分権推進事業では、平成20年7月1日オープン予定の(仮称)翼ふれあいプラザの管理委託料として450万9,000円を計上いたしております。
 次に、3款1項4目障害者在宅・施設介護費の障害者自立支援給付事業では、市内の事業所が実施する新体系事業の円滑化を図るため、障害者自立支援サービス円滑化事業費補助金として1,363万1,000円を計上いたしております。
 次に、10款1項3目教育指導費の児童生徒健全育成事業では、愛知県が環境対策の一環として実施する緑の教室モデル事業を高取小学校が実施するための事業費として10万2,000円を計上いたしております。
 次に、10款2項1目学校管理費の小学校維持管理事業では、高取小学校における特別支援学級の増に伴う教室の不足を補うための改造工事費として635万3,000円を計上いたしております。
 以上が一般会計補正予算の概要でございます。
 何とぞ慎重な御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
議長(内藤皓嗣) 病院事務部長。
病院事務部長(神谷清久) 議案第45号 平成20年度高浜市病院事業会計補正予算(第1回)につきまして御説明を申し上げます。
 別冊の病院事業会計補正予算書の3ページをお願いいたします。
 今回の補正は、医療過誤による損害賠償額の決定に伴い、収入及び支出をそれぞれ増額する補正でございます。
 第2条の収益的収入及び支出は、収入の第1款第2項医業外収益において430万円を増額し、補正後の病院事業収益を8億5,829万6,000円とするものであります。
 収入の内訳につきましては、1款病院事業収益、2項医業外収益、6目その他医業外収益で、社団法人全国自治体病院協議会から医療過誤における保険金として430万円が支払いされることに伴い、その他雑入430万円を増額するものでございます。
 支出の第1款第1項医業費用で429万9,000円を増額し、補正後の病院事業費用を12億4,580万9,000円とするものでございます。
 支出の内訳につきましては、第1款病院事業費用、第1項医業費用、第3目経費のうち、医療過誤による損害賠償金429万9,000円を増額するものでございます。
 なお、詳細につきましては、7ページ以降に掲載してございますので、よろしくお願いを申し上げます。
議長(内藤皓嗣) 日程第7 報告第3号から報告第6号までを、会議規則第34条の規定により、一括議題といたします。
 順次、報告説明を求めます。
 行政管理部長。
行政管理部長(岸上善徳) それでは、報告第3号の繰越明許費繰越計算書(一般会計)について御説明申し上げます。
 本件は、平成19年12月定例会における議案第60号 一般会計補正予算(第4回)において、繰越明許費としてお認めをいただいたもので、これを平成20年度に繰り越しをいたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により御報告をさせていただくものでございます。
 内容といたしましては、まず、2款総務費、1項総務管理費の地域内分権推進事業におけるJAあいち中央高浜中部支店跡施設改修工事及び改修工事監理委託事業においては、設計に不測の日数を要し、また、入札も不調となったため年度内での完了が困難となったことにより、平成20年度に繰り越すこととしたものであります。
 次に、3款民生費、1項社会福祉費の乳幼児医療事業における福祉医療費受給者管理システム開発委託事業においては、レセプト情報に基づく医療費の支給額の算定に係る部分の開発について、愛知県国民健康保険団体連合会からのデータ提供時期の関係から、年度内での完了が困難となったことにより、平成20年度に繰り越すこととしたものでございます。
 次に、10款教育費、6項保健体育費のスポーツ施設維持管理事業における碧海グランド改修事業においては、碧海グランドの年間利用計画にかんがみ12月補正で対応した事業であり、年度内での完了が困難となったことにより、平成20年度に繰り越すこととしたものでございます。
 以上、よろしくお願いいたします。
議長(内藤皓嗣) 都市政策部長。
都市政策部長(小笠原 修) 報告第4号 平成19年度高浜市水道事業会計予算の繰越しについて御報告申し上げます。
 本件は、地方公営企業法第26条第1項の規定により、平成19年度高浜市水道事業会計予算において建設改良費の繰り越しをいたしましたので、同条第3項の規定に基づき報告をさせていただくものであります。
 この内容は、1款資本的支出、1項建設改良費、2目水道施設近代化事業費のうち、吉浜配水場耐震対策工事において、配水池の耐震対策工事を実施するに当たり、市内への配水方法について愛知県企業庁と協議を進めておりましたが、安定給水の確保、安全対策等で協議に不測の日数を要したことから約1カ月工事期間を延伸し、配水ポンプ、ポンプ制御施設等の試運転調整を行い、通常運転に戻すため工事の繰り越しをしたものであります。
 次に、報告第5号 平成19年度高浜市土地開発公社の経営状況について御報告申し上げます。
 本件は、去る5月19日に会計監査に付し、5月26日の理事会において認定をいただいております。
 最初に事業の概要について御説明いたします。3ページをお開きいただきたいと思います。
 まず、平成19年度において新たな用地取得は執行いたしておりませんが、処分については3件、面積688.19平方メートル、金額9,730万6,236円を執行いたしました。この結果、平成19年度末における公社所有地は4,029.76平方メートルで、借入金は前年度末に比べ68%の約2億500万円となっております。
 なお、4ページ、5ページに事業別の明細を添付させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、決算報告書の収益的収入及び支出について御説明いたします。6ページ、7ページをお開きください。
 収入の1款事業収益、決算額9,843万9,786円は、公有用地売却収益及び保有土地賃貸等収益でございます。
 2款事業外収益、決算額12万5,809円は、受取利息でございます。
 次に、支出の1款事業原価、決算額9,730万6,236円は、公有用地売却原価でございます。
 2款販売費及び一般管理費、決算額110万1,613円は、役員報酬、法人市県民税の均等割、有償借地に伴う固定資産税の支払い等が主なものとなっております。
 次に、資本的収入及び支出について御説明いたします。8ページ、9ページをごらんください。
 収入の1款資本的収入、決算額9,963万7,243円は、借入金及び造成事業費用振替収入でございます。
 次に、支出の1款資本的支出、決算額9,963万7,243円は、公有地取得事業費、用地売却に伴う借入金の償還金でございます。
 次に、10ページの損益計算書でございますが、事業収益は、公有地取得事業収益及び附帯等事業収益で9,843万9,786円、事業原価は、公有地取得事業原価で9,730万6,236円、事業総利益は113万3,550円、販売費及び一般管理費は110万1,613円、事業利益は3万1,937円、事業外収益は、受取利息で12万5,809円、経常利益は15万7,746円、当期純利益も15万7,746円となっております。
 次に、11ページの賃借対照表でございますが、この表は、平成20年3月31日現在の公社の保有財産の状況を表にしたものでございます。資産としまして、流動資産として現金預金、公有用地及び代替地で2億9,047万5,900円、固定資産として、投資その他の資産で1,000万円、資産合計は3億47万5,900円でございます。
 次に、負債としまして、固定負債として長期借入金2億489万8,518円、負債合計は2億489万8,518円。
 次に、資本としまして、基本金として基本財産で1,000万円、基本金合計は1,000万円、準備金として前期繰越準備金及び当期純利益で8,557万7,382円でございます。よって、負債資本合計は3億47万5,900円でございます。
 次に、12ページのキャッシュ・フロー計算書でございます。
 事業活動によるキャッシュ・フロー計といたしましては9,513万2,975円でございます。
 投資活動によるキャッシュ・フローの計はございません。
 財務活動によるキャッシュ・フロー計といたしまして、マイナス9,497万5,229円でございます。
 最後に土地開発公社が保有する現金及び現金同等物の資金が明確となるキャッシュ・フローでございますが、現金及び現金同等物が15万7,746円増加いたしまして、現金及び現金同等物期末残高としましては2,277万537円でございます。
 次に、13ページの事業費原価計算書でございますが、当年度公有地取得原価と前年度末公有用地原価との合計額から当年度公有地売却原価を差し引いた額2億6,770万5,363円が平成19年度末の公有用地原価となっております。
 次に、剰余金計算書及び14ページの剰余金処分計算書でございますが、この計算書は、平成18年度から繰り越しされた利益剰余金と平成19年度の当期純利益との合計額8,557万7,382円を平成20年度へ繰り越したものでございます。
 次に、財産目録でございますが、この目録は、平成20年3月31日現在の公社の財産状況を表にしたもので、資産としまして、流動資産として現金預金、公有用地及び代替地で2億9,047万5,900円、固定資産として投資その他の資産で1,000万円、資産合計は3億47万5,900円でございます。
 次に、負債としまして、固定負債として長期借入金2億489万8,518円、負債合計は2億489万8,518円で9,557万7,382円が差し引き純財産となっております。
 次に、15ページの基本金明細表でございますが、基本財産1,000万円は、高浜市より出資されているものでございます。
 次に、借入金明細表でございますが、平成20年3月31日現在の借入金は2億489万8,518円で、前年度末と比較いたしまして約9,500万円の減となっております。
 最後に16ページは、平成20年3月31日現在における公社所有地の一覧表でございますので、御参照いただきたいと思います。
 以上、平成19年度高浜市土地開発公社の経営状況についての報告とさせていただきます。
議長(内藤皓嗣) 行政管理部長。
行政管理部長(岸上善徳) それでは、報告第6号 平成19年度高浜市総合サービス株式会社の経営状況について御報告申し上げます。
 まず、平成19年度第14期決算報告書、1ページの営業の報告を御説明いたします。
 営業の概要部分、上から三つ目の段落でございます。今期は、高浜市から新たに国民健康保険窓口業務、子育て支援医療窓口業務などを受託し、合わせて56業務を受託するほか、高浜市以外では衣浦衛生組合、衣浦港ポートアイランド環境事業センターなどから12業務を受託しております。
 この結果、今期の売上高は、前年度より約1月9日%増の6億6,027万円となっております。
 内訳といたしましては、4ページの売上高明細書のとおり、受託収入としまして、1の市役所コントロール室収入から31の広報原稿作成事業収入までで5億2,813万7,832円。前期と比較いたしまして4,416万8,380円の増収でございます。
 一方、事業収入は1億3,213万2,453円。前期と比較いたしまして3,141万2,914円の減収となっており、この主な原因としましては、かわら美術館のミュージアムショップの販売収入において2,662万5,467円の減収によるものでございます。
 次に、今期の従業員の体制につきましては、1ページの中段のとおり、平成20年3月31日現在で正規社員78人、臨時社員165人、合計243人により、それぞれ各種業務の遂行に当たっております。
 このうち女性社員につきましては188人で全社員の77.4%、60歳以上の社員につきましては86人で35.4%、平均年齢につきましては51.8歳となっております。
 続きまして、2ページの貸借対照表について御説明申し上げます。
 資産額は1億8,927万1,982円で、前期と比較し3,596万7,573円の増額となっております。
 まず、資産の部でございますが、流動資産は、現金・預金、商品、未収入金など、合わせて1億7,992万4,451円。固定資産は、有形固定資産、無形固定資産、投資その他の資産を合わせまして934万7,531円で、このうち有形固定資産の建物につきましては、当事務所の床、天井、壁などの内装の部分改修によるものでございます。車両運搬具は、社用車5台と高浜市等に対するリース自動車23台分でございます。
 また、器具備品につきましては、OA機器、パソコン等と、市立病院売店における商品の陳列棚、自動紙折り機等でございます。
 次に、負債の部でございますが、流動負債は、買掛金、未払金、預り金、賞与引当金を繰り入れまして、未払消費税まで、合わせて7,080万3,116円でございます。純資産の部では、資本金5,000万円と利益剰余金6,846万8,866円で、純資産合計1億1,846万8,866円となっております。
 続きまして、3ページの損益計算書をお願いいたします。
 今期の売上高は6億6,027万285円、販売費及び一般管理費は5億163万3,840円となっております。
 この販売費及び一般管理費の内訳につきましては、5ページをお願いいたします。
 今期の事業経費は22科目、総額で5億163万3,840円でございます。主な経費である人件費は、1の給料手当、2の退職給与金、3の法定福利費を合わせまして4億1,939万7,741円で、全体の83.6%の割合となっており、総額で、前期と比べまして1,495万2,070円の増となっております。
 再度、3ページの損益計算書をお願いいたします。
 平成19年度、第14期の営業利益は4,187万9,869円、営業外収益を加えました税引き前当期純利益は4,208万7,658円、法人税、住民税及び事業税、法人税等調整額を控除した当期純利益は2,562万4,188円でございます。
 なお、今期の黒字につきましては、受託収入の伸びに対し、退職をしました社員と新たに雇用をいたしました社員との人件費の差、消耗品、減価償却費の減、及び、清掃業務において長期継続契約を結んだことによるコストの削減によるものでございます。
 次に、6ページの株主資本等変動計算書をお願いいたします。
 当期未の株主資本残高は、前期末の株主資本残高9,284万4,678円より、当期純利益を加えまして1億1,846万8,866円となります。
 なお、利益処分(案)につきましては、平成18年の会社法の施行に伴いまして、株主資本等変動計算書に整理統合されることとなりましたので、よろしくお願い申し上げます。
 最後に7ページの個別注記表でございますが、決算報告書の会計処理方針等につきまして個別に注記をお示ししております。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(内藤皓嗣) ただいまの報告第3号から報告第6号までは報告事項でございますので、御了承を願います。
 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。
 再開は、6月9日午前10時であります。
 本日は、これをもって散会といたします。長時間、協力ありがとうございました。
午前10時50分散会